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2001年12月01日

はぁ~、どっぷり


 一応人並みに反応はしておく。とりあえず、無事生まれてよかったよかった。これからのことを、もう一人生まれることがないのを前提にマスコミが話題にしているのは、結構失礼じゃないかと思う今日この頃、そんなことも関係なく、今日もきょうとてネットに潜りっぱなしな訳です。
 今週からラグナロクオンラインの日本サーバβテストが始まったので、それに参加。このゲーム何よりもキャラクターがらぶりー。管理者のリアクションも早いし、結構楽しめそうな感じ。まだ始めたばかりで、今はひたすら転職目指してポリンたたき。がんばるべし。
 スニーカーの新刊入手。今回は新人発掘。
-今日の戦果-


    「新ロードス島戦記3 黒翼の邪竜」水野 良/角川スニーカー文庫

    「戦略拠点32098 楽園」長谷敏司/角川スニーカー文庫

    「放課後退魔録2 ぬだらべ」岡本賢一/角川スニーカー文庫


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【山下 卓】BLOOD LINK 赤い誓約


「BLOOD LINK 赤い誓約」
著者:山下 卓
イラスト:HACCAN
ファミ通文庫
bk1

 好評らしいシリーズの二冊目。なんだけど、表題に番号も何も振っていないので、間違って二巻目から手に取る危険が大きいという、ちょっと問題ありなシリーズ。この辺はつぎから改善してもらいたいところですが。
 前作は、ワタシにはちょっと痛すぎてきつかったのですが、なぜそう感じたのか、今回主人公であるところのカズシ君の推論を聞くに至って何となく納得。前作の被害者があまりに「綺麗」(←外でなく内面)すぎたと言うことが大きいかな。
 シリーズ全体のイメージが「灰色の肌寒い晩秋」みたいな感じを受けるので、兎に角トーンは暗い。今回はカズシ君の葛藤がメインで、前みたいにスプラッタではないです。でも、最後の展開はやっぱり痛いです。願わくば、幸せな結末であることを。

【一色銀河】若草野球部狂想曲 サブマリンガール


「若草野球部狂想曲 サブマリンガール」
著者:一色銀河
イラスト:美鈴 秋
電撃文庫
bk1

 ライトノベルでは珍しいかもしれない野球モノ。いろんな意味で濃い作品かも。話自体は、廃部寸前の野球部が一人の「高校野球の怪物」によって救われるという、ありがちなシチュエーションではある。だけど、その野球部が男女混成という特殊なものであることが、この話のミソ、かな。中心にその「怪物」だけを置かずに、下手をすればヒロインでしかない女の子をもう一つの中心に置いたのがいいのかも。途中のネタも、結構笑える。野球マンガをよく読む人なら、中に出てくるパロディギャグも結構おもしろい。ただし、野球を見ない人には全然わからないネタではある。マニア受けといえばそうかも。はまれば十分楽しめる、そんな感じです。

【一色銀河】若草野球部狂想曲3 スプリング・ステップ


「若草野球部狂想曲3 スプリング・ステップ」
著者:一色銀河
イラスト:美鈴 秋
電撃文庫
bk1

 「野球小説」最終巻。野球と女の子が絡むと必ず出てくる「性別の壁」がネタ、かなー? やっぱり本編半分以上は野球。それ以外に絡ませるモノは、恋愛関連といきそうなモノなのに、なぜかやっぱり盛り上がらず、結局そのあたりの結論はちっともです。中心の「怪物」君が野球バカであることが大きな原因と思われます。これに恋愛要素を求める方が間違っているのかもしれない(笑)
 綺麗な終わり方をしているのだけど、結構な人数が出てきた割に、取り扱いのぞんざいな人間が多すぎるので、今度出るという外伝での活躍を期待したいところ。男性陣の影が薄くて、かわいそうすぎるから。

【長谷敏司】戦略拠点32098楽園


「戦略拠点32098楽園」
著者:長谷敏司
イラスト:CHOCO
角川スニーカー文庫
bk1

 第6回スニーカー大賞金賞受賞作。今後に期待できる新人かもしれない。
 SFと銘打っているモノの、出てくるモノがSFチックなだけで、全部がSFしているわけでもなく。設定云々なんかは考えずに、とにかくイメージを大切に読みたい一冊。頭に情景が浮かべば、3倍以上は楽しめるものだと思います。雰囲気は秋山完氏に似ているかも。胸にくるものがある、そーゆー作品です。うまく伝えられませんが、兎に角読んでください。

【神坂 一】クロスカディア1 月メグル地ノ来訪者タチ


「クロスカディア1 月メグル地ノ来訪者タチ」
著者:神坂 一
イラスト:谷口ヨシタカ
富士見ファンタジア文庫
bk1

 「あの神坂氏の新シリーズ、富士見で登場!」という感じでしょうか(笑) 主人公であるところの男の子のところに、突然転がり込んだのは記憶のない女の子、という「いわゆる萌え路線(自称)」なシチュエーションです。……が、失敗してます。神坂氏には萌え路線は難しいようです。
 全体としての世界観はスレイヤーズに近いようです。新理論の魔術も例のごとく登場し、その辺の設定も「らしく」できているのはさすがでしょうか。今回は一巻ということで、たぶんにキャラ・世界観紹介で終わってしまって、話がちっとも見えてきませんが、そこいらへんはこれからでしょう。敢行ペースの速い人ですから、すぐに次が出る、でしょう。
 それにしても、ヒロインの女の子。どうしてもイメージがリナ・インバースに脳内変換されてしまうのは仕様がないんでしょうかね?

【一色銀河】若草野球部狂想曲2 クイーン・オブ・クイーンズ


「若草野球部狂想曲2 クイーン・オブ・クイーンズ」
著者:一色銀河
イラスト:美鈴 秋
電撃文庫
bk1

 今回のネタは「幼なじみ」と「ID野球」。細かい話が続くと言えばそうかもしれない。幼なじみがでてくると、たいてい荒れる恋愛沙汰に関しては、あまり盛り上がりを見せないのが残念。あくまでもメインは野球と言うことかな。前回の野球論にさらに磨きをかけた感じ。理論でできる魔球を使っている分、その理論解説が少し冗長になっているのが難点。兎に角今回は「野球小説」でした。

【茅田砂胡】スカーレット・ウィザード外伝 天使の降りた夜


「スカーレット・ウィザード外伝 天使の降りた夜」
著者:茅田砂胡
イラスト:忍 青龍
Cノベルスファンタジア
bk1

 怪獣大決戦(笑)その後。
 あとがきにあるように、「エピローグ&プロローグ」です。話のもっていきかたには賛否両論かなりあるようです。ワタシは個人的にこういう展開は好きなのでいいですが。デル戦の最後3冊がダメな人には、これもダメなようですね。外伝だからいいでしょう、と思うのですが。「本編の後日談が読みたい!」という人なら素直に楽しめると思います。

2001年12月07日

PC初心者vsウィルス


 昨日は朝方に雪がうっすら積もったらしい杜の都。今日もかなり冷え込み厳しく、青葉山の上では雪が舞っております。さみーよー。
 相も変わらずなんちゃってパソコン講師をしているわけですが、そこでやっかいな問題が。いや、前からあったんですが、ほっぽっといたんですけどね。何って、ウィルス対策です。
 現状、初心者向けの解説本はメールソフトにoutlook expressの使用を前提として記述されています。しかし、ここ数ヶ月のOE、そしてIEの穴を狙って感染するウィルス・ワームの蔓延状況はすさまじいモノがあります。これも、最近の中身のないIT政策によって増えた「初心者of初心者」がキャリアになっていることが大きな原因となっているのは確かだと思います。「OE、IEを使うな」というのは簡単ですが、代替手段を提供するのはなかなか難しいことです。そもそも、メールソフトに関しては明確な「2番手」がありません。そして、入手手段もOE以外はネットからのDLか、雑誌付録からの解凍の後、インストールを行う必要があります。さらにわかりやすい解説書というのはなかなかありません。キーボードに触れたこともない人にこれを行わせるというのは、無理です。これは教える側の横着でしかありませんが、そういう人たちにこれらの操作を教えるのもまた、非常に面倒なので避けたくなるものです。
 政府主導で行われる「IT講習会」は、当然のごとくその内容はインターネット、及びeメール。しかし、配布されたテキストを見せてもらってもウィルス対策やセキュリティーに関する記述などないようなモノです。その結果が、最近の新種ウィルス発生の度の大量感染なのだと思います。ここ2,3件のウィルスに関しては、感染規模が大きいせいか、全国紙新聞紙上でも報道されましたが、普段のウィルス情報に関しては自分で情報収集をしないといけません。ネットを使う際の基本原則は「自己責任」です。ネット上には受動的に受けられる情報というモノはありません。すべて自分で動く必要があること、これが一番大事だと、ワタシは思うのですが。そこを教えないで「ウィルスキャリア予備軍生成所」と化している講習会は危険きわまりないかも……。
 なんだか横道にそれてしまいましたが、何が言いたいのかと言えば、初心者に簡単に勧められる、よさげなメールソフトってなんでしょう? ということです。beckyか、AL-Mailか、はたまたNetscape Messengerか……。難しいところですよね。
 そうそう、こんな馬鹿変なこと言っているみたいなので、国の対策には期待はもてないかもしれませんよ(笑)


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2001年12月09日

すっかりな週末みたいな


 すっかり習慣と化してしまったネットゲーム。今週末も健全にうちにこもってラグナロク。だって、外しこたま寒いんだもの。なんだか次の一週間はずっと寒いみたい。雪も降ると言うことらしいし、やだやだ。
 ラグナロクはなによりそのキャラクターのかわいさがウリ。というよりも、まだβで転職もままならない現在ではそれくらいしかウリがないという話も(笑) ガディウスそっちのけで今はもっぱらラグナロクに潜っております。こっちの方が人多いけど。
 さてさて、今月もいつものように少し早い電撃の新刊を入手。今月、大量と思いきや、実は地雷多数で手が出しにくかったり。とりあえず2冊。
 -今日の戦果-


    「月と貴女に花束を5 聖夜狂瀾」志村一矢/電撃文庫

    「リバーズ・エンド」橋本 紡/電撃文庫

 まあ、こんな月もありますよ……ふぅ。今月末にはソノラマで秋山完氏の新刊が出るのでそっちに期待しましょ(笑)


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【志村一矢】月と貴女に花束を5 聖夜狂瀾


「月と貴女に花束を5 聖夜狂瀾」
著者:志村一矢
イラスト:椎名 優
電撃文庫
bk1

 某所で様々に話題になっている問題作(?)の5巻目(笑) 実に一年ぶりの新刊。当初の予定ではこれが最終巻のはずが一冊のびて全6巻に変更になったとか。今回の主役は中心のカップルではなく、兄様がらみでした。
 このシリーズ、出てくる男性陣がみな同じ境遇という、ある意味わかりやすい状況において繰り広げられる往年の少年マンガのような強さのインフレの激しい作品になっています。昔の少年マンガのノリで読むと十分に楽しめるでしょう。斜めから見てしまったら、終わりです。
 今回は、全編通してずっと戦闘続きなので息つく暇もないはずですが、ちょうど中間地点で天然なヒロイン様が一発はずしてくれていますので、そこで一息つけるでしょう。とにもかくにも無難なシリーズです。次の最終巻でどういうオチに持っていくのか、見物でしょう。

2001年12月11日

さぁむいですよ、えぇほんとに


 雪がかなりの量舞っています。かなーり寒いです。これが十二月ってやつです。
 実は今、ピッチ君の液晶が派手に割れていて、届いたメールも最初の二文字くらいしか読めない状態だったりします。まだ機種変更して3ヶ月しか経っていないので、あらたに機種変するのはお預け。修理には8千円+2週間らしいので、これもどうなんでしょう? ということで、この際だからケータイに換えてやろうかとも思ったんですが、何となくそれも馬鹿らしく思えたり。旧機種ではあるものの、一回2千円で同番号で代替機を貸してくれるらしいので、それで乗り切ることもできるし。だいたい大して使ってもいないのに、そうぽんぽん新しいのにかえてもねぇ。
 知っている人は知っている野田司令がこんなのをぶち上げてみたようです。もうちっと大々的に宣伝して、少しは世間に周知させる必要はあると思います。先が見えていないのは確かですからねぇ。


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2001年12月14日

なんだかんだでいそがしい?


 今日は一日雪。明日の朝には結構つもっているのかもしれない。この冬最初のまともな雪模様です。
 最近、一週間が非常に早く過ぎていく。サイクルがしっかり固まってしまっているし、やらないといけないこともにわかに多い。ワタシの場合、時間がありすぎるとロクなことを考えないので、これでいいのかもしれないけど、ここ数週間、おんなじサイクルで生活していると、なんだかつまらない。そろそろ何かイベントほしいかも……。
 そういえば、今日、なんちゃってパソコン講師の帰り道、仙台冬の名物「光のページェント」の入り口部を通ったので、ちらっと見えた。今回は、ずいぶん気合いが入っているように感じたなー。たまたま雪景色だったせいもあったけど、とっても綺麗でしたよ。
 さて、来週末は忘年会三連で、その翌日に帰省だ。毎度のことながらハードスケジュールな年末年始になりそうです。やれやれ。

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2001年12月16日

♪ゆーきやこんこっ あられやこんこっ♪


 結局、昨日から降りっぱなしです、雪。積雪もそこから推し量ってくださいな。まったく、いきなりですな、この大雪。いままでそんなに寒くなかったのに……。
 そんななか、今日はけんきうしつ(居候先)のメールサーバー再構築のお手伝いしに、休日出勤(笑) 来年度、ワタシ以上にPCに詳しい人間がいないと言うだけの理由で、避け続けていたサーバー管理責任者の肩書きがつくことが内定してしまったので、そのトレーニングの一巻として今回のお手伝いと相成った次第です。実際、OSのインストール、初期設定、メールサーバーのインストール、および設定と、半日以上かかりましたが、特に大きなトラブルもなく、実にスムーズ。CPUのアーキテクチャが違うだけで、ここまで楽になるのかと驚き。今までやったのが、Solarisに、Alphaチップだもの、そりゃ苦労もするわね。これからちまちまとセキュリティ関係の洗い出しをやって、内部向けwebサーバーの立ち上げなんかは残っているけど、一番の重要案件であるメールサーバーが無事稼働したのでとりあえずはこれで良し、と。今後、すこしづつスキルを上げていきましょー。
 にしても、明日も降るのかね、雪。パパさんが駐車場から出せなくなる危険が出てくるのだがな、このままだと……。月曜にはまた角田にプチ出張の日だし。はぁ、やれやれだわ。

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2001年12月21日

3連戦、中日


 昨日、今日、明日と忘年会三連戦です。その翌日に帰省します。そのあとすぐに神社で奉公。結構ハードスケジュールです。力つきたら誰か骨は拾ってくださいね(笑)
 夕べの飲み会は、籍のあるほうのけんきうしつの。センセがまだ長期の海外出張から帰ってきていないので、実にまったりとした飲み会でした。ふつーに飲んで、ふつーに食べた感じ。
 問題はどうやら本日これより執り行われる居候先のゼミ、および飲み会のご様子。聞くところによると、上層部に結構根の深い確執があって、このたびその冷戦がワンサイドゲームにて決着が付いてしまったようで、それに付随した嵐がゼミ、及び飲み会で吹き荒れる懸念がアリアリな訳で。結構湯鬱ー。
 明日は明日でなんちゃってパソコン講師の忘年会。ここは常に天候不順だから、まぁのらりくらりとなんとかします。
 こう考えると、なかなかに神経戦な三連戦のようだ。がんばろ(笑)
 間をあけずに出た「イリヤ」の熱がさめやらぬうちの電撃hp新刊誌上における「イリヤ」連載。今回もまた秋山節全開。中学生ってな、ほんと馬鹿な時分ですな~、と実感しきり。確かに似たような感じだったと、ちょっとほろ苦い思い出(?)思い返してみたりして。ヤローは馬鹿ばっかりだし、女の子たちもなんだか青春しております。今回で花村株は急上昇ですよ、えぇ。あと「加奈ぶー」はどうかと思います。「加奈ぶー」は。

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2001年12月23日

死のロード、帰還


 忘年会三連戦、無事しゅーりょー! 何とか生きています。……が、なんだか頭の中と胃腸あたりがうにうにします。昨日飲んだ日本酒が甘口系だったせいでしょうか? うにうにします、ウニウニ。
 忘年会、やってはいますが、気分的にちっとも年末という感じはしない今日この頃です。なんか、ふつうの日常ってな感じですわ。ルーチン的に忙しかったせいでしょうか。しかし、正直、ここ数週間、充実していたのも事実。何も考えられないくらいせかせか動いていた方が気楽でいいのかもしれない。貧乏性?
 何はともあれ、明日帰省。舞浜で季節感を感じて、そのまま丁稚奉公になだれ込む、と。ここ5年のこれまたルーチンワークな訳で。休みのはずが、普段よりもよっぽど激務な年末年始の予感です。

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2001年12月24日

♪聖しこの夜~♪


 本日はクリスマスイブであり、振り替え休日でありました。そしてワタシは一路舞浜へ。毎年の行事となってしまっているTDL巡業であります。
 今回は、たまには座ってお城前のショーを見ようと思って、かなり早く行ったのですが、すでに長蛇の列。最初にあった意気込みもどこへやら、結局いつもの通りマターリと過ごしたわけで。今回のテーマは「新規開拓」ということで、晩ご飯に初の予約を入れてみる。「カリブの海賊」に行くといつも気になるあの「ブルーバイユーレストラン」である。ショー時間とのかねあいを考えて、16時半というみょうちくりんな時間になるも予約できたのでよしとする。続いて作戦会議と暖をとること、朝食をとることを目的に、「センターストリートコーヒーハウス」にてミッキー顔のホットケーキ。これも初物。っていうか、いままでなにしてたんだか。
 本格的に稼働するべく、移動開始。お買い物を物色するも、特に食指は動かず、じゃまな荷物だけをコインロッカーに。まずは「カントリーベアシアター」にいつものように寄り道。眠気を担いで外に出ると、ちょうどお昼のパレードが目の前を通過。ちょこっと見てからトゥーンタウン方面へ。ここのアトラクションはすべて未経験なので、あわよくばと思ったのだけど、人が多すぎたのと、もう空腹になってしまったこともあって、昼食。「キャプテンフックスギャレー」でクリスマスメニューを買って、なぜか椅子を求めてラッキーナゲットカフェ方面へ。席に落ち着いて、昼食にしていると、目の前を「ウェスタンリバー鉄道」が通り過ぎる。誰にも相手にされていない寂しげな車掌さんに手を振り返してあげていると、一人元気なお兄ちゃんが。手を振ると言うよりも拳を振り上げるがごとく。つきあってこちらもやりかえすとすごくうれしそう(笑) 思わず次にくる時まで待って、激しく拳を振り上げ合ってました。運がよければ、ということでこのお兄ちゃんに会うべく鉄道へ。生憎、件の車掌さんはいなかったが、昼間に乗るのも久しぶりだったので、のんびりと堪能。そのあと、やっぱり気になる「ジャングルクルーズ」へ。このときの船長さん、「ネタはいいけどなにぶん滑舌が悪かった」とは同行者の談。精進しましょう。次には、今回ちゃんとしたアトラクションであることを初めて認識した「ミートザワールド」へ。古めかしかったがなかなかおもしろかったらしい。ワタシは睡魔に負けました。
 気がつけば、予約時間と言うことで、レストランへ。雰囲気よくて、満足満足。夕食後は忙しい。お城前でショー。例年と一緒かと思いきや、内容一新。何とかそれなりにみれてよかった。そして30分後には新しくなって帰ってきた「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」。やっぱりパレードはこれだよね。フロート多いし、規模大きいし、綺麗だしで言うことなし。で、最後は花火。これを見た後、再びジャングルクルーズ。今度の船長さんはアタリ。初めて聞くことも多く、とってもよかったです。締めに「カリブの海賊」に乗って終了。
 しかし、悩んだ末に明日も舞浜へ行くことに。明日はTDSの方ですわ。大変だ。


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2001年12月26日

ディズニーシーレポート


 一日遅れですが、TDSレポート。
 前日の疲れもあって、朝はのんびり。オープンから30分後くらいにパークイン。ちょうど、キャラクターたちがお出迎えに出ている時間だったり。それを横目に見つつ、とりあえず前日同様夕食の予約。ピザがおいしいと複数の筋からの勧めに従い、メディテレーニアンハーバー、「ヴェネツィアン・ゴンドラ」乗り場脇にある「リストランテ・ディ・カナレット」にてプライオリティ・シーティングを取得。すぐに中心部、プロメテウス火山方面に向かい、「センター・オブ・ジ・アース」のファストパスを入手。これで一段落。
 作戦会議をすべく、適当にのんびりできるところを探すも、10時前に空いている飲食店が奥の方に少ないため、ロストリバーデルタから「トランジットスチーマーライン」にて再びメディテレーニアンハーバーに戻る。ミラコスタ出入り口付近の「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」で軽い朝食。作戦会議。とりあえず、お店の類をのぞこうということで、近くを冷やかす。するとお店の裏手から聞こえてくるアコーディオンの音色に惹かれてふらふらと外へ。ゴンドラ乗り場近くで、変なおっちゃんがアコーディオンの伴奏で(たぶん)イタリアの歌を歌っていた。風の通り道のせいか、それとも単に人がいなかったせいか、周りにはゴンドラのキャストくらいしかいない寂しいパフォーマンスでした。合掌。朝一番のショーが始まったものの、場所が悪くよく見えなかったのでこれはあきらめて、空いているゴンドラへ。これがこの日一番の当たりくじであろうか。乗り合わせた男の子ばかり数人の小学生グループが、すさまじいテンションで他のゲストに笑い(苦笑い含む)を提供してくれた。こぎ手であるところの「イタリア人鈴木」氏は、一見やる気なさげの割にカメラを向けるとしっかりピース。火山とともにフレームに収まるお茶目ぶり。そして、前述の集団に解説を遮られた悲しき操舵士「ハッシーニ」氏(橋本氏)は、その自慢ののどを思う存分披露してくれた。船とすれ違う時、その挨拶は「チャオ!」である。なのに、船が発着場に戻った際にかかった声になぜか「オス!」の声が。やはりノリは体育会系。まさにTDSにおけるジャングルクルーズでした。
 すっかり楽しんだ気分でアメリカンウォーターフロント方面へ。スクルージおじさんのデパートものぞき、SSコロンビア号を見学。ちょうどよくここでのショー、「セイルアウェイ」の時間になったので、ついでに鑑賞。かなりのギミック量と、至近距離でのキャラクターの動きにこれまた大喜び。ここではドナルドのかわいさが爆発しておりました。見終わってみれば、次の目的であるところの「ミスティックリズム」の時間だと言うことで、「エレクトリックレールウェイ」を利用して、アメリカンウォーターフロントからポートディスカバリーを経由してロストリバーデルタへ。「ミスティックリズム」はとにかくの迫力。見たことはないけどきっと「四季」のミュージカルはこんな感じだろうというもの。何はともあれこれは必見です。間をおかずにファストパスの時間になったので、「センター・オブ・ジ・アース」に。ワタシ的にスピード系は苦手なんですが、がんばってみました。雰囲気としてはスプラッシュマウンテンでしょうか。逆Gは嫌いです。
 これでもう2時過ぎ。おなかも空いてきたのでマーメイドラグーン、アラビアンコーストと無意味に遠回りしてロストリバーデルタのメキシコ料理「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」で昼食。
 昼間の一番のショー、「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」をキャスト曰く「穴場」で途中まで鑑賞。「アンコール!」へ向かう。こちらはおそらく千人単位での動員が可能な劇場で、演目は有名なブロードウェイミュージカルのメドレー。テンポが速く、魅せられてしまうので約40分という長時間の上映もあっという間。これまた必見でしょう。
 この後はどんどんアトラクション巡り。スチーマーラインを使ってハーバーからロストリバーデルタを経由してアラビアンコーストへ。「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」、そして唯一まともに並んで待った「マジックランプシアター」とはしごする。シアターも人間相手のショー部分があるので、いつ行っても楽しめるところ。今回は、ノリのいいゲストが最前列中央にいたので、またまたとても楽しめる。前説の蛇のキャラクター(cv.千葉繁)もワタシは大好き。すでに完全に通り道でしかないマーメイドラグーンを抜けて、ポートディスカバリー、「ストームライダー」、「アクアトピア」へ。ライダーは、夕方くらいまではかなりの列がのびていたのに、日が暮れてからはそうでもなく。もっとも、これは一度の動員数がかなり多いので、ロストリバーデルタまで列がのびていてもそんなに待たないようではあるが。こいつはスターツアーズ発展版と見てイイかと。そうそう、雨で服、濡れますよ。要注意。アクアトピアはランダム駆動のコーヒーカップ。こいつもアドリブが効く(?)ので何度でも楽しめそう。予想のつかないその動き、なぜか乗っている最中笑いっぱなしです。
 ケープコッドへ向かってお買い物。最後の交通機関、「ビッグシティ・ヴィークル」でスクルージおじさんのデパート前まで行って、夕食へ。
 窯焼きピザがおいしいとのことだったのだけど、「せっかくだから」クリスマスメニューのコースを頼む。パスタもケーキもウマー。
 残念ながら強風の為、夜のショーが中止になってしまったので、夕食後ダメ元で火山方面、「海底二万マイル」に向かう。このときすでにクローズ30分前。スタンバイ30分以上であればあきらめようと思っていたのに、行ってみれば「5分待ち」。「マジ?!」とか言いつつ、行列用のグールグル螺旋を駆け下りて、ノンストップで潜水カプセル乗船。ほくほく気分で、ぱらついている雨にもめげず、少しガリオン船をのぞいてから帰途へ。実に久しぶりにたらふくアトラクションに乗った一日でした。
 印象としては、「遊ぶ」ということよりも「見る・参加する」ということに偏っている感じ。インハウスのショーはそれ一つで公演する位の感じで、ボリュームたっぷりだし、ゴンドラの兄ちゃんたちとの交流も楽しい。マジックランプシアターのマジシャンなオヤジのギャグも素直に笑える。ワタシ的にはTDLよりも好ましいかも。
 うまく回るこつは、いかに交通機関を利用するか、ということに集約されると思われます。ミステリアスランド、マーメイドラグーンは人が集中しやすい割に狭いので、歩くのがつらいです。スチーマーラインやレールウェイをうまく使いましょう。次行く時は「ドナルドのポートビルダー」を逃さないようにしないとなー。いやはや、それにしても、2Dayは厳しい厳しい。つかれましたわー。


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大豊作&疲労困憊

 TDR二日目行って来ました。予定通り、今日はTokyo Disney Seaの方。こっちはワタシは初めて。
 昨日の疲れか、寝坊から始まり、曇天のあいにくの空模様とあまり幸先のよくないスタートでした。……が、想像以上の収穫を得られてびっくり。
 残念ながら、明日からの丁稚奉公に備えて、疲れを抜くべく、今日は早寝。詳細は後日(早ければ明日)。

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2001年12月30日

へろんへろん


 ここ数日は、神社奉公でへろんへろんになっていてぱたんキューだったわけであり、死ぬほど疲れていたのである。そして今日はやっと来た休みの日だったわけである。これで一日と半、英気を養って、明日の夜から戦闘準備の後、開戦である。今年の元旦も天気が悪いようで、人の出足はいかがなものか?
 今日は、とりあえずのびきっていた髪の毛を切りに行き、本屋を巡り、年賀状を(今更)書いて、「読めー読めー」といわれて借りてきたハリポタを読んでいたりした一日でした。ハリポタは一巻を読み終わり、今、二巻の半分くらい。がんばれば明日のうちに三巻まで読み切れるかな。素直におもしろいです。「せっかくだから」今度映画も見たい感じです。
 なんだか中身はないですが、すでに眠いのでこの辺で……。