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2002年07月28日

松島基地航空祭


 昨年、復活フライトはあいにくの天候で幾度かの航過飛行のみで悔しい思いをしたので、今年再び。
 朝、上空は薄い雲。天気予報でも一日曇天、所により一時雨。あまりよろしくない傾向であるモノの、とりあえず車を飛ばす。駐車場に止めるまで多少の時間がかかってしまったが、ついてすぐに最初の展示飛行が。T-2×6機、F-2×2機の編隊飛行。その下で、ブルーがウォークダウンを終え、エンジンを回し始める。そのころ、おもむろに上空の雲が切れ始め、タキシングする頃には基地上空は青空が広がっていた。なんとまぁ。
 午前のフライトは4機編隊によるダイヤモンド・テイクオフ・ダーティーターンから始まる。その後ファンブレイク。上空の風がほぼ無風のようで、ホワイトスモークが非常にきれいに航跡を残していく。そこからチェンジ・オーバー・ターン、トレイル・トゥ・ダイヤモンド・ロール、ライン・アブレスト・ロール、レイン・フォール、デルタ・ロール、デルタ・ループ&ボントン・ロール、ワイド・トゥ・デルタ・ループ、レター8など第一区分を中心に、四機編隊で行える科目を披露。最後はローリング・コンバット・ピッチで締め。長らく松島では見られなかった垂直系の科目が見られたので大満足。
 しかし、今年はコレで終わらなかった。なんと、初松島のAirRockによるアクロバット飛行があったのだ。しかもしかも、なんとピッツは2機。日本初の2機編隊によるアクロバット飛行が行われたのだ。ジェットとは違う、小回りとその無茶な機動はブルーとひと味もふた味も違った興奮をくれました。限界まで垂直に上昇した後、スピンしながら降下してくるハンマーヘッド・ターンは何回見てもどきどきしました。
 午後のブルーも、そしてブルーJr.も、今年より松島に配備が始まったF-2の機動展示まで、本当にきれいに見られました。その代償として、肌は日に焼けて真っ赤っか。ひりひりしていてキッツイですけどね。とにかく今年は本当によかったですよー。

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