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2005年09月23日

温泉リフレッシュ-福島・奥土湯 東海温泉

 間に三日の平日を挟んだ三連休part.2。このところお仕事も気が抜けてよろしくないこともあり, リフレッシュして英気を養うべく温泉旅行を計画。目的地は福島は磐梯山の裏,奥土湯温泉。 いろいろとネットで情報を集めてのんびりできそうな東海温泉とする。

 あいにくの天気予報にびくびくしながら,0600首都圏を抜けるべく出発する。そしていきなり事故渋滞にはまり, 結局蓮田SAについたのは0900。いつものこととはいえ,やれやれである。軽く朝食を調達して,北を目指す。 途中那須塩原SAで小休止を入れ,郡山ICまで。心配された天気も,うすい雲が覆っているものの,何とかなってくれそう。

 東北道を離れ,国道49号を西へ。海を思わせる広大な猪苗代湖湖畔にある「世界のガラス館」に立ち寄る。 ここは様々なガラス製品や天然石加工品が並んでいるので,見て回るだけでも結構楽しめる。 目がいくのはなぜかお酒を飲むためのグラスであるのはご愛敬……。天気は意外な好転を見せ,ここからは磐梯山がくっきり。

 猪苗代から磐梯山を望む

 そろそろおなかもすいてきたので,昼食の調達に会津若松へ。これが大誤算。グッドタイミングというか,バッドタイミングというか, ちょうど秋のお祭りの真っ最中。会津藩公行列が市内を練り歩いている最中で,市街地の道路は規制と渋滞の嵐。目星をつけたお店には行けず, どうにもならなそうな雰囲気にあきらめて,天気のよいうちに磐梯山に登ってしまうことにする。

 まず先に空腹を訴えつつあった蒼インプ君を満腹にした後,磐梯山ゴールドラインを上る。 途中に何カ所かある展望駐車場からは猪苗代湖が一望できる。はずれた天気予報様々である。

ゴールドライン展望駐車場より猪苗代湖を望む 

 多少のウネウネ道を上り,磐梯山の裏に回る。磐梯山は裏側から見ると様相が一変する。猪苗代からみると穏やかな山なのだけど, 裏側の噴火の痕をみるとそのすさまじさの一端を伺うことができる。

磐梯山の裏側

 ゴールドラインを抜けると檜原湖が見える。五色沼もここを起点に奥に歩いていくとみられるのだが,時間とおなかの都合上あきらめる。 とはいえ,この時点でもう1600近く。食事をするには微妙である。とにかく宿を目指して山を回り込むことにする。 磐梯吾妻レークラインを秋元湖を横にみながらすすみ,国道115号を経由し,いったん道の駅・つちゆへ。ここで耐えきれずキノコ汁をすする。 ウマー。

 少し下るともう土湯の温泉郷へ。こぢんまりとした温泉街を抜けてしまい,さらに奥にいくと「これより奥土湯温泉」の看板をみる。 ここから先には三軒の宿しかない。そのうちの一件,東海温泉に無事到着。ちょうど1700。まずはいったんお疲れ様。

 そんなに広い部屋ではないけれども,窓を開ければ目の前を流れる川のせせらぎ(というには結構大きい音だが)。 とりあえずは晩ご飯までだらける。晩ご飯は別の部屋にていただく。といってもふつうの宿泊に使われる部屋だが。夕食は, さすがにキノコ中心に,お作りや煮物,焼き物等々。特にサンマの味噌煮は骨まで柔らかく,味がしみててウマー。 そして何よりやっぱりご飯がおいしいのが幸せ。

 おなかポムポムになって幸せ気分のまま,貸し切り予約になっている露天風呂に。普段は混浴が基本のため, 宿泊予約時に申し込んでおいたのだ。お風呂はそんなに大きくはないけれども,何より静かなのでのんびり。泉質は無色の単純泉。 ぬるめのお湯に,微妙に時間を気にしつつものんびり? 山間の宿なので, 洗い場のところに石けん類ではなくゴキジェットが常備されているのが,なんとも苦笑。

 お風呂上がりでうだりつつ,微妙なサプライズで幸せな気分のなか,疲れに身を任せおねむ。おつかれさま~。

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