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2000年11月26日

明日への扉


 昨日、実験失敗のショックを落ち着かせるために(笑)走った書店にて、無事「スカーレットウィザード4」(茅田砂胡)を入手。しかし、もう一冊、朝日ソノラマの新刊が補足できず。夕食買い出し時に別の書店にてこれは保護。「イーシャの舟」(岩本隆雄)。とりあえず、布団に潜って読了(笑)

 「スカーレットウィザード」のほうは、まだまだ黒赤二匹のゴジラ(作者談)が暴れ回っております。きっと作者の方も書いてておもしろいんだろうなぁ、という感じの一冊。ただ、少し簡単に事件が起こりすぎてしまう感はあり。悲しさが今ひとつ実感できないまま、次のシーンに行くところがちょっと気になったかな? しかし、敵ははっきりしたようなので3月に出るという次巻では、赤ゴジラが大暴れすることでしょう。

 「イーシャの舟」は「星虫」、「鵺姫真話」の流れをくむ一冊。これで復刻も一段落。この時間軸でのはなしも一通り終了といった感じでしょうか。思わぬ人が思わぬ形で出てきていたようなので、あとがきにあるようにもう一度一通り読み直すことにします。新たな発見が、きっとあることでしょう。この一連の三冊は、 ここの書評(http://www.sugurono.com/)では「まさにジュブナイル」といった評価もされていますが、その通りでしょう。本当に、中高生あたりに一番読んでほしいものだと思います。出てくる人たちみんなが、やっぱり輝いていますね。生き生きしているというか。こんな生き方してみたいです。個人の希望としては、同じ時間軸での話を次も期待しています。また寝太郎にならないことを切に祈ります

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