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2000年12月03日

電脳の海


 さてさて、12月に入ってしまいましたよ。そろそろ卒論とかが目の前をちらつき始めてみたり……。

 日本語(多国語)ドメインの受付開始に際して、また転売が問題になっているらしいですね。先行取得したベンチャー企業の社長が、「企業努力が足りない」といっていましたが、確かに。制度や方法に未だ問題があるのは確かだけど、取ろうと思えばとれるのに、取れなかったからと言って、「違法だ」と騒ぐのは情けない。JPNICでは、登録商標などは優先的に登録できるようにする(している?)ようですが、これもなんとも。個人名で登録したはずが、どこぞの企業名と重なって裁判沙汰、という話しもあるらしいし。メールアドレスだって基本的には先着順なのだから、ドメインも先着順でいいと思うんですけどね。ただ、それでも転売の際の基準やガイドライン、ドメインの扱いに関する世界標準の制定が急務であることには違いないんですが。ネット上に広がる世界の広さが、まだまだ世間で認識し切れていない証拠ですかねぇ。
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2000年12月04日

ケアレスミス


 昨日一日かけていじくっていたPerlのスクリプト。窓上で動かすと問題ないのに、UNIXサーバーに移動すると、「500 Internal Server Error」がでまくり。結局昨日は原因を特定できずにそのまま就寝。……で、今日ガッコで再びいじくっていてふと思った。「ディレクトリのパーミッション……」 どうやら、これが原因だったようです。全くやっかいな……。これで一日つぶしてしまいましたさ。しかし、こんなことを経験しているうちに、だいぶPerlの扱いも慣れてきました。今作っているスクリプトに関してはもうちっと改良しなくてはならんのですがね。ふぁいとっ!!です。

 本日はバイトで、パソコン教室のチラシを最寄り駅で配布しました。しかーし、ここにきて急に冷え込んだため、みなさんお手々はポッケの中。大多数の方はチラシを受け取ってはくれませんでした。当然ですわな。ワタシだって、こんな日はわざわざポッケから手を出してまで、チラシなんて受け取りません(笑)
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2000年12月05日

バトルロワイヤル論争


 今朝の某民放の討論番組で、またやってましたわ、上記論争。監督さんと例の衆議院議員が出て。ワタシは原作も映画も(ってまだ公開していないのか?こっちは)みてないので、作品そのものに対してはなにもいえないけど、あの議員さんはダメ、ですな。頭かたくって。きっと、「あ、暴力いっぱい。人殺しもいっぱい。やってるのは今話題の中学生。これはいけない。悪影響。犯罪ふえるー」と、まぁきっとこんな流れで考えたのでしょう。「残虐な物は悪」という考えだけで反対しているご様子。

 インターネット普及に伴って、アダルトサイトやアンダーグラウンドサイトの扱いが問題になっていますよね。「子供に悪影響を及ぼすから規制しよう」って。でも、今までのような出版物と違って、その発信元が無数に存在するという点から、規制しきるのはほとんど不可能に近いでしょう。「自己の責任で、情報を得、発信することができる」のがネットの大きな特徴だし、それを現状の時代遅れな法律で規制するのはほとんど無理でしょう。その領域は無限に広がり得るのだから。締め出しができないのなら、受信側で何とかしようとか、思わないんでしょうか?(ここでいう受信側っちうのは、受け取る人間のことね)

 「青少年の凶悪犯罪」の増加原因の一つに「残虐なゲーム・映像」がよくあげられますが、その程度の影響で犯罪起こすわきゃないじゃないですか。そんなもん、ただのきっかけ。ちょっとした「トリガー」ですって。そこに至りうる状況があって、犯罪が起こるんで、直接の原因とするのはあまりに短絡。もっと根深いところにその原因があることに早く気づいてほしいものです>お国の偉い方々。

 あふれかえる情報の取捨選択。そしてそれの捉え方。そんな物は人それぞれ。一部の人間が「悪」とした情報を排除してばかりでは、結局その「悪」は世間(青少年?)には認知されないでしょう。実感がわかないから。精神に「抗体」ができないから。昨今の無菌ブームと一緒ですな。「雑菌」を周りから排除した「温室」で育った子供は「菌」に非常に弱くなるでしょう。やっぱり「抗体」ができないから。

 物の善悪や、理性なんて物を理解させたかったら、「善」も「悪」も教えた上で説明しなければわかるわけはないですよね、誰だって。「有害な情報」だって、やり方次第では「有用な情報」になり得るし、そうしていってほしいものです。>特に教育関係者

 ネタに困ったので、こんな社会ネタ扱ってみたり。基本的に天の邪鬼だからこんなスタンスな話ばっかり(^^;
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2000年12月06日

うーん、ジャストタイミング


 気がつけば十二月ということで、今日「パパさん」のタイヤ交換に。かなり空模様が怪しく、小雪もちらついている状態だったので、どきどきしながらカーショップへ行きました。タイヤ交換が終わったとたんに、雪の勢いが増す増す。いやー、近来まれにみる好タイミングでした。ついでに、来月車検何で、ちょっと点検してもらったところ、でるわでるわ、不具合の嵐。「パパさん」もそろそろお役ご免かもしれない。

 レッドパッケージを手に入れるためだけに通販で購入した「英雄伝説4朱い雫」。本日午前中に到着。発売一日前に届くのも通販のいいところかも。ゲームはやっと第一部が終わったところ。PC-98版からはかなりの変更。話の筋もほとんど別物になってる可能性大。初物として楽しめるかもしれないです。これからは当分「英伝週間」ですな。
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2000年12月07日

うぬぅ、初めての失敗


 久々に時間ができたので、成分に予約入れて血抜き。このところ、ほぼ月一ペースでいっていたので、顔を覚えられつつあるご様子。ただ、図書券につられているだけなんですけどね(^^; 順調に抜いてると思いきや、2サイクル目で、分離しているはずのパックに赤い物が……。うぬぅ、昼食で食べた某有名なジャンクフードのせいで、血中の脂肪分が増加、遠心分離仕切れなかったようです。昨日の夕食も濃かったしなー(笑) せっかく献血十回目という記念すべき時だったのに、何となくぐったり。おまけに、検査採血の後が少し痛いし。でも、しっかり十回の記念品もらってきました。

 帰り道、本屋で「2チャンネル本」なる物を見つけたので、立ち読み。「バスジャック」や「三国人発言」などの時事ネタなんかのスレッドがまるまる本になっているという。なかなかにおもしろかったっす。買おうとまでは思いませんでしたけど。
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2000年12月08日

くいつくくいつく(笑)


 新宿の「爆弾君」の部屋から、案の定というか当たり前のようにというか「過激な漫画・ビデオ」が出てきたようですね。またぞろマスなコミの人たちがくいつくくいつく。毎度のこととはいえ、こういうのに引き合いに出されてしまった漫画の作者さんが一番つらいんじゃないかなー? またイー感じの「自称こめんてーた」な方たちがうれしそうに批評するのが楽しみです。

 って、妙にとげとげしいですね、文章。さっき2ちゃんねるのスレッド巡りしてきたせいでしょうか(笑) とりあえず、話題にはしとかなきゃなーというレベルで書いてみました。
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2000年12月12日

悪戦苦闘


 ガッコで使う、実験器具のオンライン予約フォームとバイト先で使おうと思った用語集作成フォーム。ともにPerlスクリプトで組もうと思っていたのだけど、めちゃめちゃ悪戦苦闘。今ひとつ集中して作業してないこともあるけど、スキル不足が一番大きな原因。まず仕様がうまく定まらないし、決まったとしても、それを実現するルーチンをくめないという……(^^; がんばって勉強せなー。しかしいいのか? 卒論抱えてる身でこんなことに励んでいて……(笑)

 「朱紅い雫」も佳境。もうすぐ終わりにきております。PC98版とは話が全然変わってました。死ぬ人が死ななかったり、一番の見せ場がなかったり。でも、それなりにおもしろいかな、と。旧作を知っている人には二度おいしい(笑) しかし、連日これのおかげで、眠い眠い。前述の集中力の欠如もこれからきてるんだろうーなー。
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ゆーきー

 いま、窓の外はまっしろけーです。仙台での今年一番の大雪です。昨日は妙に暖かかったくせして(最高気温17℃)、今日になったら、突然の大雪。明日の午前中まで降り続くそうですから、結構つもるんじゃないかナー。「パパさん」エンジンかかればいいけど(^^; こんな大雪降るあたりが、やっぱり東北なんでしょうかねー。いやはや。

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2000年12月13日

東日本の電脳街


 突発的な強行スケジュールで、帰省。兄上がパソコンを組みたいというので、東日本最大の電脳街(だと思っている)秋葉原へ。少しでも安く希望のものを仕入れるために、あっちをうろうろ、こっちをうろうろ。日頃運動不足の身にはこたえます。一日かけて、とりあえずの収穫。今ごろ兄上は組み立てに四苦八苦しておられる事でしょう。頑張ってくだされい。

 今日、大宮を過ぎたころ新幹線の窓から東京の方をみたとき、空の色が果てなく二層に分かれているのを見て、ちょっとショックを受ける。空の青に対して、ビルが突き刺すよどんだ灰色がとてつもなく禍々しいものに感じられた。こんなところで暮らしてるんだなーと、ちょっとおセンチになってみたり。そうかんがえると、仙台っちうところは程よく都会で、程よく田舎でいい感じなのかもしれない。そういうわけで、おいでませ仙台へ(笑)
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2000年12月14日

二十世紀最後の……

 今日は夜から、舞浜へ。今回の突発的な首都圏襲来の二つ目の目的がこれ。これだけのために、こんな時期に2泊3日なんてきっついスケジュールできたのだ。

 舞浜、今はもうTDRになってしまった某テーマパークへ。「クリスマスファンタジー」を見ないと年末という気がしないのだ。年に一回の事だし。今回は、入る時間が時間だったので、「アフター6パスポート」で入る。昔の「スターライトパスポート」のようなもの。名前の通り、夜6時以降にしか使えないものである。入園後、何はともあれ、メインのショー会場へ。時間が遅かったので、あまりいいロケーションは確保できず、ほとんどショーを見る事かなわず。なんとなく釈然としない。「ファイティリュージョン」は面白くないので(はっきり)、この時間で晩御飯。もうひとつの目玉であるところの「ミレニアムシンフォニーインザスカイ」までに買い物を済ます。で、センターあたりで花火観賞。しかし、これがまたしょぼかった。花火の数が少なくて、間に入る空白がなんとも集中力を切らす。すごーく釈然とせず。口直しに、と「ジャングルクルーズ」に向かうもここで又悲劇が。女性船長で口調も滑らか。初めて聞くようなせりふもぽんぽんと出るのだけど、いかんせん前部に乗っていた客のノリが非常に悪かった。ただでさえ寒い空気が凍りつくほどに。うぅ、不憫なイラワジ号船長(泣) この後少しまったりした後、なぜか締めは「ホーンテッドマンション」でした。4時間いて、乗ったアトラクション2つ。見たもの、ショーひとつと花火。何しにいったんでしょうねぇ? いずれにしても、今回はなんだかはずれくじばっかり。まあ、雰囲気だけでいいんですけどね。
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2000年12月19日

ぼーねんかい


 というわけで、本日はけんきうしつの忘年会でした。現在、少し酔っぱらっております。ワタシが幹事だったのですが、やっぱりこの飲み会の幹事っちうやつはめんどくさいですなー。下っ端の宿命とはいえ、あんまりそう何回もやるもんじゃないです。今回なんか、手ぇ抜きまくり(笑) ま、いいか。うまいものたくさん食えたし。結果オーライっす。

 最近になって、やっと情報インフラの整備が本格的に始まりつつあるようです。NTTがADSLの提供に続いて、光ファイバーによる接続サービスの試験運用を始めるとのこと。いつも通り、最初は大阪と東京23区ですが。はやいとこ全国展開してほしい物です。今度の春にはそれなりに選択肢が増えてるといーなー(地方でも)。
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2000年12月21日

精神的不安定?


 どうも忘年会以後、変にいらいらしている。特に、「パパさん」の運転中が顕著である。別段ワタシはハンドルを握ると性格が変わるという方でもないはずなのだが……。思い当たる理由もなく、ただただ自分でも首を傾げるばかり。何なんでしょうねぇ。年末を控えて、精神的不均衡に陥っているようです。いーめいわくだなー。

 非常に今更な感じではあるものの、最近になってやっと「銀河英雄伝説」を読み始めた。新書で(笑) しかも、某フランチャイズ古本屋で一冊100円で購入した物(爆) やっと五巻まで読み終わったところである。状況説明と、登場人物が多すぎて、一冊読むのに時間のかかることかかること。それなりにおもしろいけど、今ひとつ乗り切れない感があるのも否めず。安く手に入る割に読むのに時間がかかり、10巻まであることを考えれば、コストパフォーマンスには優れているかな、と(笑) のんびり読み進めていくことにします……。
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2000年12月22日

ふゆ~のげんきなごあいさつ~♪


 っちっても、油でなくて、年賀状の話。ずぅ~っとほっぽいていたのだけど、ここにきてやっと着手。しかし、例年のようなテンションが保てなかったので、非常に手抜きな出来映え。でもこれで勘弁してね>もらう方々 平行して年賀メールを打とうかとも思っているけど、これは未だ考慮中。第一、その時間は神社の軒先でふるえながら仕事しているはずだし(笑)

 ここ数年、年賀はがきの売れ行きは落ちる一方だそうな。パソコンの爆発的な普及で、インクジェット用のはがきは売り切れ続出だけど、普通のはがきはそうでもないらしい。こうやって日本の恒例行事は廃れていくんでしょうか……というか、メールなどの電子的なものに取って代わられる日もそう遠くないのかもしれませんねー。何せ「にぢういっせいき」ですから。
◇【村山由佳】「おいしいコーヒーの入れ方5 緑の午後」/集英社ジャンプJブックス[book]

 「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズ(村山由佳)待望の新刊です。こっぱずかしくなりながらもついつい読んでしまう、少女漫画のような恋愛小説(笑) 表紙裏なんかのあらすじを読むと、すさまじい大波乱を予測させるような感じだったのですが、本編はそこまで激しくもなく、二人は二人のままなわけで。少しずつ少しずつ二人を取り巻く環境が変わりつつあって、次巻以降が期待大です。ただ、文句があるとすれば憎き中沢氏や、我らが尊敬するマスターなどがちっとも出てこなかったことでしょうか(笑) 今回は丈君のお話もありましたが、ぶっちゃけてしまえば本編よりこっちの短編の方がおもしろかったかな。これからは、どうもweb連載という形を取るようなので、これもまた期待大ですね。
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2000年12月25日

丁稚奉公(笑)


 思わぬホワイトクリスマスな様相を呈してしまった仙台を逃げ出し、首都圏へ。今回は、明日から始まるいつものお仕事、神社でのバイトをすべくの帰省です。首都圏は、雪こそ降ってないけど風が強くそれなりに寒かったり。明日はもっと風が強いらしく、いやな感じですな。明日の仕事は外回りとかの大掃除でなければいいのだけれど。そんなわけで、明日から年明け4日か5日くらいまでバイトに励む事になります。余力があったら、例年のようなレポートでも上げてみますか。乞うご期待(笑)
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2000年12月27日

年末の神社-神社裏話そのいち-

 毎年恒例の神社のバイトが始まって二日目。昨日は久々の肉体労働でノックダウン。ネットにつなぐ気力もなかったので、今日思い出しがてらまずは昨日の様子をば。

 まず朝出勤の後最初にやるのは、神社周辺のお掃除。竹箒片手に小一時間ほど。そして、バイトの人間をいくつかに班分けしたのち、その日の作業に移る事になる。昨日の作業は、向拝(ごはいと読む。お賽銭箱とが有って、神様に拝むところの事)の石畳の洗浄がメイン。バイト先の神社は重層社殿なる拝殿が上下に二つある神社なので、石畳の作業も二つ分。まずは上から水を播き播き、ブラシでごしごし。これを昼食をはさんで、午後の半分くらいまで。中途半端な時間が残ってしまったので、火見香(ひみこと読む。お香をつまんでいれて燃やすところ。お寺に良くあるのと同じようなもの)の掃除。結局初日はこれでお時間、作業終了と相成りました。

 そして本日。一番の大仕事が待っておりました。今日のメインは地下の倉庫、そして拝殿裏の倉庫からお正月三が日に大量に出るであろう、木札・お守り・破魔矢・絵馬等を札場(お守りとかを受ける窓口。授与所というのが正式名称?)に近いところに設営する仮倉庫へと搬入するという仕事でした。ダンボールいっぱいに詰まった木札などは、ものすごい重量で、山積みのそれらをおろして運んでつみなおして、という作業はもっとも過酷なものであります。結局これは一日仕事。ずっとこれをやっておりました。明日にはきっと腕肩腰を中心に全身筋肉痛になっている事でしょう。しかし、今回はこれが最初で最後の大仕事のようなので、比較的楽なのかもしれません。

 この倉庫からの搬出作業に関しては、ものを出す量というものを一応決めるのですが、その数量は例年の出て行く数を参考にして決めます。神社でバイトするようになってもう4年目ですが、年々絵馬付の鏑矢や干支の置物など大物の出て行く量が減っているようです。この辺は世相を如実に反映するようで面白いところですね。もっと露骨なのがお賽銭ですけどね(^^;
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2000年12月30日

年末の神社-神社裏話その2-

 というわけで、神社裏話レポートその弐であります。まずはおととい28日の様子から(笑)

 さてさて、バイト3日目のこの日。今年はなぜか大物の仕事が早く片づいていたらしく、「仕事、ないかも……」なんて事態も発生しかけつつ、とりあえず、この日は「楼門」といわれる神社の入り口にある大きな門の大掃除。はたきかけ、窓拭き、床掃除、その他。やることはふつうの家庭の大掃除と同じです。ただ対象がちょっとふつうじゃないだけで。これを午前中かけてやり、昼食後境内の細々した部分で残っているところの掃除をした後、側溝のどぶさらいにとりかかる。これも大仕事の一つに数えられるものですが、今年はそんなに雨も降らなかったせいか、側溝もきれいなもので、結構あっさり終了。
 そして、17時過ぎから年末最後の神事が執り行われました。一年間にたまった祈願符を清め燃やすというものです。毎年28日に行われる神事です。これが終われば、本格的な正月準備ということになります。

 年末の準備期間においてはだいたい一つの作業班は、男性バイト1~2名がリーダーとしてつき、その下に巫女バイトの一部が5~7名が指揮下に入った形で構成されます。作業も終始無言でやるわけもなく、適度にしゃべくりながら、やるわけです。このときに交わされる情報交換も一つの楽しみなわけで。特に下は高校一年から上は……、ですからいろいろとカルチャーショックを受けてみたり。去年もやっていた人間などであれば、一年ぶりですから今の状況などを聞いてみたり。その最たるものは恋愛談義ですけどね。結構和気藹々とした雰囲気で仕事ができるのもこのバイトのいいところですな。

 さて、そして29日。4日目になり、疲れもピーク。階段の登りがつらいほど足にきてました。しかしこの日が終われば、翌日は休みということで気合い入れてがんばりました。お仕事は宮司先生付き。宮司とは俗に言う神主のこと。この人について、新年4日から始まる企業の祈祷に用いるお札の整理を暖房のきかないお宮にて午前中作業。ここがまた、足下寒いんですなー。冷えること冷えること。三が日ともなれば、この寒いところで一日中祈祷を行うわけで、神職さんたちには頭が下がる思いですな。足下にはちっこいホットカーペットもあるんですけどね。お札を並べ終わったら、お札と一緒に企業の人に渡す各種お守り類の仕分け。やはり、交通関係のお守りが多いです。ほかにも細々とした仕事を挟みつつ、この日はこんな感じで過ぎていきました。ほとんど外にでることのない日だったので、仕事としては楽な日でした。次の日は休んで、31日夕方から夜半過ぎまで、そして仮眠の後元旦の夜までという戦争に入ります。ただ、今回の正月は天候が悪いようなので、夜中の人出が少ないことが予想されるので、以外に暇かもしれません。ほとんど願望ですが……。
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2000年12月31日

年末恒例。一年回顧


 さて、本日は大晦日。この後、初詣の戦場へと出むく前に、今年一年振り返ってみようかと。

 今年一番の出来事といえば、とりあえずは大学院への進学が決まったことでしょうか。春から夏にかけての時期は、「自分がここまで……?」と思うくらい精神的に不安定になったりもしました。宇宙開発をやりたいという希望を叶えるべく、ほかの大学院を受けたりもしましたが、結局努力不足で元の鞘に。とりあえず、現状でやれることをがんばっていこうと、そう思ったりもしました。

 ネット関係では、この日記生成スクリプトの使用開始でしょうか。これのおかげで「日々想記」の更新頻度が格段に上がりました。はるかさんには感謝、感謝です。これに絡んで、少しPerlの勉強も始めました。まだ実用レベルではありませんが、おもしろい言語なので、いじくってみたいと思っています。
 小説関係では、村山由佳さん、そして茅田砂胡さんの作品に出会ったのが大きな収穫でした。村山さんは恋愛小説という今までであれば絶対に手に取らないであろうジャンルの小説でしたが、二十歳をすぎて、少しは読めるようになれたかな、と。学ぶところの多い作品群です。茅田さんは、なんといっても「デルフィニア戦記」でしょう。ずっと気にはなっていのですが、これほど生き生きとしたキャラクターたちに出会えたのは久しぶりでした。

 そのほか気になったことといえば、夏にあった「ブルーインパルスの墜落事故」。これは非常にショックでした。間近に迫った航空祭を楽しみにしていた矢先の出来事だけに悲しい出来事でした。3名のパイロットの方のご冥福を改めてお祈りいたします。よいニュースとしては、「ISSの建設本格始動」でしょうか。日本人の宇宙飛行士が、お客様ではなく、クルーとして認められる仕事をできるようになったという点で、非常に喜ばしいことです。完成にはまだまだ時間がかかりますが、これが宇宙進出への大きな第一歩になることを切に望んでいます。シドニーオリンピックに関しては、今更とくにはありません。楽しませていただきました。

 世紀末、何かと殺伐とした話題の多い一年でしたが、ワタシにとっては大きな転機の一年だったのかもしれません。次の春、大学院に入学し、とにかくできることから一つづつ、そして夢と希望をあきらめずに持ち続けて何とかやっていこうと思います。21世紀、自分がどんなことをするのか、できるのか、まだまだ全然わかりませんが、なによりも楽しんでいこうと、そう思います。
 来年、そして来世紀もよろしくお願いします。