先の見えない未来の話
ダメ元で応募したらなぜか当たったので、行って来ました、「ロケットシンポジウムpart2」。
プロジェクトマネージャや、ISAS、NAL、NASDA、そして現役宇宙飛行士と結構豪勢な顔ぶれ。はじめにH2A試験機一号機の打ち上げ準備から、打ち上げまでのビデオを見て、プロジェクトマネージャのお話を。「2段目の2回目の燃焼が終わった時に『成功した』と叫んでしまったら、構造の方から『まだ衛星分離が残ってます』といわれた」(渡邉プロジェクトマネージャ)とか、「タワーを抜けるまでの5~6秒は地上で試験できないので、非常にどきどきした」(今野サブプロジェクトマネージャ)とか、そのときのブロックハウスの雰囲気の一端を感じられたし、後半はパネルディスカッションを取りやめ、質問受付のみとなって、いろいろとおもしろい話が出た。せっかく宇宙飛行士の古川さんが来ていたが、あまり有人飛行の話にはならず、やはりメインはH2A。それから、これからの日本の宇宙開発がどういう方向に進んでいくのか、そんな話がよく出た。おそらく3年後の3機関統合が宇宙開発にどう影響を及ぼすのか、まず形ありきで柱がないとの指摘もあるので、是非お国の偉い人には具体的な将来像を持っていただきたいものですな。はっきり言って期待はできませんが。いずれにしても、非常にためになる2時間半でした。
ついでに、今日は兄の人の子供がお宮参りをするということもあっての上京。姪っ子との初対面だったわけだが、ワタシがみた時は常に寝ていたような。なんでも起きた時はすさまじかったらしいが。鼻が詰まっててむずむずするらしく、寝ている時も何かもぞもぞとしていて、なんだか奇妙な生き物という感じか。このあと、どんな風に成長していくのか、楽しみではある。とりあえず、これから大変でしょうががんばってくだされい、兄の人。
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