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2001年04月29日

遠野日帰り旅行記(前編)


 さてさて、黄金週間のはじまりです。このところ、周辺状況の変化などでちょっとへこんでいたのでちょいと気分転換をすべく、ちょっとした遠出を計画。今日、朝もはよからお出かけしてきました。同行者の車を借りることができたので、パパさんでの長距離移動がないので比較的らくちんでした。運転が慣れるまでは。
 目的地は、「民話の里」遠野。3年前に一度泊まりがけでいったのですが、あまり天気に恵まれなかったので今回リベンジ。あわよくば残り物の桜に預かろうという魂胆です。まずは東北道で北上江釣子まで北上。そこから国道で東進。2時間半ほどで遠野の端っこに到着。前回、電車で来たときよりもあっさり、といった感じ。乗用車の効果は偉大です。
 最初に昔ながらの農家、「千葉家の曲り屋」と、弁慶が積んだといわれる巨石「続石」を観覧。天気は快晴。気温も少し汗ばむ程度の過ごしやすい天気でノンビリ。続石の迫力はすさまじく、曲り屋の香りはなつかしいにおい。
 猿ヶ石川の川岸、綾織の桜並木を横目にみながら、一路遠野駅方面へ。途中寄り道して恋愛願掛けの「卯子酉様」で願掛けの赤布をかけ、ちょっと上って天然石に掘られた無数の仏様「五百羅漢」の数に圧倒される。その後、ちょっと早いけど、朝も早かったのでお昼を調達。郷土料理を食べられる駅前商店街にある「一力」で三陸のホタテたっぷり釜飯と、取れたて山菜の天ぷらの定食に舌鼓。おなかもくちくなったところで本格的に散策開始。今日は天気もよいので、車で動くのは取りやめ。駅前に車を止めて駅でレンタサイクルを借りて、遠野といえばの「常堅寺」の「カッパ淵」へ。チャリンコで20分程度。久しぶりのチャリンコでちょっとへろへろになりつつ、だけど春の気持ちいい風の中のんびりと。途中、同じくレンタサイクル使用の人とすれ違ったりもしつつ。カッパ淵は天気がよすぎるのか、人が多かったのか、以前ほど神秘的な雰囲気もなく、実にのどかな雰囲気。次に隣にある伝承館へ。以前は行かなかったところ。ここでちょっとしたハプニング。オシラ様の間へ向かう途中、突然同行者が女性に声をかけられた。「ちょっと撮影をしているのですが、若い人を捜しているんです。協力願いませんか?」とのこと。ワタシには関係ないことと、軽い気持ちで「いいんでないの?」といったところ、実際、オシラ様への願掛けの段になってワタシにも出演依頼。並んで願掛け布に願いを書いて奉納、拝むところをテレビカメラに納められる。どうやら地方ローカルでなく、全国放送らしいのでひょっとするとみられるかもしれません。「日本列島ローカル線の旅(仮)」のような番組で使われるらしいとのこと。思わぬハプニングでしたな。ま、前半はこんなところで。

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