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2000年11月01日

デジタルの驚異


 今日は月初め、映画の日。ということで、チョット遠出してわざわざ新しくできたところのシネマコンプレックスちうところまで行って、「ああっ女神さま」の映画を鑑賞。端々に見受けられるCGの映像にただただ感動。一昔前じゃ、こんなのぐりぐり動かせなかったのに、まーよくうごくこと動くこと。OVAのスタッフそのままということで、絵もきれいでしたし。部分部分にちょこっとマンガとの不一致が見られるものの、全体としてはよいお話でした。うむ、満足満足(笑)

 で、その映画の時間まで少し間があったので、昼食取りがてら、いつものごとく読書。


◇【榊 一郎】「赦されざる者達の騒動歌 スクラップド・プリンセス」/富士見ファンタジア文庫[book]

 うん、やっとキャラクターが走り始めたかな、といった感じの二巻目。なんだか大きめな伏線も見え隠れし始め、いい感じで話が勢いづいてきました。それにしても、これにでてくる魔法の名前にはやられましたー。ほとんどが北欧神話由来なんだものなー。つらいなー。ワタシ的にこういう風にしたかったのにナー。まあ、本職の方にやられてしまっては仕方ないです。ほかの手段を考えませう(^^; ともあれ、おもしろくなってきたので次も続けていってみよー、ということで速攻三巻目も購入。こうやってドつぼにはまっていくのね……。


◇【榊 一郎】「異端者達に捧ぐ鎮魂歌 スクラップド・プリンセス」/富士見ファンタジア文庫[book]

 いいですねー、腐れ神官。こういうキャラクター大好きです。なんか影もってて、強くて。古いところですけど、「卵王子カイルロッドの受難」(冴木忍)のイルダーナフみたい(←ふるいなー)。まだ爆裂王女も着実に強くなっているようで(精神的に)、ほほえましくもたくましく、物語は適度にシリアス、適度におちゃらけ、イー感じで進んでいきます。この調子で行ってほしいものですなー。「オーフェン」は最近シリアスすぎてちょいとおもしろくなくなってしまったので、二の轍は踏まないことを願います。きっと明日にはもう二冊くらい読んでいることでしょう……。


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ブルー墜落の原因

 7月に墜落したブルーインパルス5番機と6番機の墜落原因が公表された。訓練終了後、待機していた5番機の待機位置がずれていることに気づかず、6番機がそのまま合流、雲間に見えた海岸線をいつものコースと勘違いし降下、山にそのまま激突したと言うことらしい。結局リーダー機の判断ミス、ということだそうだ。

 ブルーに使われるT-4にはレーダーは搭載されていないそうだ。そのため、基本的に飛行は有視界で行われる。だから今回のような事故が起こってしまうのかもしれない。飛行許可を下ろす天候条件は吟味されていると思われるが、それでも今回は十分ではなかったということなのだろうか。また、女川原発の半径3.6キロ圏内の飛行禁止区域を飛行したとのことだが、これも、ビーコンがあるわけでなく、有視界での確認なのだろう。これに関しては情報がないので、何ともいえないが。GPSをつんで現在地を確認しながら飛ぶと言うことを考えるしかないのではないだろうか? 地元ではブルーの部隊の撤去も叫ばれているというが、飛行区域の設定を厳密にした上で、今は一日も早く飛行訓練の再開ができることを祈るばかりである。再び、松島の空に鮮やかなブルーの機体が舞うことを願って……。

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2000年11月03日

Perlいじくりいじくり


 ちょこちょことPerlいじくってみたり。テキスト処理がちゃっちゃとできるのはいいかもしれない。なれるとHTML関係の処理はこれでやると手間がかからなくなる、かもしれない。まだまだハッシュの扱いなんかがわからないから、効率の悪い処理をしているだろうけど、それなりに使えてるし。もちっと精進しましょー。

 今日は久しぶりにお話かきかき。全体的に手直ししつつ、矛盾点を洗う。結構たくさんあって、ちょっと汗かき。暇見て一気に書き上げたいところではありますなー。

◇【榊 一郎】「半熟騎士の行進曲 スクラップド・プリンセス」/富士見ファンタジア文庫[book]

 昼ご飯調達がてら「棄てプリ」4巻目を入手。

 イー感じに盛り上がってきております。「廃棄王女」ことパシフィカの強さと優しさが、心にしみます。こういうのにワタシ弱いんですな。ちょこっと背景が表に出始めてきていてこれからの動向に期待、大です。この連休で6巻目まで読破することでしょう。
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2000年11月04日

時の年輪


 サイト内の文字コードが入り乱れて、表示に支障を来してきたので、時間のあるうちに、ということで、整理した。なんだかんだでこのサイトも2年以上続いているおかげで、意外にファイル数が多かった。ちょっとびっくり。いちいち手作業でやっていく自分も自分だが、やってるときはPerlのことなんて、考えもしなかった。今思えば、勉強ついでにPerlでやればよかった(笑) なにはともあれ、一応全部のファイルの文字コードを統一した、はずである。作業過程でいくつか直さなくてはいけないところも見つけたので、この辺も追々なおしていくことにするべし。


◇【榊 一郎】「捨て犬少女の夜想曲 スクラップド・プリンセス」/富士見ファンタジア文庫[book]

 というわけで、「棄てプリ」も5巻目突入。今回のテーマは「揺れる乙女心」か?(笑) 血のつながらない兄妹愛のお約束色が、巻を追うごとに濃くなっていきます。つぼを押さえた話の運びですねー(笑) 大分背景もはっきりしだしましたが、まだ結末を予測できるほどでもなく、話の半分くらいかな、との印象。「続刊以降期待!」という部分が着々と増えていって、おもしろいです。久方ぶりにいいものに逢えたようですね。

 さて、明日は6巻目だ。

◇【榊 一郎】「つかの間の歌劇曲 スクラップド・プリンセス」/富士見ファンタジア文庫[book]

 というわけで、最新刊まできました「棄てプリ」の6巻目。

 今回は外伝的なお話。どたばたのタイトル通りの歌劇? いい感じでキャラクターの立ち具合がパワーアップ。脇役の人たちもいい味だしてます。「文化祭」のノリというのもまた、つぼをついててグッド(笑) 最近SFづいていたので、こういう素直なやつを読むと気楽でいいですな。しかし、出ているのはここまで。さて、これからなに読もうかなー?

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2000年11月07日

Perl初作品


 やっと一つ目のプログラムができあがり。結構手こずりました(泣)

 しかもまだまだインチキ臭く処理している部分が多いので、ソースの汚いこと汚いこと。でも、これで日記のログ一覧の生成はかなり楽になる、はずです。理想をいえば、日記生成スクリプトに埋め込みたいんですけど、そこまでは怖くてできないです。もちっと精進してからですね。

 次は、データベースの勉強がてら、蔵書のデータベースでも作ろうかと。入力面倒ですけどね。

 何はともあれ、つかれたー。
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2000年11月08日

SAMBAでルンバ!


 大騒ぎして、やっとW2KでSAMBAが使えるようになった。がっこのwebサーバーとして使っているUNIX端末の話だ。これで悪戦苦闘したおかげで、また少しUNIXスキルが上がったようだ(笑) しかし、ちょっとバージョンアップしただけで、今までの苦労が何だったのかと思うほどあっさりと認識してしまったのは、ちょっとアレである。ま、いいけど。
 アメリカの大統領選挙、なかなかにデッドヒートを繰り広げているようですね。日本の選挙じゃ、まず見られない状況なんでしょうねぇ、きっと。日本の政治家も、少しは自己主張してみればいいのに。
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2000年11月10日

思わぬ伏兵!?


 昨日やったSAMBAのアップグレード。これのせいで、けんきうぢょのネットワーク壊しかけました(^^; やっぱり素人がろくに勉強もせずにやっちゃいけないですね。技術協力(というよりも専属コーチ)してくれている情報室の人に、「一歩詰めが甘い!」と怒られてしまいました。申し訳ないです。

 なんだか、こちらでもLinuxの導入されるようで。きっと一度では成功しないと思われますので、不屈の精神でFight!です。うちも自宅に小規模LANでも作って本格的に勉強しないと。ところで、きゅっぱちにLinuxって入りましたっけ? BSDなら入ったようなきはしますが……。って全然根拠ないんで、アレですけど。

 今日、電撃の新刊が店頭に並んでいることを見越して、本屋に行ったものの、どこにも見あたらず、我慢しきれずに思わずまた新しいのに手を出してしまいました(笑) 『天高く、雲は流れ』(冴木忍) 前に『卵王子』ではまって、『メル&カシ』も読んでたから、まあはずれはないということで。シリーズものだから、感想は全部読んでから。どうせこの週末には全部読んでいることでしょうから……。
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2000年11月12日

ひどい目にあった……


 バイト代が入ったので、かねてよりの懸案だった、母板の換装に踏み切った。ついでに、さすがにもう底値だろうという推測の元に、128MBのメモリも購入。母板の機種は、ちょっと悩んでGIGABYTEのGA-60XM7E-1にした。i815EチップセットのDUALBIOSではないほう(つまり安い方)である。

 帰宅後、早速組み込むが、問題続出。まずはIDE-DVDROMが認識しない。SCSI-MOも認識していない。ドライバーのCD-ROMは読めない。そして、いつものごとくWin2Kは起動しない……。結局、直すのはあきらめて、そのまま就寝。そして翌日(今日)、作業開始。いろいろと試した結果、認識関係は何とかなった。Win98SEで使う分には、ATA100もうまく認識してくれているようだ。問題はwin2K。こいつはなぜか、システム構成を変えると次の起動時に、「ウィルスがいるかも!」といって起動しなくなる。指示通りチェックディスクをかけてみても起動しなかった。前回の時は、これで何とかなったんだが。今回は格闘すること3時間に及び、結局上書きインストールという結論に落ち着いた。で、とりあえず、起動することはしたが、まだUltraATAコントローラを入れていないので、効果のほどは確認できず。しかし、メモリの効果は抜群。MS-Officeの起動「だけ」はうれしくなるくらいに早くなった。でもそれだけ(笑) ついでに、いつの間にリリースされていたのか、DirectX8.0があったので、ダウンロード。これから入れてみるつもり。何事もないことを祈るばかりである。


◇【冴木 忍】「天高く、雲は流れ」/富士見ファンタジア文庫[book]

 というわけで、現時点で発行されている9冊、二日で読破。お金の無駄かも……、なんて思ったらこんなことしてませんわ。富士見ファンタジアはよくて一冊一時間。某外道作家の本だと30分しか持たないと言うこれまたつらい現実。分あたりの単価を計算しそうになる自分が卑しい(笑) それはともかく、感想かんそう。

 登場人物多いですねー。各地を巡るという話の流れ上、仕方ないのかもしれないのですが、どうも一人一人が薄くなってしまって、頭の中に残ってくれません。お話も今ひとつ盛り上がりに欠けるかナー、と。フェイロン一人で持ってる話である感じがしますな。ロスメスタとか、パヂャとか、結構いい味だしてるのだけど……。好きですよ、らしくない王女ってやつ。特にこのロスメスタはギャップがいい感じ。後半になってくると駄洒落が少なくなってきてしまうけど、勉強にもなるし(笑)
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2000年11月16日

健全な生活?


 一説によると、ろくにゲーム機にふれない生活というのは、不健全な生活らしい。定かではないが……。

 まあ、それはともかく、このところ文庫本購入に歯止めが利かなくなってきたので、少しでも時間を浪費(贅沢やなー)させるべく、久しぶりにサターン用のゲームなんて買ってみました。「デビルサマナー・ソウルハッカーズ」。中古で980円。悲しいくらいに安かったので買いました。この前まではどんなに安くても2980くらいだったんだけどなー。まあ、安く買えるなら文句はないです。やってみた感想ですが、今までのメガテンシリーズの中では一番さくさく進む感じ。12時間やって、レベルが32というのはびっくりペースなのではないかと……。あまりにさくさく進むので、昨日はガッコも行かず、一日ゲーム。こんなこともしばらくやってませんでしたし。これで、少しは活字に寂しくなることもないと思われます。

  ネスケのバージョン6、正式リリースされたので入れてみました。結構見た目はいい感じではないかと。これから少し使い込んでみるつもりです。
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2000年11月18日

ちょいと怪しい空模様ですよ、奥さん(謎)


 寒いです。ものすごーく寒いです。風がめちゃめちゃ冷たいです。なんだか寒気が勢いいいみたいです。これから夜にかけて、雨が雪に変わるそうです。えぇ、きっと雪になるでしょう。早いって、雪には。「まだ11月の中旬ですよー!」って空に向かって叫びたいくらい。あぁ、パパさんのタイヤ交換しないといけないー。

 この二、三日久しぶりに「さる」になってました。ゲームやり通し。気がつくと夜の二時三時。ガッコに昼過ぎに行くという。うーん、「健全な」生活(笑) これはしばらく続くと思われます。

 やっと本格的に実地の実験を開始、したのはいいけども、いきなり失敗。丸一日の準備が、パー。また一からやり直しですわ。有機系の毒性持ちだから、作業してるとラリっちゃうんですよね、これがまた。うーみゅ、めんどー。
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2000年11月21日

恥ずかしいわ、もう


 最近続く政治混乱、はずかしいです。ガキのけんかみたいで。あんなんで、政治に無関心っちうな。ふざけろよ、ばかやろ。そんなかんじ。

 今日はけんきうしつで、某ゲーム機や某玩具ロボット作っている某メーカーに、見学兼研究発表会に行って来ました。さすがに今一番乗っている会社だけに、変な会社でした。技術屋さんには住みやすそうな印象。ちょっとした社会科見学のような感じでした。
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2000年11月24日

定時連絡?


 今日、うちの親からメールが来ていた。題名が「定時連絡」。何かと思ってあけてみると、最近ようやっとパソコンにまじめに取り組み始めた親父殿からだった。以前に、うちのPCの残り物を使って、ネット端末程度には使えるものを実家においてきたので、それを使ってがんばっているらしい。しかし、文章が丁寧なのが妙に笑える。何故自分の子供に送るメールで敬語を? 父上。もちっとフレンドリーな文章を覚えてくだされ。変に砕けすぎても、それはそれでいやなものだが。ま、適度に、ちうことで。

 何とはなしに、Odigoを入れてみる。ICQと違って、ハナから日本語でできるのがいいかも。ページにアクセスしている人がわかるというのも、おもしろい。しかし、有効に利用できるかはちょっと不安。

 980円で買ってきた、「ソウルハッカーズ」。気を抜いていたら、クリアしちゃいました。もちっと楽しむつもりだったのだけど、ずんずん行って、出てくるのをなぎ倒していたら、終わってしまった。この後はひたすら合体三昧の二週目にはいることでしょう。
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2000年11月25日

うぬぁ!!


 2日がかりで準備した実験、タイマーセットして一晩稼働させ、さっき回収にきたら、爆裂していた。どうやら、思わぬガスが発生していて、密封した容器が破裂したらしい。うのぉ! またやり直しかーい!! 面倒くせー! だから有機物質なんて嫌いなんだ! っちう感じです。もうよれよれ。

 やる気なしなしモードに入ってしまったので、これから、「スカーレットウィザード」の新刊探しに、本や巡りに行って来ますわ。どちくしょー。
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2000年11月26日

明日への扉


 昨日、実験失敗のショックを落ち着かせるために(笑)走った書店にて、無事「スカーレットウィザード4」(茅田砂胡)を入手。しかし、もう一冊、朝日ソノラマの新刊が補足できず。夕食買い出し時に別の書店にてこれは保護。「イーシャの舟」(岩本隆雄)。とりあえず、布団に潜って読了(笑)

 「スカーレットウィザード」のほうは、まだまだ黒赤二匹のゴジラ(作者談)が暴れ回っております。きっと作者の方も書いてておもしろいんだろうなぁ、という感じの一冊。ただ、少し簡単に事件が起こりすぎてしまう感はあり。悲しさが今ひとつ実感できないまま、次のシーンに行くところがちょっと気になったかな? しかし、敵ははっきりしたようなので3月に出るという次巻では、赤ゴジラが大暴れすることでしょう。

 「イーシャの舟」は「星虫」、「鵺姫真話」の流れをくむ一冊。これで復刻も一段落。この時間軸でのはなしも一通り終了といった感じでしょうか。思わぬ人が思わぬ形で出てきていたようなので、あとがきにあるようにもう一度一通り読み直すことにします。新たな発見が、きっとあることでしょう。この一連の三冊は、 ここの書評(http://www.sugurono.com/)では「まさにジュブナイル」といった評価もされていますが、その通りでしょう。本当に、中高生あたりに一番読んでほしいものだと思います。出てくる人たちみんなが、やっぱり輝いていますね。生き生きしているというか。こんな生き方してみたいです。個人の希望としては、同じ時間軸での話を次も期待しています。また寝太郎にならないことを切に祈ります

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2000年11月29日

あーぁ。


 首都圏はまだまだ紅葉しはじめくらいのようですが、こっちはもう冬ですな。昨日も雪降ったし。ひぃー、さむいよぉ。

 どーやら、開発の難航しているH-2Aの初号機、打ち上げが当初予定来年2月から半年ほどずれ込んで、夏期打ち上げ予定に変更になったそうです。エンジントラブルが、予想以上だったみたいです。ずんずくずんずく開発が遅れて、どーしようもないっすねぇ。もちっとしっかりした体制と潤沢な資金を……、ってむりな話か。なぁんか、夢もチボーもないって感じ。これで初号機の打ち上げが失敗でもしようもんなら、またたたかれるんだろうなぁ、きっと。
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