「正義」の感情論
そろそろ修論の題目を決めたり、中間審査の準備をしたりと、徐々に包囲網が構築されつつありますが……。相も変わらずテンション低い低い。朝も「出かけたくないなぁ」という欲求をがんばって振り払いながらの毎日。すっかりこれがデフォルトになってしまいました。メリハリのない生活を送っているせいだろうか。今週末あたり、ちっとは刺激を求めてみるかなぁ(何
今月は珍しく豊作の富士見ファンタジアの新刊入手。のんびり読みたいところですな。
-今月の戦果-
- 「クロスカディア3 風ワタル地ノ放浪者タチ」神坂 一/富士見ファンタジア文庫
- 「スクラップド・プリンセス サプリメント さまよう者達の組曲」榊 一郎/富士見ファンタジア文庫
- 「風の大陸 第二十三部 有罪か無罪か」竹河 聖/富士見ファンタジア文庫
- 「まぶらほ~メイドの巻~」築地俊彦/富士見ファンタジア文庫
- 「ザ・サードVI 異界の森の夢追い人(上)」星野 亮/富士見ファンタジア文庫
久々に「なんちゃって社会派」を気取ってみる。連日ニュース新聞に取り上げられる北朝鮮の話題。拉致被害者(この呼び方もなんだかアレな感じだけど)の報道をみると、誰もが「不本意に拉致されてしまったんだから、故郷に戻りたいと切望している筈だ」と当然のように思いこんでいる点が不気味。そこに至った経過は決して認められるものではないし、死亡したと報告された人たちについて不審な点が多いのも確かだけれども、今回日本に来られた人に関しては、(もしかすると事実ではないのかもしれないけれど)北朝鮮という現状決して豊かとは言えない国において、上級といわれる待遇を受けているという。すでに現地で家庭を持ち、成人に近い子供もいる。24年間という時間をかけて築き上げてきたものは非常に大きいものであろうことは、想像に難くない。それをすべて投げ出して、今の日本に「帰ってきたがっているはずだ」という考えが全員に当てはまるかどうか、冷静になるべきじゃないかと思う。本人が日本に帰りたいと考えているなら問題はないけれども、そうでない人に対して本人以外の人が「永住帰国を認めるまで返さない」と束縛することは、拉致することとそんなに違わないんじゃないかとまで思ってしまったり。国交が正常化されれば、人の相互の行き来はできるようになるはず。今はまず、それを先に考えるべきじゃないかなぁ。感情に走りすぎるのもどうかと……。
もし、むこうの国で教育を受けたことで考え方が変わってしまったからといって、こちらの考えを押しつけられれば「俺を洗脳するな」と叫びたくもなるでしょう。違う宗教に傾倒したからと、それを否定してつぶそうとすることは、よいことなのか、そうでないのか……。とにかく国全体がこのことに関して、あまりに感情的すぎる雰囲気なのは、なんか怖いです。
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