年末の神社-神社裏話そのいち-
毎年恒例の神社のバイトが始まって二日目。昨日は久々の肉体労働でノックダウン。ネットにつなぐ気力もなかったので、今日思い出しがてらまずは昨日の様子をば。
まず朝出勤の後最初にやるのは、神社周辺のお掃除。竹箒片手に小一時間ほど。そして、バイトの人間をいくつかに班分けしたのち、その日の作業に移る事になる。昨日の作業は、向拝(ごはいと読む。お賽銭箱とが有って、神様に拝むところの事)の石畳の洗浄がメイン。バイト先の神社は重層社殿なる拝殿が上下に二つある神社なので、石畳の作業も二つ分。まずは上から水を播き播き、ブラシでごしごし。これを昼食をはさんで、午後の半分くらいまで。中途半端な時間が残ってしまったので、火見香(ひみこと読む。お香をつまんでいれて燃やすところ。お寺に良くあるのと同じようなもの)の掃除。結局初日はこれでお時間、作業終了と相成りました。
そして本日。一番の大仕事が待っておりました。今日のメインは地下の倉庫、そして拝殿裏の倉庫からお正月三が日に大量に出るであろう、木札・お守り・破魔矢・絵馬等を札場(お守りとかを受ける窓口。授与所というのが正式名称?)に近いところに設営する仮倉庫へと搬入するという仕事でした。ダンボールいっぱいに詰まった木札などは、ものすごい重量で、山積みのそれらをおろして運んでつみなおして、という作業はもっとも過酷なものであります。結局これは一日仕事。ずっとこれをやっておりました。明日にはきっと腕肩腰を中心に全身筋肉痛になっている事でしょう。しかし、今回はこれが最初で最後の大仕事のようなので、比較的楽なのかもしれません。
この倉庫からの搬出作業に関しては、ものを出す量というものを一応決めるのですが、その数量は例年の出て行く数を参考にして決めます。神社でバイトするようになってもう4年目ですが、年々絵馬付の鏑矢や干支の置物など大物の出て行く量が減っているようです。この辺は世相を如実に反映するようで面白いところですね。もっと露骨なのがお賽銭ですけどね(^^;
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