とことんさからうか! うぉのれ!
Apacheがいうこときかんー! 文字コードの問題は、どうやら改行コードが原因だったようですが。それにしても、いまだに思うようにCGIがうごかん。なんでやー!
昨日は、1日。ということで、久しぶりの映画にでも。ちょこちょこと評判も聞くので、話題の韓国映画「JSA」を見に行く。去年近所にできたもののちっとも行く機会のなかったシネコンに行ってみる。完全指定入れ替え制なのでファーストデイでも前もって券を買っておけば、座ってみられるのはとても便利。早めに行ったので結構いい席でのんびりと。
軍事境界線での一つの事件に絡む、一つの民族なのに二つに分かれた理性と感情と友情の話。邦画でもないし、アメリカやヨーロッパの映画でもない、やはり独自の雰囲気が新鮮。アメリカなんかの映画が「動」の派手さなら、この映画は「静」の派手さとでもいうんでしょうかね、「びくっ」とする場面も何度か。時間軸が結構複雑に絡み合うので、そこを注意してみていかないと混乱するかも。それがわかると納得する場面が多いんだろうけど、でも、もう一回見るのはちょっと勇気がいるかもなぁ。死体描写とか結構激しいし。とはいえ、周りが気にならないくらい集中してみた映画も久しぶり。主演の女優さんもきれいだし(笑) 全体通してみると、アメリカが絡まなければ朝鮮戦争もここまでこじれなかったんじゃないかと思うのは、考え方が短絡的ですかねぇ。何となく背後に「アメリカ批判」があるような気もしたり。ま、気のせいか。ごちゃごちゃ言ってみてもいい映画には違いないと。
◆今日の戦果[buy]
・「らじかるアンティーク 魔神を呼び出すドジ妖精」清水文化/富士見ファンタジア
・「らじかるアンティーク2 森の女神とドジ妖精」清水文化/富士見ファンタジア
・「らじかるアンティーク3 ローマ金貨とドジ妖精」清水文化/富士見ファンタジア
・「へっぽこアンティーク 至極のカオスでぇ~と」清水文化/富士見ファンタジア
◇【鷹見一幸】「でたまか アウトニア王国奮戦記2 奮闘努力編」/角川スニーカー文庫[book]
電撃の方で「時空のクロスロード」を書いていた鷹見一幸氏の、スニーカー文庫での新刊。背景にはいろいろといわくのある作品のようですが、中身は典型的なスペオペ。
金も地位もない貧乏貴族だけど、軍の士官学校では成績抜群。だから坊ちゃん貴族に恨まれて、配属先は辺境地区へ島流し。そこで勃発する戦闘をなんとかかんとかしてのりきっていく、とまあそんな話。設定その他はほかのスペオペと同じ。その点で半使い古された雰囲気ではあるものの、それが気にならないくらいに魅力的なキャラクター多数。今回はまさに「いい性格」な人たちの大活躍。人から地位や名誉や財産なんて、世間一般の評価を取り除いた先に自分に残るものは何なのか、その価値とはいかほどか、なんてちょっと身につまされるテーマもありそうだけど、渦中であるところの貧乏貴族はその点微笑ましい。「開いてしまった戦端をどう収束させるのか、そして渦巻く人間模様はいかに?」ってな引き際でやっぱり次巻が気になる終わり方。売れなければ次はないらしいけど、2冊目が出たからきっと大丈夫だと思いたい。
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