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2006年06月03日

【ドライブ】曇天房総

 週間予報の範囲では,梅雨入り前の最後の天気の週末みたいな雰囲気だったので,ドライブを企んだのに, あれよあれよと予報が変わって,結局曇天。だけどその気になってしまっているのでとにかく房総へGO!

 とりあえずの目的地として,あまり行った記憶のない「マザー牧場」を目指す。そこまで遠くに足を伸ばすつもりもなかったので, 館山道は使わずに一般道でのんびり内房を下る。

 牧場についても天気は変わらず。入り口で南房パラダイスの入場券と一緒になったものを買う。ま,近いからこっちの方がお得だろうし, これで次の目的地も決まったということで。

 牧場は結構広く,動物がちょこちょこと点在している。特に羊が多かった印象。 いろんな花が植わっているのでそのシーズンだと楽しめそう。ちょうど今はあじさいの時期手前といったところでちょっと寂しかったり。 桜の木も多いみたいだから春はいいかも。一通りぐるっと回って,羊と戯れた直後にジンギスカンをお昼ご飯に。ラムチョップウマー (え

 おなかポムポムになって,重たい睡魔と戦いつつ,南房パラダイスを目指す。近いかと思ったら50kmちょっとあって, 実は結構遠かった。だけど,南下するうちに天気も回復。つく頃には晴れてました。ここは中学の時にいっぺんきたことがあったけど, 雷の時だったのでろくに中を見た記憶がなく。温室巡り,動物見物し,遊具で戯れ,少しお昼寝。かなり堪能しました。

 このあとは元来た道を戻り,木更津からこの際だからとアクアラインに乗り出す。初アクアラインです。海の上です。 うみほたるはまだ結構混んでます。風も強いです。そしてなにより料金高いです…。ここで晩ご飯をいただいて,千葉は道路が混んでいたので, そのまま川崎側へ抜けてしまいました。ものの十分で東京湾を横断してしまいました。木更津から30分で舞浜なんてあり得ない…。 これで料金が1000円くらいならものすごく利用価値は高いと思いますが,今の料金ではおいそれとは使えませんなぁ。

 そんなこんなで帰途についたわけで。最近遠出多いです。再来週末は蒼インプ君が車検で外泊ですが,代車にレガシィワゴン (しかもGT)を貸してくれるそうなのでこれまた遠出コースな雰囲気です。はてさて…。

2006年06月07日

次代に向かって迷走する日本の宇宙開発

 最近はすっかり顔出し仕事も増えてきて,認知されるようになってきた宇宙関係のライター・ 松浦晋也氏が日経BPでM-Vについて連載記事を書いていました。これに対し,感じたことをつらつらと。

 まず,個人的な意見として,M-Vは技術として維持しなくてはいけないものであり, 安易な流用による改造が悪い方向に行くであろうという松浦氏の意見には全く同意です。ただ,M-Vが内之浦でしか運用できない,「最適化」 したものであるからこれも維持すべき,という点は疑問ですが。これはさすがに使い勝手が悪すぎです。

 そして,開発力が衰えていることは確かだと思います。長い間,「開発」を行っていないのですから。が,「筋が悪い」設計なのは, 政治的思惑もあるかもしれませんが,「予算のためのプロジェクト」にしたためとも考えられます。どちらかといえば,こちらが主で, 政治的駆け引きがそれに乗っかってしまった,と思いたいです。

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2006年06月17日

第一回目打ち合わせ実施

 ついに四ヶ月前。本日第一回目の打ち合わせを実施。

 ついでに,ということで打ち合わせの前に衣装合わせを。三回目だというのに,あっさりメインは決まってしまい, 自分のものはもはや選択の余地もなく…。まぁ,あくまでもおまけ,引き立て役ですからね。一時間半の格闘の後,メインの打ち合わせへ。

 今回のお仕事は,招待状と司会者の手配。 招待状は三冊ほどのサンプルを見せてもらうも結局シンプルにこれまたあっさり決まってしまう。なんとなく衣装といい,招待状といい, だいたいの方向性が見えてきつつあるので,きっと会場のセッティングもその雰囲気に合わせたものになっていくのだろう…。 それが見えてきたのが善きかな善きかな。司会者は写真入りのファイルを見せてもらうもこれだけだとなかなかぴんとこない。 何となく今までの出席した式が女性司会者ばかりで,その落ち着いた雰囲気に安心感があったので,まずは女性として, その中での選択は困ってしまったので担当者一押しを聞く。まだそんなに話したわけでもないけれども, この担当の方はかなりベテランで信頼できそうだったので,その人の最初にあげてくれた方にお願いすることに。 なかなか話もわかりそうな司会者の方そうです。

 結局,思ったよりもすんなり片付いてしまい,ちょっと拍子抜け。次は招待状の返信がある程度固まったころ。つまりは一月前とのこと。 その当たりから怒濤の勢いで作業が増えることになるのでしょう。どうなることやら…。

2006年06月18日

蒼インプ君,初回車検

 蒼インプ君の初回車検が無事終了しました。実に走行距離44000km。初回なのに。 うちは家系的に男どもは車で走るの大好きなようで,兄の人もディーラーの人に「うちのなかで一番走ってますよ」といわれる始末。

 走行距離の割に,調子はブイブイ。とはいえ,今後ちょこちょこと不具合も出てくるでしょうからメーカー保証の延長は入れておく。 にしても税金高いっすねぇ。夏のボーナスはこれから二年ごとに蒼インプ君で消えていくような気がします。

 それにしても,蒼インプ君が実家に帰っている間,レガシィ君を代車として借りたんですが,やっぱいいなーレガシィ。 普段とちがってAWDだったので,少しハンドルが重い感じはしましたが,高速走行は静かに安定しているし,高速走行からの再加速も全然余裕。 今日みたいな突然の大雨路面でも全然ふらつかないし,何より運転は楽ちん。取り回しも大きい割に感覚はつかみやすいし。 マイナーチェンジが入ったばかりのせいか,納車一月,走行距離88kmのぴんぴん新車だったのであまりぶんぶん回せませんでしたが, それでも全然余裕。

 ぬー,やっぱりこんなの乗っちゃうとほしくなっちゃうよね。

 いやいや,蒼インプ君にはいけるとこまで頑張ってもらって,そのあとそのあと…

2006年06月20日

理系白書 この国を静かに支える人たち

理系白書 この国を静かに支える人たち
理系白書 この国を静かに支える人たち
毎日新聞社科学環境部
講談社
[amazon]

 「はたして,理系は報われているか?」

 報われているという人もいれば,全く報われてなんてないね!という人もいそうですが…。

 最近定期的にチェックしている「理系白書ブログ」。 毎日新聞で連載している「理系白書」で担当をされている元村さんが多岐にわたる(おいしそうな食べ物ネタが多いけれども) 話題を提供していて,それにのっかって様々な人が活発に議論を繰り広げることもあるブログ。ここで,ずいぶん前に出版されていた「理系白書」 の連載をまとめたものが文庫落ちしたというので,仮にも理系・技術者のはしくれなので手に取った。

 単行本の出版は2003年ということで,さらに新聞連載をまとめたことから話題が少し古いのは致し方ないとしても, ちょうど島津製作所の田中さんや小柴教授のノーベル賞が話題になった頃だったからこんなネタで連載がもてたのかなとも思ったり。

 しかし,最初の話題がいきなり理系と文系の給与所得差とは…。最近職場でも話題になるけれども, エンジニアっつーのは偉くなれないから必然的にお給料も安かったりするわけで。エンジニアでもマネージメント能力に適正があれば, それなりに偉くなれるけれども,そうでない技術一本槍の人であってもそれなりの役職と手当ができるルートが必要だよね, なんて話をしていたり。

 国を動かすところにいるのが文系人間だけの割に「科学立国」を標榜できていたり,身近に就職先がなくてポスドクで流浪している (もしくはしていた)ドクターがいたり, そーいえば大学の隣の研究室の女性の助手さんがやっぱりいろいろ大変だって日本酒をざるのように飲みながら愚痴ってったっけなーとか, 「理系=オタク」の図式はしっくりきやすいのかとか,お金に困らなかった大学時代の研究室の先生はやっぱりすごかったのかなーとか, いろいろと頷けるところ,考えさせられるところ多々あり,おもしろい。

 今の「理系」を取り巻く環境は,これまでの蓄積に成り立っていて,問題点が多いことがわかっていても, 一朝一夕に改革できることでもなく,機会あるごとに声を上げて少しずつ意識を変えていかなくてはいけないんだと実感。 内にこもっているだけでなく,広く外に目線を向けなくてはいけませんね。

 まずは自分の仕事を,どんな人でも理解できるように説明できるようにならないといけないかなぁ。

2006年06月24日

夏の勤労者弓道大会

 本日は年三回の近辺事業所の弓道大会。これから始まるリーグ戦の開会式も兼ねています。

 当初予報は土砂降りとか言っていたような気がしましたが,ふたを開けてみれば,多少蒸す陽気であるものの,比較的過ごしやすく。 今回は,初試合が二人加わり久々の二チーム体制で臨みました。

 まずは団体予選。久しぶりに大前で。

 ○○×○|×○○○|6/8

 珍しい。最近決して調子がよかったわけでもないので,インチキくさかったものの結構な的中。後ろの二人もそれなりに当たって, 結局15/24。予選二位タイで通過。そして,皆中賞はもらえなかったものの,個人は皆さんふるわなかったようで,4, 5位決定戦に残ってしまい。

 で,4位決定遠近射詰 × 残念

 このあたりですでに力尽きかけていたのですが,さらにここから団体決勝です。なんと予選通過8チーム。その一番手です。

 ×○○×|2/4

 もー限界でした。疲れた証拠にみんな7時方向。かろうじて二本は枠の中に収まってくれました。 後ろの二人が奮起してくれたおかげで7/12。微妙な数字です。あとの立ちをひたすら見守るはいいけれども,なんだかすかすか抜いてますよ, 皆さん。…結局,三位決定戦になだれ込むことになりました。

 団体三位決定射詰  ○×|1/2

 早矢,残りの力を振り絞って渾身の一本。見事的の中心近くに収まり安堵。中も当て,うし!と思ったのもつかの間,落ちのオヤビン, また色気出しちゃって,抜き。まけ~,と思いきや,相手の落ちも抜き。

 乙矢。どんなに体を絞っても押す力は出ませんでした。真後ろにスカっ。だけど,中が当て,そして今度はオヤビンが当て, 相手も前が抜き,そして落ちがスカ!

 見事三位に収まりました。実に二年ぶりの団体入賞です。このところ寂しい試合が続いていたので, よかったけれどもさすがに緊張と体力的によれよれです。疲れた~。

 さて,これで来月からリーグ戦の開始だ。20射引ける体力をどうやってつけるべきか…。