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2000年05月12日

ゆめおち?ゆめおち?


 夢を見た。

 時はおそらく夕暮れ時。場所は、実家の近所。妹ともに、親戚のうちからの帰り道のこと(ワタシの妹はいない、ちなみに)、ワタシは徒歩で、妹は原付で自宅へ向かっていた。妹は疲れているのか、酔っぱらっているのか、非常にふらふらと原付を操っていた。それを見かねたワタシは一声かけたのだが、時すでに遅く、妹は派手にカードレールにつっこみ、見事に空中で前転一回。苦笑いしながらワタシはそばに駆け寄る。もちろん(この辺が夢らしい)怪我一つなく、妹も照れくさそうに笑う。しかし、そんな運転をするような人間を、これ以上原付に乗せるわけにもいかず、ワタシが代わりに乗ることにした。いざ乗ろうと原付に向かうと、それはいつの間にか黒い250ccの中型バイクに化けていた。なにを不思議に思うことなく、ワタシはバイクにまたがり、後ろに妹を乗せ、一度、二度ギアの入りを確認した後、「安全運転」で自宅へ向かう(中型免許なし、ちなみに)。特にトラブルにあうこともなく(たいした距離でもない。五分くらい)自宅前の上り坂の手前にきたのだが、そこには多数の警官がおり、なにやら作業をしていた。「どうも事故らしいなぁ。ここ、多いな」などといいながら、仕方ないのでここは迂回し、もう一本の坂から上ろうとするが、まさにその瞬間、後ろから来た警官三人に呼び止められる。「すみません、ちょっとお話を……」と。「こいつぁ、ぴんちだ」と聞こえない振りして上ろうとするが、突然バイクの前輪が浮き今度は見事に後転一回。そのとき、どこからともなく免許がひらひらと。ぱし、と手に取ったのはなぜか警官やってる母親の姿。「あらあら、無免許、二人乗りねぇ。」 偉くにこやかに、のんびりといわれ、がくっと落ちるワタシの頭。その目の前にひらひらと赤切符が舞い落ちる。そこには、「罰金10万5千円」の文字。「そんなぁ、免停で、罰金十万んんん!」 と思って目が覚めた。

 本当に夢落ちで良かったと思った。

 ニコマの授業、遅刻でした、ちなみに。
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