« 2000年02月 | メイン | 2000年04月 »

2000年03月02日

ろけっちあ?


 なんだか今日はとっても暖かかった。しかし、気がつけばもう三月。春の足音が背後からひたひたと聞こえてきてもおかしくない時期になってしまった。春休みも後一月。なのに、未だに休みに入った気がしていないのはなぜ? 律儀に研究室に通っているせいであることは八割方間違いないだろう。焼き入れなきゃいけない試料があったものの、炉が誰かに占領されていたので、にっちもさっちもいかず、結局昼ご飯だけ食べて帰ってきてしまった。おかげでいっこうに実験に手がつけられない。まったく。

 いい天気だったので、何となくこのまま帰るのもむなしいと思い、お買い物。のぞいた先の本屋でがっつり購入。新渡戸さんが昇天してしまった(^^; 買ったのはスニーカー文庫の新刊「beat gunner2」と「ロケットボーイズ」というハードカバー上下巻。前者は空戦アクションものといえるだろうか? でもあんまり文体好きじゃない。何となく買ってしまった。よけいな出費。たまにはこういうこともあり。後者のハードカバー、大きな買い物だったが、買わないわけにはいかなかった。元NASA技術者の限りなく実話に近い小説。小さな炭坑の街の高校生が、仲間を集ってお手製ロケットを上げる話。「遠い空の向こうに」という邦題で現在劇場公開中の映画の原作になる。本当はこの映画が見たかったのに、東京・日比谷でしか上映していないのだ。アメリカじゃ大ヒットだったのに。どこかでやってくれることを祈るばかりである。とりあえず、今日は文庫の読破で我慢して、明日以降じっくり味わって読むつもり。これで萎えかけた気力を取り戻せるといいのだけど。

 何となく安かったから買ってしまった「サクラ大戦2」、なかなか苦戦中。こんなに長いものとは思わず、いかんですなぁ。 そろそろ決起の時期かも知れません……(笑)
--------

2000年03月09日

アメリカのバイタリティー


 現在、突発的な(?)帰省中です。その目的は、一つの映画を見ること。

 「遠い空の向こうに」

 1950,60年代のアメリカの田舎の炭坑町の高校生が、ソ連の打ち上げた人類初の人工衛星スプートニクに触発されて、ロケットを打ち上げる話。昔も今もアメリカの田舎町では、娯楽といえばフットボールしかないところで周りの大人や友人から白い目で見られながらも、理解ある人たちの協力を得てロケットを制作、打ち上げ、失敗を繰り返す。その過程で生じる父と子の意見の衝突。最後には町中の協力を経て、科学フェア全国大会で最優秀賞を獲得する。そして、父親との和解。

 どうせ無理だから、とあきらめてしまわずに、やるだけやってみようという力をくれる作品で、共感する部分はどんな年代の人にもあるでしょう。実際、映画館にいた人たちの年齢層は本当に多岐にわたっていた。とくに、スーツのおじさんやなぜだかちょっと年のいったおばさんが多かった。一般での評価も高いから、今は東京の一館での上映だけど、そのうちそこらへんでやることもあるでしょう。機会があったら一度見に行くとよいと思います。へこんでいる気持ちに、浮き上がらせる力をもらえます。

 しかし、これをみるとアメリカという国の強さがこういうところからくるのだろうなという実感ももてます。日本はアメリカには勝てないという実感が。自分たちで新しい国を作ってきたんだという力強さが、あの大きな国を作ってきたのだと痛感しました。日本人にもあんな力強さがもてたら、と思います。

 いろいろと考えさせられる映画でしたが、質はとてもよいと思います。できれば、全国で上映することを願っています。

 映画ついでに、電脳街をうろつきました。Pen3の600が安いのが、気になって気になって。そのうち衝動買いに走りそうな気配。これ使うほど立派なことに使ってないんだけど、うちのPC。
--------

2000年03月22日

肝臓にわるいのかも?


 久々の更新ですな。いかんですな、怠け癖がついてしまって(^^;

 昨日は研究室の追い出しコンパでした。まぁ、卒業シーズンと言うことで。招待された方数名を含め、総勢20名の大所帯。下っ端のワタシは幹事の仕事で結構大変でした。一次会終了後、会計をしているとき店員さんに「韓国からの留学生の方、多いんですね」って言われました。そうです、多いんです。二次会で行ったカクテルメインのお店では、某仏客員教授様がカクテルはわからないと言うので、片言の英語で意志疎通を図りながらオーダーするというこれまたつらいお仕事。女性バーテンの方が、これまたなれない英語で一生懸命聞いてくれました。出るときにお礼を言いたかったんですが、言えませんでした。この場を借りてどうもでした(__)(笑) 三次会は無難にカラオケ。しかし、たちの悪い酔っぱらいが約一名。気分台無し。多くは語らず。といった飲み会でした。

 今日は、お昼頃まで寝ていたのですが、どうも頭の片隅にもやがかかっていてすっきりしません。どうやらまだお酒君が残っているご様子。二年前は翌日はいつも気分爽快だったものですけど、最近はだんだん肝臓の処理能力が落ちてきているようです。パソコンみたいに簡単にアップグレードできれば便利なんですけど。そんな都合のいいものなんてないですな。

 アップグレード言えば、本格的にうちの電脳環境強化を画策中。しかし、目を付けていたマザーボードが仙台では見あたらず。いきなり座礁な気配。他のはどうもぱっとしないのだ。インテルさん、もう少しはっきりしたチップセット、はやくリリースしてくださいな。このアップグレードの費用に、というわけでもないですが、本日は、バイトの面接に行ってきました。家庭教師の代わりです。採用と決まったわけではないですが、接客業でもやろうかと。決まったら、公表しましょう。さぁて、明日はまた研究室行って実験ですな。春休みのはずなんだけどなー。
--------

2000年03月28日

なんとか、なってるのか、な?


 以前より、その導入をもくろんでいた日記自動生成CGIの設置についに成功。その稼働状態に入りました。これというのも、とある状況の変化によるものなんですが、忙しくなるだけの変化なので、あまりうれしくないかもしれません。

 前々から悩み続けていた我が家の電脳環境強化計画をついに実行しました。しかし、またこれがとんでもないトラブルメーカーで、この週末は延々OSの再インストールを繰り返していました。換装したのはCPUとそれに付随した母板なのですが、この板がくせ者。なにってASUSのP3V4Xなんですけどね。やはり互換チップはくせ者だったのかもしれない。OSもアプリケーションもエラーが出ずにセットアップを終了したことがないという(^^; はるかさんが同じ板を使っているために、そこでアドバイス何ぞをもらいつつ、何とかやっています。しかし、AGPは4Xで駆動することかなわず、1X駆動にも関わらず、DirectXの動作は不安定。つらいものはありますな。しかし、CPU換装の恩恵は大きく、SETI@HOMEの1ユニットに対する所要時間は、一気に半分に。こういうところでしか、その早さを実感できないのが何とも情けないもんですけどね(^^; まぁ、いずれにしてもこれからのんびりと、この板を手懐けていくとしましょう(笑)
--------

2000年03月30日

未だ安定せず(泣)


 母板とCPUを換装してから明日でもう一週間。IDEケーブルをすべてATA66対応ケーブルに差し替えることで、つかの間の安定をみたモノの、予断を許さぬ状況。アプリケーションのインストールをやると、半分の確率で再起動後、レジストリの読み込みに失敗し、再び再起動。しばらく昔のレジストリに書き変わる。こんなことがたびたび起こるモノだから、インストールに成功すると、すぐにレジストリのバックアップを取る。おかげで、日付の入ったレジストリバックアップが並ぶことになる。ここ数日は、常にレジストリエラーとの戦いである。ビデオカードであるところのG400くんは、バスマスタを有効にしているとやばいとか、4X駆動させるとやばいとか、いろいろと聞くが、問題なしとの報告もまたある。このへんのいい加減さが自作PCらしさと言うところなのかもしれない。けど、迷惑だ(笑) ふつうにエラーが出るのはもう慣れたが、頼むからRを焼いているときに、気づかぬうちにハングるのだけはやめてくれ。おかげで、ここにきてデジタルコースターを量産してしまっている。買ったときからここまであんまり失敗してなかったのに。

 とにもかくにも、わがまま板であるP3V4X。安定してくれるようになるBIOSがリリースされるのはいったいいつになるのやら。たのむよ、ASUSさん。

 日記自動生成CGIが無事稼働し始めたのにあわせて、密かにサイトの雰囲気をがらっと変えてみようかとも考え中。しかし、ガッコの方のサイトも作り替えねばならぬので、結構大変かも。ま、乞うご期待ということで。

 しかし、勉強しろよ、わし……。
--------