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2001年11月02日

千と千尋の神隠し


 えらく「見ろ見ろ」とせっつく人が約一名いたので、せっかくのファーストデイなので、重い腰を上げて見に行ってきましたさ。
 今日は、なんちゃってパソコン講師が入っていたので、それが終わってから一番最後の回を目指して、パパさんを駆って行きました。初めて行くシネコンだった(近所のシネコンではもうやっていなかった)ため、目標を見誤ったりもしたが、何とか無事始まる2分前には席に着けた。さすがのファーストデイとはいえ、時間も時間だし、場所も場所なので、ひろーい館内人は20人程度か。でけぇスクリーンだったな、しかし。
 感想としては、やはり一番に映像の綺麗さはさすがとしか言いようがないか。CGの使い方がかなり効果的だと感じられた。押井氏とはまるで違う使い方のセルとの融合はお見事。特に流れる風景、海への移り込みなんかはまさに実写のよう。ここは素直に感動した(←流行語?)。あとは、坊と使い魔(?)のコンビは萌えた(笑) まっくろくろすけのコミカルな動きもなかなかだし。あの辺は結構ウケた。不満点は、ハクくんの役者がへたっぴぃだったこと。あと、細かい世界設定がどうもよく取れなかったこと。例のごとく、それなりに主張があったのかもしれない、とそう受け取れる内容だけど、それがなんなのか、わかりそうでわからない。見た後でなにかが残りそうで残ってない。だけど、気がつかないだけで残っているのかもしれない。そんな感じ。だから繰り返し見る人間がいるのか、な?
 ごちゃごちゃ言ってみたところで、非常にハイレベルなものには変わりないわけで。トトロのようなほんわか臭が漂っていたので、殺伐としたもののけ姫よりはこっちの方が好みですな。願わくば、もちっと千尋がかわいければいいのだけど。とはいえ、ナウシカ顔も不自然か……。
 (私信)とまあ、こんな感じ。ちなみに日記のほう、日付がおかしくなっとるよ。直せるのかどうかは知らないけど。蛇足まで。


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