デジタルの驚異
今日は月初め、映画の日。ということで、チョット遠出してわざわざ新しくできたところのシネマコンプレックスちうところまで行って、「ああっ女神さま」の映画を鑑賞。端々に見受けられるCGの映像にただただ感動。一昔前じゃ、こんなのぐりぐり動かせなかったのに、まーよくうごくこと動くこと。OVAのスタッフそのままということで、絵もきれいでしたし。部分部分にちょこっとマンガとの不一致が見られるものの、全体としてはよいお話でした。うむ、満足満足(笑)
で、その映画の時間まで少し間があったので、昼食取りがてら、いつものごとく読書。
◇【榊 一郎】「赦されざる者達の騒動歌 スクラップド・プリンセス」/富士見ファンタジア文庫[book]
うん、やっとキャラクターが走り始めたかな、といった感じの二巻目。なんだか大きめな伏線も見え隠れし始め、いい感じで話が勢いづいてきました。それにしても、これにでてくる魔法の名前にはやられましたー。ほとんどが北欧神話由来なんだものなー。つらいなー。ワタシ的にこういう風にしたかったのにナー。まあ、本職の方にやられてしまっては仕方ないです。ほかの手段を考えませう(^^; ともあれ、おもしろくなってきたので次も続けていってみよー、ということで速攻三巻目も購入。こうやってドつぼにはまっていくのね……。
◇【榊 一郎】「異端者達に捧ぐ鎮魂歌 スクラップド・プリンセス」/富士見ファンタジア文庫[book]
いいですねー、腐れ神官。こういうキャラクター大好きです。なんか影もってて、強くて。古いところですけど、「卵王子カイルロッドの受難」(冴木忍)のイルダーナフみたい(←ふるいなー)。まだ爆裂王女も着実に強くなっているようで(精神的に)、ほほえましくもたくましく、物語は適度にシリアス、適度におちゃらけ、イー感じで進んでいきます。この調子で行ってほしいものですなー。「オーフェン」は最近シリアスすぎてちょいとおもしろくなくなってしまったので、二の轍は踏まないことを願います。きっと明日にはもう二冊くらい読んでいることでしょう……。
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