【アイスランド旅行記】一日目・移動日
海外逃亡一日目。交通の便の悪さと,帰りは荷物が増えるであろうことを考えて,成田空港近くまで蒼インプ君で出発。 外はあいにくの雨。事前に調べた目的地の天候も雨。先行き不安な出足である。
成田空港近くの民間パーキングに駐車。第一ターミナルまで送ってもらうも,早く着きすぎ。 集合時間であるところの1030までは2時間近くあったりする。適当なコインロッカーにおっきな荷物を預けてしまい, 空港ターミナルビル内をうろうろ。ついでに朝マックでご飯。
1000を過ぎたので荷物を回収して旅行代理店のカウンターに向かう。 添乗員さんから行きの飛行機の搭乗券をもらってまずはチェックイン。荷物を預けてから今回の旅行日程の再度説明を受ける。そのまま, 個人で手荷物検査,出国審査を終わらせて,時間までに搭乗口に行ってくださいと言われる。みんなでぞろぞろ移動するんじゃないんですね…。
さくさくと手荷物検査と出国審査をすませ,ゲートへ。トランジット先のデンマーク・コペンハーゲンまではスカンジナビア航空で。 1230(JST),SI984 A340-300にて出発
定刻通りに成田を発ち,日本を縦に北上,札幌を抜けて樺太,モンゴル, シベリアから北極海沿岸を回ってバルト海からコペンハーゲンまで。コペンハーゲン着は現地DSTで1650(JST-8) ということで13時間近くのフライトとなった。とはいえ,途中気流の乱れもなく,のんびりフライトでした。
コペンハーゲン国際空港に降り立ち,ゲートを出たところで,初めて今回の旅行の同行者の方々が一堂に集まった。若いのは我々だけで, 他はおばちゃんコンビや単独,年季の入った夫婦。添乗員さんを入れても全部で8人。ちんまりとしたツアーである。 次のフライトまで四時間近くあるということで,空港内をうろうろする。とはいえ,これから観光しに行くのに荷物を増やすわけにも行かず, 冷やかすだけ。びっくりしたのは,空港のそこここに「wireless internet access area」 の看板が立っていること。その近くで電波を探すと確かに引っかかり,ブラウザを開くとクレジットカード情報の入力を求められ, これを入れれば従量制でネットが使える。ふつうに日本のサイトにアクセスして更新したりもしてみたり。自前端末だけでなく, ネット用のキオスク端末まで結構な数が用意されていた。ネット環境は日本よりずっと進んでいるみたい。
2000頃に再び集合し,次の飛行機のゲートに移動。2050(DST),アイスランド航空IS214 B757-200でアイスランド・ケフラビーク国際空港に向け,定時にて出発。途中,多少の揺れもあったが, そんなことが気にならないくらいの睡魔に負けて三時間のフライト中は爆睡。
現地時刻2250(GMT±0)に無事,アイスランド・ケフラビーク国際空港に到着。ボーディングブリッジに出ると, ほのかに空気に硫黄臭。さすが地熱の国。気分は温泉地です。寒さもさほどではなく,風さえなければ冬の仙台くらいか。 東京から一緒にやってきたスーツケースを無事にピックアップして,とにかくバスに乗っかって首都レイキャビクを目指す。 何もない真っ暗なまっすぐな道を結構な速度でひた走り三十分,無事最初の宿泊地,Radison SAS SAGA hotelに到着。 この時点でようやっと日が変わった。何はともあれ部屋に落ち着き,日本に電話を入れ,沈むように睡眠。日本時間で言えば月曜日の朝の九時。 二十時間以上の移動だったわけだ。やれやれ…。
さて,明日はレイキャビク市内の観光です。