« 2006年04月 | メイン | 2006年06月 »

2006年05月18日

デルフィニア熱 再来

 先日,デルフィニア戦記の外伝であるところの「大鷲の誓い」を読んでしまい,にわかにデルフィニア熱が再来してしまった…。

 新書は全部実家に置いてきてるので手元にないけど,ありがたいことに文庫版をなぜかそろえてしまっていたので,全十八冊,先週から土日にかけて読破。

 最近当たりくじをなかなか引かないので,没頭できる本を読める幸せを久しぶりに実感。やっぱりこれは名作ですなぁ。しみじみ楽しみました。

 ついでに自重でゆがんできていた据え付け本棚が不憫になってきたので,一部をブコフにドナドナ。新しい文庫が多かったので,200冊でそれなりになりました。これで半分くらいになったかなぁ…。

下降線からリフレッシュ

 なぜだか気分が下降線気味なので,気分転換を試みた。

 お仕事終了後,コンビニでカップラーメン一個買って一路奥多摩駅へ。役場の脇から多摩川河川敷に降りて, なぜか蒼インプ君に常備しているガストーチを使ってプチアウトドア。

 雨降った後で空気は澄んでるし,川の流れる音しか聞こえないし,適度な気温だったので,ラーメンすすって, 背もたれるのにちょうどいい岩を見つけてコーヒー飲んでのんびりしんこきゅー。

 …少しすっきりしました。

2006年05月21日

【ドライブ】清里・野辺山~蓼科ビーナスライン

 昨日の変な天気から一転,ド・ピーカンになってくれたので,天気に誘われてちょっとドライブ。

 今回は前々から気にはなっていた清里から野辺山,あわよくば蓼科・白樺湖まで足を伸ばしてしまおうかと,とりあえず中央道を走る。

 初っぱなから距離勘定を間違えて,ETCの通勤割引適用を逃すという痛恨事はあったものの,道中はスムーズ,天気もよく, 車もそんなに多くもないし絶好のコンディション。

 まずは清里の市街地をうろちょろしつつ上っていく。適度に遊ぶ場所もあるけど,そんなに派手な雰囲気でもなく, のんびり避暑をするにはいい感じ。朝も早かったので,そんなに見ては回らず,そのまま野辺山まで登ってしまう。

八ヶ岳連峰  DSC_0029t

 JR最高高度点 では,八ヶ岳連峰がきれいに見えました。そのまま小海線の線路沿いに進み,最初の目的地へ。

おっきな白いお皿の群れ

 野辺山の電波天文台です。一度は行ってみようとずっと思っていたところ。10mのアンテナが6機で,奥に48mのどでかいのが1機。 ほかにも太陽観測の小さいのがたくさんと,とにかくパラボラだらけ。10mは時々ういんういん動いてました。 周りを山に囲まれた何もないところに,視線を点に向けた白いお皿がたくさん…。まあ,妙っちゃ妙な光景でした。

 野辺山を越えて,下りながら小海の方へ。新緑鮮やかな谷間を抜け,松原湖のところから,峠道を上り始める。メルヘン街道・ 麦草峠を超えて,一気に蓼科ビーナスラインに抜ける道。案外広めのきれいな道でひたすら上る上る。

最高到達点

 さすがにここまで上ってくると,空気はまだ冷たく,道の脇には雪もちらほら。 峠を越えた先では八ヶ岳連峰がよく見えるところも何カ所か。

 案外すぐにビーナスラインに合流し,いったん蓼科湖方面へ下る。目的地は乙女滝。ちっと名前がアレだけど, 車道からすぐに見に行けるというお手軽な場所らしいので(笑)

   DSC_0050t

 近くまでいけたので,結構な迫力でした。

 このあとは,行ってみたら思いの外蓼科湖はしょぼかったので,さくっとスルーして,途中のおそば屋さんで天ざるをいただく。 この天ぷら,山菜満点でかなりおいしかったです。惜しむらくは自分の知識不足で何を食べているのかがわからなかったこと。 おそばも歯ごたえばっちりでこっちもなかなか。おなかポムポムでした。

 満足できたところで,ビーナスラインを上り,白樺湖湖畔,日帰り温泉施設のすずらんの湯でちょっとのんびりして, あとはひたすらビーナスラインを上る。車山高原では,高原のくせになぜかある滑走路を使ってグライダーが二機, のんびりぐるぐる飛んでました。たのしそーだったなぁ。そういえば,途中のスキー場ではパラグライダーがやっぱり二機飛んでたなぁ…。

 蓼科,白樺エリアは雰囲気的に軽井沢を軽くしたような感じで,ちょっといただけなかったかも。 こっちはスキー場が多いからくるなら冬なのかなぁ。夏の避暑なら清里の方が良さげ。とはいえ, ちょっと足を伸ばせば軽井沢もすぐなんだけどね。

 美ヶ原に行く手前でビーナスラインから離れ,一気に下って下諏訪へ。諏訪大社をお参り,と思ったんだけど,諏訪大社は上諏訪, 下諏訪で分かれてて,さらに上社でも二つ,下社でも二つと計四つに分かれているらしく。時間的に厳しかったので,下社秋宮と春宮をお参り。 なぜか秋宮がかなり立派で,春宮はそれに比べてしまうと…。

DSC_0074 春宮

 このころにはぼちぼち日も傾き始めていたので,帰途につく。今度は行きと同じ轍を踏まないように, ちゃんと割引が効くところまで甲州街道で東進し,中央道へ。

 案の定小仏が絶賛渋滞中で,それにはまりながらずるずる帰り。最終的に総走行距離461.9キロ。いや~, 天気がよかったからかなり気持ちよく走ったけど,よく走ったなぁ。