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2000年09月12日

最先端技術、その行く末


 今月は学会ラッシュのようで、うちの研究室も先生いないし、助手いないしでみんな気が抜けまくりです。午後二時頃行っても一人しか来てなかったりします。大丈夫なんでしょうか?

 今日、久しぶりにICQで、よくお世話になっていた先輩とコンタクトをとった。院試受験の際にはいろいろとアドヴァイスをいただいたので、その報告みたいなもの。この人も気がついたらD1になっていて、ちょっとびっくり。そりゃぁ、ワタシが4年なんだから、当然っちゃ当然なんだけど、やっぱりびっくり。

 この人は、核技術の研究をしているのだけれども、やはり先行きは暗いらしい。宇宙産業におつとめの別の某さんもやはりお先の暗くなるようなことを言っていたし、どうも金食い虫な分野は風当たりが強いらしい。このところ失点続きだし。宇宙関連では、H2A初号機が失敗すると事業団解散なんて話もあるとか、ないとか。国産技術としては非常にレベルの高いものを作り上げただけに、今後の動向が気になるところ。先輩の言うには、どうも日本という国は自国技術よりは他国(ほとんどがアメリカ)のほうが気になる御様子とのこと。もっと外に売り込んでいくといいのに。そのうち、民間主導型の先端技術開発ができるようになるといいんだけどね。今後の日本の科学技術開発、どうなっていくんでしょうか?
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