2005年松島基地航空祭
これがなければ夏ではない,といった感じで,すっかりレギュラースケジュールとなってしまった松島基地の航空祭に行って参りました。 直前の台風直撃にびくびくしながら天気予報とにらめっこ。予報では微妙な空模様でしたが,とにかく松島へと向かう。
前日の土曜日,2200。ETCの割引を最活用するためにこの時間に出発。外は少し前に降り出した雨。スタートから不安な出だし。 とにかく省エネをモットーに,今回は珍しくフル行程を高速活用とし, 圏央道~関越道~外環道~東北道~仙台南部道路~仙台東部道路~三陸道と400kmちょっとを突っ走る。途中, 那須高原SAにて水分補給をしたのみで,ひたすら巡航し,2700には目標近くのファミマに到着。朝ご飯を調達した後,仮眠をとるため, 基地滑走路よりも海よりの緑地公園の駐車場へ。テントを張っている先客の皆様の安眠を妨げないようそろそろと入り,二時間ほどの仮眠。 起きてみたらば空模様は雲いっぱい。不安。
0600,門に向かうとすでに車列。最後尾に着くと,三十分もしないうちに動き始め基地内に誘導される。0800開門のはずなのに。 近辺の渋滞をおそれた様子。そして,開場まで前倒し,0730にはエプロンへ。地上展示で目新しいのは,F-2への機種転換が進み, 退役が進むF-1の記念塗装機くらいかな。そして,ブルーは6+予備1のフル装備。特に買い物もないので, すぐに駐車場となっている滑走路脇の草地に陣取る。天候調査のブルー塗装T-4の報告を聞くと,空一面雲だが,シーリングは結構高め。 視界も確保できるとのことで,展示飛行そのものには問題なし。そしてU-125,F-2, T-4*3でのオープニングフライトで航空祭が始まる。
とはいえ,午前中のF-2の機動飛行はいつもの通りだし,ブルーの訓練飛行は6機での珍しい第4区分? 3区分だったのが少しうれしかったけど,雲は厚かったしでちょっと不満気味。状況が変わったのは, 事前プログラムになかった三沢米空軍のF-16アクロの時から。
静浜で度肝を抜かれたF-16のデモは大迫力で,今回も期待していたのだけど,魅せてもらいました。そして, どうも晴れ男だったようで,フライト中に徐々に雲がどいて,井戸のように雲のない域が展示エリアに広がり始め, 相も変わらぬ迫力クライムの連発に,観客も大興奮。降りてきたら拍手までされちゃって。ブルーのウォークダウンだってそんなことないのに。
昼食時を挟んで,午後はブルーの展示飛行。正午過ぎ頃から徐々に雲が流れ始め,青い部分が広く始める。1~4番機はデルタでの離陸, 5番機はローアングル,6番機はロールオン・テイクオフで入る。上がってすぐの5番機の天候調査報告を受け,リーダー叫ぶ「よし,1区分! 」
というわけで,雲の切れ間をねらって,逆光に負けず,風がそんなに強くなかったのできれいなスモークの軌跡が見られました。
最後はかなりの青空で,ブルーの飛行を満喫。充足されたところで,次の日もあるので,外来機の帰投を待たずにそそくさと帰り支度。
途中,コロナワールドで汗と汚れを落として,すっきりしてから仙台南より帰途につく。途中, バケツ雨にびくびくしながらも2200には埼玉・蓮田SAに到着。時間調整のため,二時間の仮眠の後,外環道~関越道~圏央道と経由して, 2500帰宅。走行距離945.2km。移動時間27時間。お疲れ様でした。
そういえば,この春に矢本町はどっかとくっついて東松島市となったそうで。F-2の塗装で知ったというのがなんとも……。
これで,静浜,松島と天候回復二連勝。来週の三沢は弓の試合でいけないので,今度は初の小松かなぁ。
コメント
コロナワールド私も行きました。
当方は高速バスでいきました。
TRしておきましたのでよろしくです。
小松も行きたいですけど
人数集めてETC割引とドライバー確保できれば
安いですからね
今回は当方の湯ったり乗ろう軍団は、
ワゴン車が事故で車となり
私はバス組みになりましたが、コロナワールドで
飲んでいた奴がいたら当方です。
私は17時ごろから19時までいました。
Posted by: 湯ったり乗ろう | 2005年08月30日 22:48