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2000年12月30日

年末の神社-神社裏話その2-

 というわけで、神社裏話レポートその弐であります。まずはおととい28日の様子から(笑)

 さてさて、バイト3日目のこの日。今年はなぜか大物の仕事が早く片づいていたらしく、「仕事、ないかも……」なんて事態も発生しかけつつ、とりあえず、この日は「楼門」といわれる神社の入り口にある大きな門の大掃除。はたきかけ、窓拭き、床掃除、その他。やることはふつうの家庭の大掃除と同じです。ただ対象がちょっとふつうじゃないだけで。これを午前中かけてやり、昼食後境内の細々した部分で残っているところの掃除をした後、側溝のどぶさらいにとりかかる。これも大仕事の一つに数えられるものですが、今年はそんなに雨も降らなかったせいか、側溝もきれいなもので、結構あっさり終了。
 そして、17時過ぎから年末最後の神事が執り行われました。一年間にたまった祈願符を清め燃やすというものです。毎年28日に行われる神事です。これが終われば、本格的な正月準備ということになります。

 年末の準備期間においてはだいたい一つの作業班は、男性バイト1~2名がリーダーとしてつき、その下に巫女バイトの一部が5~7名が指揮下に入った形で構成されます。作業も終始無言でやるわけもなく、適度にしゃべくりながら、やるわけです。このときに交わされる情報交換も一つの楽しみなわけで。特に下は高校一年から上は……、ですからいろいろとカルチャーショックを受けてみたり。去年もやっていた人間などであれば、一年ぶりですから今の状況などを聞いてみたり。その最たるものは恋愛談義ですけどね。結構和気藹々とした雰囲気で仕事ができるのもこのバイトのいいところですな。

 さて、そして29日。4日目になり、疲れもピーク。階段の登りがつらいほど足にきてました。しかしこの日が終われば、翌日は休みということで気合い入れてがんばりました。お仕事は宮司先生付き。宮司とは俗に言う神主のこと。この人について、新年4日から始まる企業の祈祷に用いるお札の整理を暖房のきかないお宮にて午前中作業。ここがまた、足下寒いんですなー。冷えること冷えること。三が日ともなれば、この寒いところで一日中祈祷を行うわけで、神職さんたちには頭が下がる思いですな。足下にはちっこいホットカーペットもあるんですけどね。お札を並べ終わったら、お札と一緒に企業の人に渡す各種お守り類の仕分け。やはり、交通関係のお守りが多いです。ほかにも細々とした仕事を挟みつつ、この日はこんな感じで過ぎていきました。ほとんど外にでることのない日だったので、仕事としては楽な日でした。次の日は休んで、31日夕方から夜半過ぎまで、そして仮眠の後元旦の夜までという戦争に入ります。ただ、今回の正月は天候が悪いようなので、夜中の人出が少ないことが予想されるので、以外に暇かもしれません。ほとんど願望ですが……。
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