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2000年07月27日

ああ、あぁぁぁぁぁぁ


 やってしまいましたぁ……。

 このところ、お勉強に身が入らず、気晴らしをするべく、本屋に行ったのがやはりまずかった。今日はあいにくの雨模様だったし、他に気晴らしの手段を持たないワタシは、活字に埋もれるくらいしか思いつかなかったのだ。特に新刊が出てるわけでもないのに、本屋に行くのはよろしくない。よけいなものに手が伸びてしまうから。

 買っちゃいましたよ、一冊。しかもハードカバー……(^^; 


◇【村山由佳】「海風通信-カモガワ開拓日記-」/集英社[book]

 小説でなく、エッセイ集なんですけどね。こないだちらっと見たときに気になってしまいまして、思わず今日レジに持っていってしまいましたとさ(笑)
 以前、「チグリスとユーフラテス」(これは新井素子さん)というハードカバーを読んだ後、今まで読んだことのないその独特な文体(言うなれば、ぢょしこーせーちっく(笑))がおもしろくて、文庫やエッセイ集なんかを古本屋で買い集めたこともありましたが、村山さんの文体はまた新井さんとは違って、これまたおもしろくて、すっかりのめり込んでしまいました。
 村山さんの文章って、読んでると、そこに吹く風とか、そのにおいとかまで感じられる質感があるんですよね。そういうのがどこからくるのか、今回のエッセイで何となくわかった気がします。人間、何事も経験と広ぉーい視野ですね。そんな実感を持ちました。ワタシもこんな文章書いてみたいもんです(笑)

 以前友人から、「そんなに活字に飢えてるなら、図書館行けば?」と勧められ、何冊か借りては見たものの(そのときも村山さんの文庫とハードカバーを借りた)、やはり本は自分で買って読んだ方が、充実感がありますね。ただ、こんなことしてるから、懐が寒くなっちゃうんですけど(笑) しかし、懐がどうなろうと、活字を読むとストレスが発散できるのは事実ですから、やめられませんなぁ。
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