« 2002年07月 | メイン | 2002年09月 »

2002年08月02日

もーしょですねぇ


 最近暑いですね。杜の都とはいっても暑いものは暑いです。夕べは夜になってもちっとも気温が下がらなかったし。いや、つらいです。
 ……なーんて、気がつけばもう八月ですから、それも当たり前か。今週初めに、前期のゼミが終了し、気分的にも夏休みに突入したいところなのに、プチ出張先であるところのけんきうぢょの今後の予定を聞かされたところによると、どうもおちおち休んでいられなそうな雰囲気なのが、なんだか。暑い中、パパさん駆ってがんばって通いますよ。えぇ。
 -最近の戦果-


    「ラーゼフォン1」大野木寛/MJ文庫

    「さまよえる海(下) スターハンドラー2」草上 仁/ソノラマ文庫

    「カウボーイビバップ 天国の扉」渡辺信一郎/角川スニーカー文庫

    「愚者のエンドロール」米澤穂信

--------

2002年08月05日

七夕祭り


 明日から、仙台は七夕祭りな訳で、その前日である今夜は前夜祭と称して、花火大会が催されている次第です。今も外は偉くにぎやかですが、そんな中ワタシはけんきうしつでこれを打っていると言う……。ま、いいか。道路混む前に帰ろ(泣)


--------

2002年08月10日

夏真っ盛り


 今日、メールで残暑見舞いが届きました。
 気がついたら、もう立秋を越えて、暦の上では秋なんですよね。暑さはまだまだこれからという感じですけど。お盆休みに入って、高速道なんかでは帰省ラッシュが始まり、お台場では夏の戦いが繰り広げられているわけです(笑) ワタシはと言えば、あまり夏も休みも関係なく、実験準備に通う日々。けんきうじょの方の予定が詰まっているから、スケジュールのやりくりが大変そうなのだ。そのくせ、夕方から6時間も、けんきうしつでもたまにやる、他人からみたらひどくくだらない議論をかましてみて、帰りが夜中の2時などと言う馬鹿なことをしてみたり。根が議論好きなのかもなぁ、自分。
 6日をもって、RO(ラグナロクオンライン)のβ1テストが終了し、来週12日から晴れてβ2テストが開始される予定に至り、今週はROに潜れない暇な状態になってしまったわけだ。で、それを穴埋めするために、15日間ある無料期間を活用して、リネージュに浮気してみた。そもそもはじめから一時の浮気のつもりだったので、クランに入ってどっぷりつかるつもりはなかったのだが、2日目にして、クラン入り。ちょっと遠出して迷ったときにナンパされてしまいました(笑) おかげですすみも早くなるけど、抜けにくくもなってしまって……。まあ、ROのβ2が予定通り始まることはあまり考えられないので、それまでのつなぎとなってくれることでしょう。
 -今日の戦果-


    「パラサイトムーン4 甲院夜話」渡瀬草一郎/電撃文庫

    「ヴァルキュリアの機甲2 ~恋愛操作~」ゆうきりん/電撃文庫

 今月不作。萌えネタ炸裂佐藤ケイの泣きモノがあるのだけど、今ひとつ惹かれないのだよなぁ。寄生月は今回もよし。めちゃめちゃ引きが強いので、続刊の早期発行を願うばかり。渡瀬氏のは、おちついてよめるからいい。

--------

2002年08月14日

ヒートアイランド恐るべし


 というわけで、帰省中であるのですが、とにかく首都圏の暑さは異常です。絶対変です。何とかしてください! いや、もうただただそんな感じですよ。
 案の定というか何というか、延期に次ぐ延期のラグナロクオンライン日本β2テストの開始が本日21:00と言うので早速つないでみるも、やっぱり真っ先にパッチ鯖がご逝去なされたようで、どうにもならないですね。しかし、アクティブユーザー、そんなに多いんでしょうか? さすがタダゲーというところかなぁ? ワタシは、ピッチ環境でできるところまでやってみるつもりですが、果てさてどこまで頑張れるか……。問題は回線速度よりも、懐具合というのは非常に現実的ですがね、ふっ。

--------

2002年08月17日

観覧レポ・猫の恩返し


 帰省中、すでに向こうの方が娯楽環境という点で構築完了してしまっているおかげで、帰ってきてもすることがなく、手持ちぶさただったりするわけで。ネットにつないでみるも、いまさらアナログモデムの環境で時間を気にしながらネットに潜るのもなんだかなぁ、と。せっかくROもまともに始まったのに、ノートのグラフィックパワーではどうにもならず。しかたないのでほかの娯楽を探す。というわけで、なんとなく観て参りました。「猫の恩返し」 以下に感想をば。
 素直な映画でした。昨今よくある蘊蓄たっぷり、思想・主張たっぷりなものが食傷気味な身にとっては、ただただ素直に笑って楽しめるのんきな作品はありがたいというか。少し駆け足で、短めというのが残念だったかな。事務所のシーンはもうちょっと長くほしかった。あのあたりのやりとりが一番雰囲気がよかったし。あとは、ハル母の出番をもっと! あーゆーいい味出しているキャラクターは大事にしないと(笑) ま、でも絵はジブリだからきれいだから落ち着いてみられるし、のんびり映画でしたな。謎なのは「ぎぶりーず」だな。どうもアレは好きになれない。しかもむやみに長い。あれの時間を恩返しに回してくれた方が、正直よい。2作目ってことはそれなりに好評なのか……。謎である。
 まあ、そんな感じでのんべんだらりと夏期休暇中な訳ですよ。きっと嵐ともに戻ることになると思われ。

--------

2002年08月21日

ひきこもるぞ、このやろw


 最近、勤労意欲がずんずん萎んでいる。活字とネットさえあればほかに何もいらねー、というかなり危険な状況だったり。朝、ガッコに出て行くのがかなりの苦痛。寝られるモノならそのまま寝てようかとかゆー。なんだかな、今やってることの全体像というか、流れみたいなモノが相変わらずつかめていないのと、プチ出張先で最近異常に多い『なんちゃって社会派ディベート大会』が精神的圧迫につながっているのかも。何事もやりすぎはよくないと言うことで。
 やっとまともに稼働し始めたラグナロクオンラインだけど、結局回線が重かったり、バグが多かったり、ちっとも公知がでなかったりと、期待を裏切らない癌砲ぶりと言おうか。せっかくプリースト目指して新規育成を始めても、狩り場が使えなくてどうにもならず。まぁ、のんびりやろうか。そういえば、つなぎでやっていたリネージュで、なし崩し的に入っていたクランが解散したご様子。無料期間切れちったからつなげられないんだけどね。
 -今日の戦果-


    「東方ウィッチクラフト 螺旋舞踊」竹岡葉月/集英社コバルト文庫

    「天高く、雲は流れ12」冴木 忍/富士見ファンタジア文庫

 富士見の新刊は今月不作。一冊気になるのもあったけど、ちょっと保留。ウィッチクラフトはネット通販で既刊全部頼んでしまった。とくに大当たりというわけでもないけど、軽いタッチの話なので気楽に楽しむために。

--------

2002年08月24日

整理整頓、そして……


 このところの週末と言えば、本読んでるかROやってるかのどちらか。でも、今日はずっとROの調子がおかしくて入れないので、本を読んだりしているわけで。……で、相変わらず欲望のままに書籍購入を行っている次第。
 -今日の戦果-


    「東方ウィッチクラフト 願え箒の星に」竹岡葉月/集英社コバルト文庫

    「東方ウィッチクラフト 神様はダイスを振らない」竹岡葉月/集英社コバルト文庫

    「東方ウィッチクラフト 彼女は永遠の森で」竹岡葉月/集英社コバルト文庫

    「ここほれONEONE2」小川一水/集英社スーパーダッシュ文庫

    「R.O.D. Read or Die」倉田英之/集英社スーパーダッシュ文庫

    「R.O.D. Read or Die 第二巻」倉田英之/集英社スーパーダッシュ文庫

    「R.O.D. Read or Die 第三巻」倉田英之/集英社スーパーダッシュ文庫

    「R.O.D. Read or Die 第四巻」倉田英之/集英社スーパーダッシュ文庫

    「R.O.D. Read or Die 第五巻」倉田英之/集英社スーパーダッシュ文庫

    「R.O.D. Read or Die 第六巻」倉田英之/集英社スーパーダッシュ文庫

    「ラーゼフォン2」大野木 寛/MJ文庫

 というわけで、ガッツリ買ったので本棚がパンク。仕方ないので本棚整理にいそしむことになるわけだ。段ボール倉庫に避難させるあまり読み返しはしないモノと、残念ながら里子に出すモノとにわけ、さらに本棚の入れ方を少し変えてみる。これによって、かなりスペースができた、のだけれど、スペースができれば当然そのスペースを埋めるモノが新しく生じることになるんでしょうね、きっと。ま、キリがないと言うことで。
 きっと明日もROは調子がおかしいだろうから、食料調達もかねて、カレーの煮込みでもしようかとたくらみ中だったりするんだな。

--------

2002年08月25日

【米澤穂信】愚者のエンドロール


「愚者のエンドロール」
著者:米澤穂信
イラスト:高野音彦
角川スニーカー文庫
bk1

 スニーカーレーベルのミステリーもの。評価が高かった前作「氷菓」に続いて、今回もなかなか。
 どかんとした衝撃はなく、主役であるところのホータローが淡々としているので、全編そんな雰囲気。だけど、その淡々とした中にあるちょっとした起伏がおもしろい。また、中心の各キャラたちもなかなか和ませてくれる。今回は、前回よりミステリーミステリーしているけど、殺伐としていないのが好感。乙一に雰囲気にてるかなぁ。……そういえば、綾辻ネタが転がってたな。
 これからもホータロー君たちにはいろいろと活躍してもらえそうなのが期待大かな。

2002年08月27日

【小川一水】ここほれONE-ONE!2


「ここほれONE-ONE!2」
著者:小川一水
イラスト:高木章次
集英社スーパーダッシュ文庫
" →bk1"

 小川印の職業シリーズ(勝手に命名) 土木工事に焦点を当てたシリーズの2作目。最終巻になるのかな? あまりといえばあまりの題名と、ちょいと濃い目のイラストのせいで何とはなしに敬遠しそうになるけど、そこはそれ、小川氏の取材に基づく妙にリアルな職業現場の一端をかいま見られるのはいつも通り。
 最後の方の怒濤の展開は、文中で科学的な論議がなされているので、時々ついていけなくなるけど、傍らに地図を置いてゆっくり読むと、新たな発見があるかも。
 文体に癖があるわけでもなく、読みやすく部分的にSFしているので、日頃よく見る土木屋さんの仕事を知るにはいい入り口かもしれません。働くおとこはかっくい~。

2002年08月30日

【倉田英之】R.O.D. READ OR DIE


「R.O.D. READ OR DIE」
著者:倉田英之
イラスト:羽音たらく
集英社スーパーダッシュ文庫
bk1

 Read or Die -読むか、それとも死ぬか- 活字中毒症状が末期を迎えると、もしかするとこういう事態も生じる、かねぇ? それほどまでに本が好きな主人公・読子リードマン(すごい名前だよ)が遭遇する事件だらけのアクションノベル(ほんとかよ)
 第一巻目ということで、中心二人の出会いがメインで、このシリーズ独特の、奇妙な能力大合戦もそんなに派手でもなく。何よりも活字中毒の気がある人ならば、一度や二度は頷いてしまうシーンがあるというのが一番のウリか。
 軽いタッチですらすら読める、気軽なシリーズ。まさに喫茶店にはいるときのお供にどうぞ的な一冊か。とりあえず、「一店買い」は活字中毒者の夢だと思います。ワタシもいっぺんやってみたいし。