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2005年07月14日

無事,帰京

 無事試験終了し,帰京しました。花丸二重丸とまでは行かなかったけれど,角田最初のソロとしては, 丸印くらいはもらえる結果と相成りました。この先のスケジュールが不安定なのが気にはなりますが,ま,一個一個こなしていくしかないわけで。 しかし,いろんなところでばたばたはしていますなぁ。

 そんななかでM-Ⅴの打ち上げがうまくいったのはうれしいところ。角田宇宙センターの講堂で中継を見たのですが, まわり身内ばっかりだし。固体ロケットだからすっと上がってしまうし。だけど,今回の機体搭載のカメラ映像がきれいでしたねぇ。 とくに三段目の進展ノズルの動きがなんともいえず。いいもの見させてもらいました。打ち上げられたASTRO-E2は「すざく」と命名され, 無事所定の軌道に乗ったようです。「すざく」が上がったんだから,あと三機あげてもらわないとなぁw

 それにしても,宮城はこの時期涼しくて幸せです。首都圏に戻ってきて, 新幹線を降りたときのあの粘り着くような熱気はたまんないですな。なんだか本当におかしな暑さでもう……。

 出張から戻ると,数日はテンポが戻らずにだらだらしてしまうのですが,今回は, 降り休あり連休ありで戻る前にそのまま夏期休暇に入ってしまうかな。

 しばらくはYsでもして遊んでます。

 八月に入るとまた試験とかいう話も聞きますが,大本営がちっとも決断してくれないので,いまだスケジュールは流動的です。

2005年07月18日

一日,鳥になる

 二年ほど前に秩父の山奥で見かけて以来,ずっとやってみたいと思っていたパラグライダーの体験フライトを一日やってきた。

 天気とにらめっこして,三連休の最終日。朝の六時に出発。富士山麓,朝霧高原のパラグライダースクールへ向かう。 少し早く着いたので,朝霧高原の道の駅で少し休んで,九時前にスクールへ。朝結構早いのに,大きな荷物を担いだ人が続々と。

 九時少しすぎて,校長に連れられていく。特に説明もなく,ぽんぽんと荷物を渡され, ランディングのところにある小高い丘の麓まで担いでいく。まずは柔軟体操を念入りに。そして,簡単に荷物の説明を受ける。 体に身につけるハーネスとグライダー本体のキャノピーの二つが大物。それを体につなげて,キャノピーを担いで丘をすこし登る。

 常にキャノピーにつながった電車のつり革「ブレークコード」を持ったまま,離陸の時には手を後ろに広げて走る。 それだけでふわっと体が持ち上がる。あまりに簡単すぎて実感がないまま着地,するときに前のめりになりすぎて,ずべっ。 ジーンズの膝が破けましたw

 一度飛んだらあとは繰り返し。高原の風を感じつつ,刺すような日差しに焦げながら,キャノピー担いで20mの丘を登り,飛び, 担いで登り,休憩しつつひたすら飛ぶ。午前中だけで10本以上飛び,丘の登りで葦はへろへろ。

 お昼ご飯は,事務所に用意されていたそうめんをいただく。これはここのサービスらしく。 山の上から飛んできた人たちとちょろちょろ話しつつ。

 午後からは,半日体験の女性二人とともに丘の上から再び飛ぶ。少し風が強かったので, 丘のてっぺんではなくて中腹くらいから飛んでは登り,休み,飛び,登る。風の状態がよくなればてっぺんまで登り,飛ぶ。

 そんな感じで汗だらだらで結局夕方の五時まで,20本近く飛びました。聞けば二日分くらいは飛んだらしい。 おかげでランディングはうまくなりました。そして,ちゃっかりこの先に進むことを決定。来週の夏休みを活用して, 高々度フライトにチャレンジの予定。

 帰りは鳴沢の温泉で汗を流し,小仏トンネルが渋滞していたので,これをさけて初めての大月から小菅への山道を抜けてみる。結果, 二度と通るまい,と決意。距離は短いけど何せ峠道。うねうねぐにぐに。夜に通る道ではないです。なんとか奥多摩湖へ抜けて,帰着。 そのままぱたん,きゅー。

 体験フライトでは20mの丘からしか飛べなかったので,10秒くらいの滞空時間でしたが,後半風に乗って,ふっ, と上に上げられることが何度かあり,そんな瞬間は何ともいえず気持ちよかったです。次に飛べる150mからのフライトなら, 状態次第で一時間以上のフライトができるそうなので,非常に楽しみです。

2005年07月23日

やっぱり脆いな,交通機関……

 今日から一週間の夏休み。なので,実家に逃げ込んでいるわけですが, 一緒に持ち込んだ先日でっち上げたPCに不適合が発生w ケーブル引っかかってVGAのファンがとまってて,ファンが溶けました。で, 急遽VGA用のファンを調達すべく,萌え電脳街に出陣。

 無事目標のブツを手に入れた直後,ズガン,と大きな揺れ。とはいえ,おぉ,大きい地震でしたな, くらいの印象のまま帰途につくべく駅に向かえば,ものの見事にJRは全滅。

 一時間は本屋で時間つぶし,その後,日比谷線が復旧,JRの復旧のめどがつかず,京成は動いているというので, 上野経由で帰宅を目指す。動き始めたばかりの日比谷線も京成もすし詰め状態。そして,速度は抑え気味。つらい状況のまま結局2時間。そして, 21時をすぎても復旧ならず。とんでもねー。結局JRは使えず,最後は歩きで帰着。

 今回の地震程度でこんなでは,この先遭遇しうる首都圏の大規模地震の時には, ほとんど身動きを取れないと思っておいた方がいいだろうなぁ。やれやれ。

 それにしてもひどい目にあった……。二千円程度のPCパーツ一個のためだけだったのに,偉い代償を払わされた感じがする……。

2005年07月27日

STS-114 Discovery Lift Off!!

 無事,あがりました。とりあえず,最初の山を越えました。

 実家だったので,ケーブルのCNNで見ていたのですが,アナウンサーが「Lift Off!」の後, 「これがアメリカの新しい旅の始まりです。月へ,火星へ,そしてその先への」といっていたのが,ちょっと印象的。そして, NHKの映像はCNNとは比べものにならないくらいにきれいでびっくり。天気がよかったせいもあって, おそらくはハイビジョンカメラで撮っているであろう映像が見事なこと。さらに印象的だったのは, 今回の安全対策として追加された燃料タンクのモニタの映像。オービターの翼と地球の大気層の青が何ともいえず。また, 分離の瞬間もなんだか感動的でした。

 これで次は9月か……。ALOSがのびたから,シャトルだけになるのかな……。

2005年07月28日

高々度初フライト

 台風が抜けて,風も落ち着いたので,再び富士の麓へ空飛びに行ってきました。

 平日だけに,そんなに人も多くなく,ただ,まだ風が強いせいでフライトがなかなか難しいご様子。ワタシは午前中, 小山で基本の復習と,シミュレータでのターンの練習を少し。あとはひたすら風が落ち着くのを待っておりました。えらくのんびりと……。

 午後二時過ぎ。風も落ち着いて来たところで,テイクオフへ向かう。後で知ったことだが, 初フライトはふつうなら少し低い150mか200mからのはずなのに,今回は, 人が少ないせいで周りの人にあわせて400mまで連れて行かれてしまいました。偉く急勾配な斜面をモノレールで15分くらい上った先は, すばらしい景色でした。

20050728

 テイクオフにあがっても,しばらくは風を様子見。見計らってベテランの方たちがあがっていく。結局,2時間近く風待ちをして, 最後の一人でフライト。テイクオフは小山でやっていたのと全く同じ。そこからふわりと浮く感覚も。でも,そこからさき, 足の下には100m以上も何もないという,その状況は全く異なるもので。本当ならすぐにお尻をハーネスの奥まで入れないといけないのに, それがうまくいかなかったがために,前のめりにぶら下がった状態で飛ぶ羽目に。これが結構恐怖だったり。

 イントラの指示に従いながら,左右にターンして,6分程度のフライトで無事ランディング。変なところに力が入りっぱなしで, あまり楽しむ余裕はなかったですが,宙に浮いているという不安定を強く実感。この日はこの一本だけでしたが,今後がんばって, 空中散歩を楽しみたいと思います。

2005年07月31日

浦安納涼花火大会

 人混みの隅田川を避け,浦安の花火見てきました。

 20050730

 いろいろといじって撮ってみたものの,やっぱり花火は難しい。ちゃんと三脚使って,いろいろと練習しないとつらいなぁ。

 歩いているウチに花火の真下近くまで行ってしまったので,結構大迫力で見られました。観られるポイントが分散しているせいか, 密度も適度で見やすかったです。

 夏の花火,堪能させて頂きました。

 …しかし,風がないとじっとり暑い夜でしたね。隅田川はつらかっただろうなぁ。