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2000年10月02日

風邪つらい~


 なおらないっす、風邪。昨日、今日と恐ろしいくらい睡眠をむさぼったんですけど、今ひとつ直りきっていない状態。いやなカンジ。

 終わってしまいましたねー、オリンピック。何となく、前半、柔道、競泳、野球、ソフトボールあたりは割と熱心にみたんですけど、後半、陸上、マラソンなんかはなぜか全然みませんでした。前半の盛り上がりで十分なカンジだったんでしょうかワタシ的に。でも、全体通しておもしろい五輪だったと思います。メダルも結構取れたし。体操とか、野球はもちろん、男子飛び込みとか、陸上短距離とか、次の大会が楽しみな競技も増えましたし。そういえば、大阪誘致っていう話もでてますけど、大阪に五輪やるほどの場所ってあるんですかねぇ? トライアスロンとか、泳げる海なんてなさそうですけど。琵琶湖とかでやるんでしょうか。あんまりワタシは賛成できないです。それよりも北京の方がやる意味も大きいと思うんですけどね。まあ、これはどうなるかお楽しみ。

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2000年10月03日

なぁんちゃって講師


 ぢつは、今日はパソコン教室講師のバイト、初日でした。小規模で、新規開講のため、ばたばたしていたことに加え、非常に行き当たりばったりで、テキストすらない状態で始まったパソコン教室なので、初回の授業はもうどきどき。幸い、生徒さんは一人だけだった(笑)ので、家庭教師ののりで何とかなりましたが、いや~、つらいかったですぅ。

 コースとしては、パソコンにふれたことのない人対象の初級コースの授業だったのですけど、パソコンの起動、終了からインターネット、メールを使うまで、実に15回を使うというこの予定のために、一回の授業でやる内容は非常に少ない。だから、今日も当初予定の内容は開始30分で終了。80分ヒトコマだから、後の50分悪戦苦闘の時間。電源の入れ方から、機械の名称、OSの違い、クリック、D&Dなどのマウス基本操作をやって、電源の切り方まで。この間に、マウスの掃除の仕方や、ペイントでお絵かきしてみたり、GUIとCUIの説明してみたり、一生懸命やりました。しかし、パソコン慣れしていない生徒さんに、横文字だらけの固有名詞をいろいろといってみたところで覚えられるわけもなく……。とりあえず、電源の処理とマウス操作だけは覚えてくれといって終わりましたが、これからめっちゃ不安。どうなることやらねぇ。

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2000年10月04日

侮れないぞ、地方都市!


 今日もきょうとて、いつものごとくけんきうしつ帰りにブックオフをのぞく。ぶーらぶらとマンガの棚を見回していると、思わぬものにエンカウント!(笑) 「亜空転騒フィクサリア」(☆よしみる)。Yahooオークションで検索すると恐ろしいお値段で取り引きされてる場合もあるレア本だったりする。それがなぜか、ごくふつうに、しかも100円コーナーにあった。もちろん、即保護。ずっと前から、古本屋に行く度に「ひょっとしたら……」と思いつつ探していたものだけど、はっきり言って「見つかればめっけもの♪」的な本だったので、本当にびっくり。中身は大したことはないんですけど、「メタルスレイダ-グローリー」の元、ということで。しかし侮れません。これだから地方都市っていうのは怖いですねぇ。どこになにが潜んでいるか、わかったもんではありません。まったく……。
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2000年10月06日

にぎやか列島


 今まであまり地震と縁のなかった山陰で大規模な地震が起こったということで。このところ、日本全国津々浦々、地震だ噴火だとにぎやかです。火山帯が異なるから、関連性はないんでしょうけど、なんだかきな臭いです。天変地異の前触れかっ!?>おおげさ。

 何となく番組改編期の特番がおもしろくないので、古いビデオ引っ張り出してみてみたり。むかし某国営放送でやってた「ふ○ぎのう○のナ○ィア」(←なんのこっちゃ)だったりする。放送当時はただただ楽しんでみていたものだけど、今見直すと、うーん、「エ○ァ」ちっく。やっぱり同じ人の作品ですねぇ。エレ○トラさんがリ○コさんに重なって見えますな。えぐいところとか。今にして思えば、よく某国営放送がこんなものの放送を認めたもんです。結構危ない橋わたってそう……。伏せ字だらけぢゃ、変に怪しすぎる……。
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2000年10月07日

んー、だめだめ


 なんだかいつもの螺旋思考ループに突入して、にわかに鬱モード。とりあえず、できることからということで、バイトと勉強に少し気合いを入れてみようと考える。友人にいろいろと活を入れられたし。こんなこと言ってくれる人、そうそういないからほんと、ありがたいです。感謝感謝。
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2000年10月08日

落下、そして回収


 そんなに天気が良かったわけでもないのに、せっかく一日家にいるからというだけの理由で、布団を干す。適当にご飯食べて、ここのところのひまつぶしであるところの「ふ○ぎの○のナ○ィア」(←シツコイ)の最後の方をみる。感想……はマァイイカ。で、午後になってお空模様が怪しくなってきたので、布団を取り込むべく外を見ると、本来あるべきものの姿がそこにはなかった。……ナゼ~? 辺りを見回せば、見事に落下しているではないか! シカモ下の部屋の人間は今日は在宅のようだ。洗濯物が干してあるから。うに~。と、いうわけで、怪しい救出部隊が出動、速やかに目標を確保し、迅速に撤収。その際の怪しさ大爆発な姿形には言及しない方が賢明。やっぱりバルコニーのある部屋がイーよー。

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2000年10月09日

機甲都市伯林2(川上稔)・双星記(荻野目悠樹)


 今日は再びなぁんちゃってパソコン講師の日。この間の人ではなくて、今日から始まる人。やっぱり初心者。でも少しパソコンにさわったことがあるようで、マウス操作や起動終了はできるご様子。ネタに困ったので、フリーズしたときに三点キー押しや電源スイッチ4秒押しなどを仕込む。初心者の最初の授業でこんなこと教えていいんでしょうか?

 さてさて、今日は電撃文庫の新刊がでていたのでとりあえず、「機甲都市伯林2 パンツァーポリス1939」(川上稔)を購入。
 んで、もう一冊。お仕事帰りに購入。「双星記1」(荻野目悠樹)。これは角川のスニーカー。 いつも行く書評サイト(http://www.sugurono.com/)の城主様がおすすめしていたスペオペ。まだ読了していませんけど、素直に読めるからラクチン。まだキャラクターが走っている感じではないけど、つぼは押さえているので、これからどうなるか楽しみな感じ。2巻目もすでにでているから、明日にでも保護しましょう(笑) 感想はまた、読み終わった後で……。


◇【川上 稔】「機甲都市 伯林2 パンツァーポリス1939」/電撃文庫[book]

感想いってみましょうか。っていうか、最近都市シリーズ読みにくいです。ワタシには。ただワタシが馬鹿なだけかもしれませんが、伏線の数が多すぎて頭で処理し切れません。第二期伯林上中下の中巻といった位置づけのようですけど、人は増えるは、伏線は増えるは、疲れる一方です。次も伯林らしいのでこれでやっとすべてに決着がつくといいんですけど。なんか、もうちょっと素直に気楽に楽しめる話がいいです。

◇【荻野目悠樹】「双星記」/角川スニーカー文庫[book]

 今日のがっこの行きがけにとりあえず本屋によって、「双星記2」を保護。けんきうしつで、シミュレーションの計算させてる間、パソコン君は処理がしこたま重くなるので、その時間を利用して読破。ちょっぴり助手さんの視線が痛かったです(^^; んで、感想。
 一言でいえば、期待しすぎ? キャストは一応つぼを押さえた面々なんですが、今ひとつエネルギーが足りない感じが。最近茅田さんのぱわふりゃーなキャラクターたちにどっぷり浸かっていたから、いまひとつ淡泊でいけない。もちっとキャラクター濃くてもいーかもなー。可もなく、不可もなくといった感じでしょうかねー。
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2000年10月15日

山形宮城の秋の風物詩


 パソコン講師、少しはなれてきましたけど、横文字の多い説明で生徒さんも退屈気味。小ネタの蓄積がないので、結構この辺つらいかもー?

 明日は、朝から河原でクッキング。けんきうしつで芋煮会です。山形や宮城ではこの時期の風物詩です。去年は、この時期その芋煮の場所を貸すところでバイトをしていたためけんきうしつの芋煮はいかなかったのですけど、今年は幹事ということでいかざるを得ない状況。ふぇーん、めんどうだよー。とりあえず、材料の買い出しが面倒だったので、生協で鍋を借りるついでで頼んでしまう。そういうわけで、水入れて材料入れて煮るだけ(たぶん)。あんまりさむくないといーなー。

 今年の春先、うちのPC君であるところの「TSUNAMI」君のCPUを河童機雷に換装するついでに母板もASUSのP3V4Xに換えたのだが、これが大はずれ。VIAのドライバーがいけないのか、ビデオカードであるところのG400がいけないのか、はたまたASUSでよくあるという初期リビジョンの不良だったのか今となってはわからないが、ゲームをやっていると飛びまくったのだ。それで泣く泣く元のBX母板に戻して使っていた。P3V4XはBIOSのアップデートのたびに実装してみたが、状況が変わらずそのまま買い取りセンターへと里子に行きました。な~む~。せっかくのAGP4X駆動も、DMA100規格も生かせていない今の「TSUNAMI」くんが不憫なので、そろそろi815Eにでも……。と考えているのだけど、どーかなー。

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2000年10月18日

おそるべしW2K


 実はこんな時間までけんきうしつにいます(^^; それというのも、ワタシの端末にWindows2000を入れてしまったからです。そう、自宅でスタンドアローンで使う分には結構使いやすかったりするんですけど、ガッコという特殊状況の中で使うには知識不足は否めず。ネットワーク関連の設定で非常に手こずってしまって、今の今までかかってしまいました。ローカルでくっついているプリンタを、一番引っかかっていたのはネットワークプリンタとして使えるようにすること。はじめは設定が違っていて、印刷の度にパスワードを聞かれるという非常にどうしようもない状態でした。なんとか、アクセス許可を「ANNONYMOUS LOGIN」っていうのにしたら、何とかなりました。これだけで三時間近く格闘してました。侮れません、W2K。これから、けんきうかつどう(笑)につかう各種アプリケーションのインストールに入ります。何時に帰れるのかなー……

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2000年10月19日

さむいよー、ふゆだよー。


 ここにきて、急に冷え込みが厳しくなってきましたねー。秋なんて、どこにあるんでしょう?ってなかんじです。

 久しぶりに、ビデオなんて借りてきて見てみました。「プリティブライド」。ってこれはコメディなのかな? ラブコメかな? 「プリティウーマン」が何となく自分的にお気に入りだったので、同じメンツというだけでとりあえず借りてきました。でも、「プリティウーマン」ほどおもしろくなかったです。もちっと、ヒロインさんの内面をしっかりしてほしかったかな、と。なんだか前置きが長くって。盛り上がりにも欠けるし。というわけで、下手するとB級扱いかも。

 さてさて、今週末から「ああっ女神さまっ」の映画が公開されますな。すぐにでも見に行きたいところですけど、懐具合が寂しいので、来月頭かなー。なかなかにレベルが高そうなので、結構楽しみ。

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2000年10月20日

今日は雨。そして献血


 今日は雨です。おかげで気分もブルーです。それなのに、何となく思い立って献血に予約入れてみたり。出かけついでに本屋へ立ち寄り。今日は富士見ファンタジアの発売日なので、これの調達。でも今月は「風の大陸」だけ。秋田禎信さんの新シリーズがすごい量平積みされてたけど、ワタシ的に「オーフェン」がヒットしなかったので見送り。そのうち気が向いたらね。代わりといっては何だけど、「星虫」(岩本隆雄)も買う。これははっきり言って、鈴木雅久さんの表紙ってだけで購入。で、その足で予約時間の献血ルームへ。で、3サイクルの血漿成分献血の最中、右手一本で「風の大陸」を読む。チョット看護婦さんたちの目線が痛かったり……。しかし、成分なのに30分くらいで終わって半分弱しか読めなかったので、残りはけんきうしつで(^^; というわけで感想ですけど……。

 「星虫」はまだ読んでないので、これに関しては後ほど。

 最近はなんだか「これはっ!」っていうのがなくてチョット欲求不満気味。川上稔さんとか、秋山瑞人さんとかの初読の時の衝撃がそろそろ欲しいかも。なんかないですかねー。

◇【竹河 聖】「風の大陸 第十九部」/富士見ファンタジア文庫[book]

 話すすまなーい! 一年ぶりだからほとんど話覚えてないのに、なんとなく思い出す時間がたっぷりとれるほど話の展開が進まなーい。でも、ふつーに安心して読んでられるからいいんですけど。また一年後になるのかもしれない新刊では、もう少し話が進むことを願いましょう。感想にもなってないけど、はなしすすんでないからこれといって感想なし(笑)

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2000年10月21日

学科談話会なる組織からの電話


 夕べ、学科の談話会なる組織から電話があった。来週の水曜にやるスポーツ大会のメンバーに不具合があるそうだ。それを何とかしてくれとのこと。今まで逃げ回っていた談話会役員の仕事、逃げるわけにはいかなくなってしまったようだ。そもそも、キャンパスが違うので、集まりがあってもそれのためだけに山に登る気にはなれない(おもなけんきうしつがあるのが某山の上)。それに、うちのけんきうしつは、研究所所属なのでなんとなく学部への帰属意識が低い。ほかにも、ワタシ自身にやる気がないこともあり、ひじょーに面倒くさい。この手の仕事が。月曜にも集まりあるけど、行きたくないー。めんどうくさいー。

 まあ、それはともかく、今日はパソコン教室の電話番の日。暇だったので「星虫」を読む。というわけで感想。


◇【岩本隆雄】「星虫」/朝日ソノラマ文庫[book]

 再販されるのもわかるなー。傑作ですよ、これは。特に今の時代には。結構メッセージ色強いかも、環境に対して。文中にでてくる「宇宙船を見つけた女の人」っていうの、なぜか笹本祐一さんの「裏山の宇宙船」をすぐに連想してしまったのはワタシだけでしょうか(笑) それに、全体を通したカラーが笹本さんに似てるかなー、と。修正されているせいもあるんでしょうけど、十年前の作品とは思えないです。これは一読の価値ありかな。久々のヒット作でした。いやはや、おもしろかったです。
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2000年10月23日

出動! こたつくん


 朝晩の冷え込みに耐えきれず、ついに昨日からコタツの使用を開始。例年よりちょっと早いようなきもする。でも寒いのだよー。

 最近、街の上空をプロペラの小型機が気持ちよさそうに旋回しているのをよく見る。たぶん仙台空港を根城にしている個人所有の小型機だろうけど、車でガッコに向かっている途中、上空を気持ちよさそうに何度も何度も旋回しているのをみると、やっぱりうらやましい。ワタシも視力と財力(笑)があれば、固定翼機のライセンスをとりたいものだけど……。最近流行のレーザーでの角膜手術、受けてみるのもいいかも。まだまだ、賭みたいなもののようだけど。でも、それで目がよくなるのなら、考えてしまふ……。やっぱり空って気持ちよさそー。
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2000年10月26日

研究所公開


 明日、明後日と研究所の一般公開なるイベントがあるため、今日はその準備。久しぶりに、軍手して脚立もって、ペンチを携えての作業。まるで年末の神社バイトのようだ(笑) 何はともあれ、この両日は朝9時から仕事なので、結構大変。これのおかげでこのところ忙しかったし、チョット疲れ気味。これが終わったら、少し羽のばしにどっかいくかなー。

 待ちに待った「星のパイロット」シリーズの最新刊が一部地域で確認されているとのことなので、昨日から、主要な本屋を探索しているのだけど、未だ確認できず。やっぱり朝日ソノラマぢゃ、地方は遅いのかナー、入荷。早く読みたいよー。
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2000年10月27日

まもなく開始>研究所公開


 13:00より開始です。今はつかの間の休息>昼食

 今回のような大規模な作業をやっていると、どうも、人間のいただけない部分が浮き彫りになってしまうことが多いです。人を使うのがうまい人、頼み事をするのがうまい人っていうのが、貴重な存在であることを実感しますね。ワタシはけんきうしつでは下っ端なので、いろいろと仕事を押しつけられますが、その頼み方で全然気分が変わってしまう(^^; その点、今回のイベントの全体指揮で飛び回っているうちの助手さんはすごいなぁ、と。この二月くらい、ものすごく忙しかったと思われますが、キレることなく仕事をこなしています。いやはや、すごい人です。来月にはアメリカに半年ほど研究しに行くそうですけど。いなくなると、室内の風紀が……(笑)

 何はともあれ、この二日は戦争ですか、ねぇ。
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2000年10月28日

無事研究所公開も終了


 無事研究所公開も終了。暇な時間を見繕って、ほかの研究所を見て回って、ちょいと足を延ばしてソノラマの新刊を調達に。「ブループラネット」(笹本祐一)と、「ファイヤーストーム-火の星の花嫁-」(秋山完)の二冊。とりあえず、仕事ほっぽりだして、待ち望んでいた「ブループラネット」を読む(笑)

 秋山さんの方は明日のお楽しみ。「ペリペティア」がそれなりにおもしろかったので、これまた楽しみ楽しみ♪


◇【笹本祐一】「ブループラネット 星のパイロット4」/朝日ソノラマ文庫[book]

 相変わらずぶちかましてくれます、笹本さんは。核融合とか、人工衛星やってる先輩の話を聞くと、どうも先端技術の先行きは暗く感じられるのですけど、こういう話があると、やっぱり希望というか夢というかをなくしたら終わりだな、とそう思えるわけです。ただ、本編に関していえば、もうちっと宇宙を舞台にしてほしいかな、と。前巻とともに主な舞台が地上でしたし。しかも最近、若い二人の活躍が……。これに関してはいいんですけど、美紀さんがかすんじゃって(笑) 今回一番の収穫は、ミス・モレタニアのう・な・じ♪(爆) まぁ、それは冗談にしても、やっぱり笹本さんの作品読むと少し元気になりますね。次はARIALですかね。これもたのしみたのしみ。
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2000年10月30日

物欲爆発


 研究所の一般公開も終わって、たががはずれたように本を買ってみたり。「鵺姫真話」(岩本隆雄)と、「捨て猫王女の前奏曲」(榊一郎)を衝動買い。前者は「星虫」の流れで買う。後者は平積みしてあった影響。シリーズものなのに、大丈夫だろうか……(笑)
 ファントムですかー。ワタシは何となく、入りが「トップガン」で、はまったのが「星のパイロット」だったから、F-14かF/A-18ですねー。艦載機系(笑) F-15もいいんですけど、チョット鈍重な感じがするのが……。戦闘機で実際飛んでるの見たのこれだけだから、何ともいえないけど、なにせブルーのフライトの後だったから……。一度岩国の機体を見たいものですナー。


◇【秋山 完】「ファイヤーストーム-火の星の花嫁-」/朝日ソノラマ文庫[book]

 火星に人が住むようになったというようなシチュエーションのSFか、な? 特に感動するとか、そういうことはなく、すらりと読めました。この人の書く本は、一本の大きな話を後ろに抱えているようなので、それがはっきりしてくると、また違った発見があるのかもしれません。ひょっとすると深い意味のあるお話なのかもしれないけど、そこまでの深読みはワタシにはできません。火星植民にかかる、科学的な説明はこれまたおもしろいものがあるかもしれません。最近こんなのばかりだなー(笑)


◇【岩本隆雄】「鵺姫真話」/朝日ソノラマ文庫[book]

 というわけで、ソノラマ文庫3連発。これは「星虫」の4年後くらいが舞台なんでしょうか? プロジェクトもぼちぼち進み出した頃の話。でも、タイムトラベルものです。この手の話は、読んでいても頭がこんがりやすいのですが、これも最後の方はまだ理解し切れていません(^^; 時間軸が絡み合っちゃって……。作者が「神様」の話というだけに、ここいらがキーワードチックなんですが、特殊技能を持った人間に対する尊敬とかは、「神」に対するものに近く、一歩間違うと畏怖に発展しやすいという、なんかまた考えさせられる話でした。次にでるという「イーシャの舟」にも絡んだ話らしいので、期待しましょう。


◇【榊 一郎】「捨て猫王女の前奏曲 スクラップド・プリンセス」/富士見ファンタジア文庫[book]

 久々の富士見ファンタジアです。表紙の絵にやられました(笑)

 「スクラップド・プリンセス」(通称:棄てプリ)なるシリーズもの。ファンタジアらしい、実に軽めなどたばた劇。題名の通り、まだプロローグ色が強いから、あまり話は進みません。これから、本筋開始、というところでしょうか。キャラクターたちはいい味だしてるので、期待はできるかな? ただ、雰囲気が初期の「魔術師オーフェン」に似ている気がする。今後の展開で、評価がどっちに転ぶか、かもしれない。いずれにしても、これからという感じの一巻目でした。
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