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2004年07月28日

東北ぐるっと一回り 3rd day

 0530: 起床。昨日の雷の残骸か、灰色の雲が多いものの、雨はなし。脇のコンビニで朝食を調達。おもむろに走り出す。目指すは北の霊場・恐山。

 0630: むつ市を抜け、恐山へ。蓮の八葉に見立てられた霊峰に囲まれた湖脇にあるお寺。なんとなく、山伏の格好をした修験者が駆け回るイメージがあったので、ふつーにお寺をしているのにいささか拍子抜け。ただ、脇にある108の地獄に見立てた岩場は壮観。お供えにたかる多数の鴉がまた、微妙に怪しい雰囲気を醸し出したり。朝早いから人も少なく、昨日の残骸のなま暖かい風に回るたくさんの風車が、うーん。雰囲気はありました。でもそれだけかなぁ……。後で調べたら、境内の温泉、入れたそうで。建物の存在はわかったけれども、入っていいものなのかちっともわからず、スルーをしていた。ち、惜しいことした。

恐山・賽の河原
賽の河原

恐山・浄土ヶ浜
浄土ヶ浜


 0900: 恐山から、陸奥湾を脇に見ながら下北半島を南下する。国道4号に入り、青森手前、浅虫の道の駅にて温泉発見。朝風呂を決め込む。ここはフツーの弱アルカリ塩泉。道の駅の5階にある展望浴場。夜なんかに来ると結構綺麗なのかもしれない。さっぱりしてからしたの物産館でおみやげ調達。とりあえず、ホタテを少々手配する。いかもおいしそうだったんだけど、今から送っても刺身は厳しいとのことで断念。食べたければ現地へ行けと、そういうことらしい。

 1000: 青森市街を抜ける。さすがに八戸よりも立派な街。当然か。市中を抜けると脇の歩道で櫓作りをしているのがちらほら。そう、もうすぐねぷた祭りなんですよね。東北怒濤の祭り週間よりも早いからこんなにのんびり方々をうろつけるとはいえ、いずれはこのお祭りの群れもみたいモノです。

 1230: 青森の左側、津軽半島を北上する。三厩の小さな港街を縫って行くと、小高い丘を登る。
 「ごらんあれが竜飛岬北のはずれと~♪」
 ……本州最北端は大間ですけどね。
 幸い朝の灰色な雲は綺麗さっぱり消え失せ、青い空に白い雲、所々に色が違う海と、肉厚のイカ焼き、(゚Д゚ )ウマー 風はそんなに強くなく、ウィンドファームの風車も一基しか動いておらず、これは残念。ちょっとガスが濃かったので、対岸のホッケードーはうっすらとしか見えませんでした。

竜飛岬
竜飛岬から北を望む

 1330: 津軽半島の日本海側の竜泊ラインを南下する。小泊の道の駅で昼食。竜飛で食べたイカ焼きがすこぶるうまかったので、ここではイカ刺し定食を。これまた透き通る位の新鮮なイカで、甘いこと甘いこと。

 1500: 鰺ヶ沢でイカ焼き街道に遭遇する。イカ焼きは食べたので、あわよくば生干しを調達しようかと思ったが、このまま持って帰るのは無理だし、それだけ送るのももったいないので、仕方なし、するめで我慢。車ンなか、するめくさくなるのも御愛嬌。

 1700: 最後の目的地・黄金崎不老ふ死温泉へ。食塩泉ということで、ちょっとなめるとかなりしょっぱく、そして色は黄金色、かなぁ。鉄分なのか、なんなのか。お湯が汚れていてもわからない優れもの(何 日没にはちょっと時間が早かったけれども、結構な人だったので露天は見送り。というよりも、内湯から直接ではなく、いったん外に出て行かなくてはいけなかったので、面倒でねぇ。

黄金崎・不老ふ死温泉
夕日の沈む不老ふ死温泉

 最後にさっぱりしたところで、一気に南下。能代南ICより秋田道に進入。あとはひたすら高速を下り、東北道長者原SA、上河内SAにて二度寝して、朝の0600に首都高に進入。後一時間早ければ渋滞もなかったんだけど、そこら中で事故ってて、どうにもならず。2時間ばかしかかって、ようやっと帰着。

 総走行距離2249km。よくもまぁ走ったもんです。蒼インプ君もお疲れ様です。

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