メイン | bike »

2008年04月06日

2008熊谷基地さくら祭り

 せっかく車も変わったんで、ドライブがてらブルー初めに熊谷基地まで行ってきました。

 残念ながら、桜はピークを過ぎていて散り始めてはいましたが、それでもなんせ基地内の桜の数が多いので、綺麗でした。

 DSC_8550 DSC_8557

 航空祭ほど人が多くなく、近所からお花見ピクニックついでな人が多いので、全体的にまったり雰囲気です。

 もう新規に入ることのない生徒隊によるファンシードリルや、入間や百里のヘリの展示が午前中。午後に入るとブルーとT-7、C-1、 F-15の航過飛行といったメニュー。ファンシードリルは始めてみましたが、整った隊形による演舞は見事でした。 空砲にはちょっとびっくりでしたが。前日は所属不明のヘリのせいで予行がうまくできなかったブルーの演技は滞りなく。水平系メインの科目で、 さくら祭りだけにサクラもありましたが、これは残念ながら花びらが少しずれてました。そのあとのT-7は二回くらいパスするだけ。 C-1は八の字を書いてくれましたが、会場よりも奥の位置でやってたんでよく見えず…(わざわざ美保からきたのにね)。 とどめは最後のF-15のパス。一度航過したあと戻ってくるはずが、通過予定空域にウルトラライトプレーンがいる、 ということでミッションキャンセルRTBされました。ちょこちょこ飛んでいたやつを基地側でLOSTして、 その後見つけられなかったのが原因のご様子。かなりパイロットはいらだっていたようですな。残念。

DSC_8572 DSC_8640

DSC_8653 DSC_8660

DSC_8665 DSC_8712

 F -15がキャンセル確 定になった早々に車を出したおかげで渋滞にはまることもなく、すいすいと帰着。 2008年シーズンのはじめとしてはのんびりムードでよかったかなぁ。

 さて、次は来月の静浜か…

2007年11月03日

2007入間基地航空祭

 近所に住んでいる割になかなかタイミングが合わなくて行けなかった入間基地の航空祭。今年ようやっと行ってきました。

 午前中はあいにくの曇天だったせいか,すごいすごいといわれていた人出もさほどではなかったかな。

 朝はまずはわんこの訓練模様を観戦。なかなかみんな精悍な顔つきでかっこよい。賢い大型犬はいいですなぁ。

DSC_7841 DSC_7864

DSC_7861

 習志野の空挺部隊は,そういえば昔は訓練を遠目に見ていたなぁ,と思いつつ間近で初めてみたり。

DSC_7893 DSC_7921

 お昼過ぎ頃には天気も好転してきて,人もだんだん多くなり…。ブルーの頃にはやっぱりそれなりの人出。

DSC_7951 DSC_7991

DSC_8015

  DSC_8075  DSC_8137

DSC_8176

 そういえば,前倒しで導入されたPAC3,旧モデルのパトリオットと一緒に展示されてました。さすがに, かなり遠目に区切ってあって,銃器ぶら下げた警備付きでしたが。

DSC_8201 奥がPAC3(らしい)

 急遽参加が決まった米軍のF/A-18の帰投は,管制の拒否にもめげず離陸直後のバレルロールを魅せてくれたり, 気炎を吐いておりました。ポジションが取れずにきれいな写真が撮れなかったのが残念。

DSC_8275

 記念塗装機を最後にとって,入間から退散。

 さすがは晴れの特異日。ブルーの時だけよく晴れました。デルタループは今まででの一番のできで撮れたし, だいぶ300F4も使えるようになってきたようです。何にせよ,今年の航空祭巡りはこれで終了。結局静浜,松島,浜松,入間と四カ所。 来年こそはファイターベースへいきたいところですなぁ…。

2007年10月21日

エアフェスタ浜松2007

 曇天の2005年以来,二回目の浜松。今年は見事な秋晴れ。朝のうちは若干北風が強かったものの,雲一つない絶好のコンディション。 サンヨンも導入したことだし,今回は順光で写真の撮れる広報館脇駐車場に陣取ってみた。

 写真はここ押して

 滑走路も近く,離着陸がよく見えるので,流し撮りを試してみたりもできた。ブルーが飛ぶ頃は風もやみ,ほぼ無風。 スモークがちっとも流れないくらいの状態で,なかなかきれいに撮れてました。

 とはいえ,まだまだ日差しは強いので,ずっと日に当たってたところはすっかり黒くなってしまった…。

 さて,次は初入間かなぁ…。

2007年08月26日

【旅行】仙台・松島んまいもの巡り2nd day 2007松島基地航空祭

 さて、朝の四時半に起床して、松島基地のある旧矢本町、東松島市に向けていざ出発。早朝の国分町の疲れた雰囲気のなか、 駐車場から車を三陸道目指して進める。

 下道で行ってもたいした時間はかからないものの、できれば早めに現地に行っておきたいので三陸道をひた走る。矢本ICで降りて、 近くの24時間スーパーで食料の買い出し。朝ご飯とお昼ご飯と重要な飲料水を確保した後、看板の指示に従って基地外の駐車場へと向かう。 たいした混乱も行列もなく、基地奥の造船所の駐車場へと車を入れる。シャトルバスが動き出すまではしばらくのんびり。

 七時半頃にシャトルバスが動き出したので、荷物を整え、いざ出陣。

 ものの十分ほどでおろされたのはブルーの格納庫の脇。 ちょうどオープニングフライト用のF-2がランナップをしているところだったので、ここでカメラを引っ張り出す。

DSC_6618

 とりあえず何はともあれ、エプロンまで出て腰を据える場所を物色する。Jr.の柵のあたりにちょうどよいスペースが…って、 Jr.の機体がなんだかきれいになっている! そのままオープ ニングフライトもそこそこに久しぶりにJr.の展示を楽しむ。

DSC_6677

 午前中のブルーの訓練飛行は水平系の四区分? この夏に向けて新規導入した長筒のサンヨンの初実戦… だったのだけれども戦果は今ひとつ。う~ん、機材に腕がついて行かない…。精進せねば。

DSC_6686 DSC_6696

DSC_6757 DSC_6784

 とはいえ、ブルーの演技は相変わらずさえ渡り、レベルキューピッドや桜、レベルオープナーなどの水平系を満喫。 去年ほどのぴーかんとはいえず、多少のガスが残念なれど、風はほどよくスモークもきれい。

 ブルーの後はいつもなら後方からまさに音もなくF-15が忍び寄ってくるんだけど、今年展開されたのは梅のマークの百里組。 荒っぽい小松組とは違って、優しく会場に侵入。不意を突かれることはなかったけれども、終始おだやか~にパスを三回?。 最後にすこ~しA/B炊いて中途半端なクライムしてRTB。…いまひとつ。

 F-2の機動飛行もなんだかちょっとのんびり。たしかに米軍のF-16みたいなきびきびした機動はしないのだけど、それにしても…。 バーナーの使用制限でもあったのかなぁ? それとも急な機動をすると翼の根本にひび入るから?

 今年はPACAFのデモもピッツもいないので飛行展示の派手部門は少なめ。この後救難展示とF-2の対地攻撃デモがあって、 午前の部は終了。

 午後のブルーは垂直系の一区分。このときは無線が 拾えなくてタイミングがぐだぐだ。何で午前中と違うかなぁ。写真の方はといえば、 試しに14テレコン使ったら真っ暗。う~ん。もちっとがんばらねばねば。

DSC_6915 DSC_7038

 キューピッドもスタークロスもきれいな軌跡を描いて、観客からは素直な歓声。こーユーのは松島ならではののんびりさかなぁ。 最後のコークスクリューが終わったところで、そそくさと撤収。今回はシャトルバスなので、のんびりはしていられないのだ。

 と、急いだものの、結局シャトルバスに乗るまでには40分ほどかかったり。とはいえ、付近の道路渋滞も少なめだったので、 この日の宿の松島・壮観には17時前にはついたので、よしとしよう。

 今年の松島は、横田や嘉手納なんかと重なったせいもあるのか、ちょっと物足りなさがあったり。外来機もF/A-18が1、A-10 (だとおもうけど)が1、F-15が1、RF-4とF-4がそれぞれ1、ほかといった感じ。 帰投時もRF-4と米軍機がすこしローパスをしたくらいでほかはまっすぐ帰ったそうだし。なんだか駐車場の件といい、 F-15の機動やF-2の機動といい、いろいろとあるのかなぁ…。

 まあ何はともあれ、よく日に焼けた一日でした。

 

 

2007年05月13日

2007静浜基地航空祭

 さて,2007年の航空祭シーズン開始です。トップバッターはこぢんまり規模の航空自衛隊静浜基地。

 前日は天気もよかったので例のごとくで朝霧で空中散歩。そのまま富士宮の花の湯でさっぱりして26時まで仮眠してから一路藤枝へ。 今年から静浜の航空祭は基地内の駐車場が事前抽選になってしまっていて,気づいたときには募集期間が過ぎていたために今回は外部の駐車場へ。 基地最寄りの焼津ICではなく,次の吉田ICで降りて大井川港の臨時駐車場へ向かう。

 着いた時点で深夜の3時。すでに30台程度の車列ができていたので,とりあえず最後尾について再び仮眠…したかったのだけど, なんとなくいつ車列が動くのかが読み切れずになかなか熟睡できず。結局明るくなってきた5時頃に駐車場内へ移動開始。んで, シャトルバスが動き出す7時くらいまで今度は少しちゃんと仮眠。

 シャトルバスは路線バスの車両で,片道350円。7時過ぎには動き出して,基地まで大体20分くらい。 結局8時ちょっと過ぎくらいには基地のエプロン裏に到着。地上展示の飛行機と売店を冷やかしつつ,滑走路に近い南側にてくてく移動。

 南側入口近くに陣取ってとりあえず朝ご飯のおにぎりを処分する。そんな目の前をオープニングフライトのT-7が通過していったり。 当初懸念された降雨はなく,南側の田植えもなく,徐々に日差しも出てきてよい感じ。

 少し風が強いので,T-7の大編隊は離陸が単機になったけれどもプロペラ機ならではの軽快な機動を見せてくれた。その後, 小松のF-15が航過飛行したんだけれども,相変わらずF-15の飛行はなんだかなぁ。去年の松島もそうだけれども,どうにも迫力に欠ける。 フルバーナーでのループとかしてくれてもいいだろうに。ちょっと間延びしつつ,最後に中途半端なハイレートでRTB。

 次は2005年に来たときには天候不良で百里を離陸できなかったRF-4×2の機動飛行。よくよく考えてみれば, まともに晴天下で飛んでるファントム(RFでもファントムかな?)は初めて見るか。しかし,さすがターボジェットのJ79。 ターボファンなF-100とはまた違った轟音を響かせておりますな。機体サイズは全然こぢんまりなんだけどねぇ。 偵察機らしい機動を見せてもらってこれまたRTB。

 んで,お次がお楽しみのPACAFのF-16。こいつのデモが最近の航空祭のすっかり楽しみになってしまって…。 相も変わらずバーナー炊きっぱなしでごっつい上下左右の機動を見せてくれます。湿度がそんなに高くなかった分, ヴェイパーはさほどでなかったのは残念だけど,雲も切れてきたときなので,かなりよい状態で見られました。しかし, 相変わらずこいつをファインダーにしっかり納めるのは難しいなぁ…。最後はいつものハイレートを見せて「Mission Complete, RTB」 蒼空に消えていってしまいました。

 この後は陸自のヘリOH-1が強風の中でホバリングしたり横移動したり,それに対抗した県警ヘリもがんばってみたり, エプロン前でT-7Jr.やらなにやらの演技があったり。この頃には結構周りに人が増えてきていたけど,全体的にのんびりムード。 天気もいいし,ちょっと風強いけどその分熱くもないしでピクニックムード。お昼の小休止はお昼寝タイム。

 午後になって最初はエアロックのピッツの飛行。サニーががんばって…るのかもしれないけれども,ね。 もうちょっと魅せる演技がほしいところか。

 最後はいつものブルーの演技。雲は晴れたり出てきたりですっきりしないけど,シーリングは十分高いのでふつうに第一区分。 浜松からのリモートでスタート。風が強いままだったので,スモークがすぐに流れてしまうのが残念だったけど, 相も変わらぬ整った機動はやっぱりきれいで。タンノーです。今回,リモートのせいだったのかもしれないけれども, ローリングコンバットピッチ,コークスクリューの後,単機づつでエプロン正面を航過してのパイロット紹介があった。これ, なんだか非常に好感でした。一糸乱れぬ編隊飛行もよいのだけれども, 自分の好きなようにロールしたり背面飛行しながら抜けていくのはなんだか楽しそうで。

 そんなこんなで,こぢんまり航空祭はイベント終了。ブルーの終了とともに当然のように民族大移動が始まるわけで。 今回はシャトルバス利用ということで,帰投まで粘らずにそそくさと移動…したかったのだけど, 結局バス待ちの間に外来機の帰投まで楽しんでしまいました。

 駐車場まで戻って東名道・吉田ICに乗れたのが結局17時近く。シャトルバスに乗せるまでのコントロールは今後の課題だろうなぁ。 でもま,駐車場から高速までの渋滞もさほどでなかったし,そこそこですかね。 南側駐車場入口は事前申し込みの件を知らない人のせいでかなり渋滞していたみたいですけどね…。

 なにはともあれ,今年最初の航空祭はピーカンとまではいかないまでも,そこそこの天気で見れたのはさい先がよいよい。 今年はできるだけ遠征したいところだけど,さてどうなるやら…。いずれにしても次は松島じゃー!

DSC_5806  DSC_5809

DSC_5826 DSC_5868

DSC_5904 DSC_5912

DSC_5920 DSC_5928

DSC_5933 DSC_5939

 DSC_5942 DSC_5989

DSC_6002 DSC_6033

DSC_6048 DSC_6055

DSC_6059

2006年08月27日

2006松島基地航空祭

 夏のいつものお楽しみ。結局今年も松島まで行ってきました。土曜日,都心にお出かけがあったので, その足でそのまま夕方北へ向かって出発。国見まで一気に北上してしまい,深夜割引のための時間調整で二時間ほど休憩し, 仙台南から古巣をうろうろしつつ,利府街道から東松島市へ。

 今回から基地内の駐車場なし,ということでいつも使っている海浜緑地の駐車場が空いているか不安だったものの, 0200頃についたらまだ少しは余裕があり。ふと空を見れば,これまでに見たことのないくらいの満天の星空。周りに明かりがないことと, すっかり冬の星空の時間だったこともあって,賑やかな夜空でしたな。

 夜が明けて,今年はいつもと違い,基地内には入らず,ランウェイ脇のフェンス外に陣取ることに。 天気は夏の松島にはこれ以上にないくらいのピーカン。T-4とF-2のオープニングフライトからブルーの訓練飛行で水平系の展示。 ブルーがおわったところで気を抜いたところに,背後からリモートのF-15にぶち抜かれ(全然カメラを構える余裕がなかったorz), F-16のデモ飛行がなかったせいか妙に頑張っていたF-2の機動飛行。救難飛行隊の救難展示からF-2の対地攻撃デモ。 お昼を挟んで午後のブルーは垂直系ばりばりの一区分。と,松島フルコース堪能しました。

 フェンス脇はちょうどエプロン正面への進入コースになっているので,機体が近く迫力抜群。ただ, 音速超えたやつだと気づいたときには前に抜かれて,何度となく貴重な瞬間を逃したので,これは来年リベンジだな。機体に追いつけず, フレーミングがよくてもぶれぶれだったのも多いので,ここではもっと修行が必要だ。

 ブルーの演目は,上空の状態が安定していたのか,きれいなスモークでした。 そして桜もスタークロスも相変わらず手持ちの機材では納めきれません。これを見るたびに超広角か魚眼がほしくなるんだなぁ。 桜の時にはレンズ交換でとちっておっきなゴミ付きになってしまったし(泣)

 ブルー終了後は外来機の帰投を待ったけれども,百里のF-15がちょこっとハイレートをしただけで, 三沢のF-16はふつーにあがるし,プラウラーもホーネットもちっとも動く気配がないから, と撤収して石巻のお風呂に向かっている途中に無線が入って,結局1700過ぎにでてったみたいだし。これは微妙だったなぁ。ちくしょ。

 石巻のやまと温泉で汗とほこりを流してすっきりしてから,古巣近くの酒屋でお気に入りの日本酒仕入れて,仙台南から東北道へ。 菅生でおみやげと牛タン定食調達して一気に南下。睡魔が限界になった那須塩原で二時間ほど仮眠して,給油。結局帰着は0200。 そのままおねむ。走行距離はちょうど1000km。お疲れ様でした~。

 2006松島基地航空祭

2006年08月19日

2006横田基地友好祭

 毎年毎年横田のオープンベースはイー天気ですなぁ。ちうわけで,せっかくのご近所なのでチャリンコこいで行ってきました。 ゲートでの荷物検査,イギリスの騒ぎがあったんでちょっとは厳しいかと思ったけど,あんまりかわんなかったなぁ。

 とりあえず,朝昼兼用で横田名物のステーキプレートとビールでエネルギー補給。天下無敵の現地直輸入(だろうな多分)の米国産牛肉。 今回のはそんなに堅くなくて比較的んまかったな。でも,石けんポンプ容器なステーキソースはかんべんな。

 横田は騒音問題のからみで飛行展示はないようなものなので,空自の基地では見られない外来機をひとなめ。

A-10A ThunderBoltII F-16 プラウラー パイロットお二人 韓国からU-2 KC-10とKC-135 嘉手納のF-15CD

 プラウラーやらサンダーボルトやら珍しいのがいくつか。去年もいたらしい偵察機のU-2が韓国から。 さすがにこいつの前にはマシンガン構えた警備が張り付き。宇宙服みたいなGスーツもおいてあったなぁ。脇にはおやつ用(?) の各種チューブ食が。

 ひととおりチェックしたあとは,じりじり焼かれる日の光に負けて,これまた名物の体に悪そうな色水(黄色)をぐびのみし, お口直しに水買って退散。二時間しかいなかったのに,腕真っ赤。ひりひり痛い痛い。

 さて,来週は松島かぁ。どーするかなぁ。

2005年12月04日

2005浜松基地エア・フェスタ

 今年にいける最後の航空祭,浜松基地のエア・フェスタに行ってきました。

 今まで,航空祭というと夏の松島で延々の炎天下に泣いているのが常だったのに,今日はずーっとふるえてました。いやー, 寒かった寒かった。

 前夜,日が変わった頃に出発。静浜と同じく,厚木から東名道を東進する。風邪っぴきだったので,ドーピングしていたため, 眠気がきっついきっつい。さすがに耐えきれなくなって,3時から1時間ほどPAで仮眠。その後, ラストスパートをかけて浜松西ICからすぐの基地に5時着。しかし,駐車場の場所がよくわからず,門の守衛をやっていた自衛官にきく。 その指示に従うと,それらしき車列発見。そこに加わって,開門まで仮眠しようと思ったら,10分とたたずに後ろからクラクション。そのまま, 基地近くの会社の駐車場に入れられました。ここで結局8時前まで仮眠。

 夜くるときは星空だったのに,明るくなると空は灰色。とにかくエプロンに向かうと,作りは松島基地みたい。滑走路一本だけど。 違うのは,背中にお皿を背負ったB-767もとい,E-767がいっぱいいること。初めて見たよAWACS。

 展示飛行はE-767,T-4やT-7(静浜),T-1(?),F-15(小松),F-2(岐阜)そしてブルーというところ。 少し小粒な感じ。初めてなのはE-767と実機配備機以外のF-2だった飛行実験団のF-2の塗装。

 11時には午前の部が終了し,13時からのブルーまでは何もなし。外に立っているのはひたすら寒いので, 唯一見つけたヒーターがあった格納庫にこもる。そとはにわか雨。ブルーだめかと思いきや,今年の静岡は天気には恵まれている?  ブルーのタイミングだけ,青空が見えるほどに回復。結局,4区分から3区分へ,水平系を中心に演技。水平なので矢がないキューピッドや, 新演目のサクラが見られたのでそれなりに満足。1区分は松島で堪能したしな…。

 ブルー終了とともに,モデル撮影を少し冷やかし,半値の食べ物屋台を物色し,帰途につくべく基地を出る。すると徐々に強くなる雨。 本当にブルーを待っていたがごとくのタイミング。何か憑いていたのかも?

 帰りは,町田で事故った馬鹿がいたせいで偉く渋滞していたので,大井松田で降りて下道でずるずると。帰着は2000時。 都合20時間,走行距離530km(ちなみにワンタンク。13km/Lはひさしぶり)。お疲れ様でした。

 今年の航空祭はこれで締めかな。来年は西の方と,結局みれていないファイターベースにはいきたいなぁ。

 写真はとりあえずピックアップ。ゴミが多いのはなんとかせねば…。

F3-IHIのカットモデル

この時,爆音とともに一発から炎がでた。異常燃焼?A/B焚いたF-15

飛実団のF-2初号機っていってたか?タッククロス,だったかなぁ?

晴れたブルー・デルタループDSC_4661

 

2005年08月29日

2005年松島基地航空祭

 これがなければ夏ではない,といった感じで,すっかりレギュラースケジュールとなってしまった松島基地の航空祭に行って参りました。 直前の台風直撃にびくびくしながら天気予報とにらめっこ。予報では微妙な空模様でしたが,とにかく松島へと向かう。

 前日の土曜日,2200。ETCの割引を最活用するためにこの時間に出発。外は少し前に降り出した雨。スタートから不安な出だし。 とにかく省エネをモットーに,今回は珍しくフル行程を高速活用とし, 圏央道~関越道~外環道~東北道~仙台南部道路~仙台東部道路~三陸道と400kmちょっとを突っ走る。途中, 那須高原SAにて水分補給をしたのみで,ひたすら巡航し,2700には目標近くのファミマに到着。朝ご飯を調達した後,仮眠をとるため, 基地滑走路よりも海よりの緑地公園の駐車場へ。テントを張っている先客の皆様の安眠を妨げないようそろそろと入り,二時間ほどの仮眠。 起きてみたらば空模様は雲いっぱい。不安。

 0600,門に向かうとすでに車列。最後尾に着くと,三十分もしないうちに動き始め基地内に誘導される。0800開門のはずなのに。 近辺の渋滞をおそれた様子。そして,開場まで前倒し,0730にはエプロンへ。地上展示で目新しいのは,F-2への機種転換が進み, 退役が進むF-1の記念塗装機くらいかな。そして,ブルーは6+予備1のフル装備。特に買い物もないので, すぐに駐車場となっている滑走路脇の草地に陣取る。天候調査のブルー塗装T-4の報告を聞くと,空一面雲だが,シーリングは結構高め。 視界も確保できるとのことで,展示飛行そのものには問題なし。そしてU-125,F-2, T-4*3でのオープニングフライトで航空祭が始まる。

 とはいえ,午前中のF-2の機動飛行はいつもの通りだし,ブルーの訓練飛行は6機での珍しい第4区分? 3区分だったのが少しうれしかったけど,雲は厚かったしでちょっと不満気味。状況が変わったのは, 事前プログラムになかった三沢米空軍のF-16アクロの時から。

 静浜で度肝を抜かれたF-16のデモは大迫力で,今回も期待していたのだけど,魅せてもらいました。そして, どうも晴れ男だったようで,フライト中に徐々に雲がどいて,井戸のように雲のない域が展示エリアに広がり始め, 相も変わらぬ迫力クライムの連発に,観客も大興奮。降りてきたら拍手までされちゃって。ブルーのウォークダウンだってそんなことないのに。

 昼食時を挟んで,午後はブルーの展示飛行。正午過ぎ頃から徐々に雲が流れ始め,青い部分が広く始める。1~4番機はデルタでの離陸, 5番機はローアングル,6番機はロールオン・テイクオフで入る。上がってすぐの5番機の天候調査報告を受け,リーダー叫ぶ「よし,1区分! 」

 というわけで,雲の切れ間をねらって,逆光に負けず,風がそんなに強くなかったのできれいなスモークの軌跡が見られました。

F-16 DEMO

  レインフォール  

ファンブレイク

バーティカルクライムロール

キューピッド矢付き

デルタループ

 最後はかなりの青空で,ブルーの飛行を満喫。充足されたところで,次の日もあるので,外来機の帰投を待たずにそそくさと帰り支度。

 途中,コロナワールドで汗と汚れを落として,すっきりしてから仙台南より帰途につく。途中, バケツ雨にびくびくしながらも2200には埼玉・蓮田SAに到着。時間調整のため,二時間の仮眠の後,外環道~関越道~圏央道と経由して, 2500帰宅。走行距離945.2km。移動時間27時間。お疲れ様でした。

 そういえば,この春に矢本町はどっかとくっついて東松島市となったそうで。F-2の塗装で知ったというのがなんとも……。

東松島市?

 これで,静浜,松島と天候回復二連勝。来週の三沢は弓の試合でいけないので,今度は初の小松かなぁ。

2005年05月15日

2005年静浜基地一般公開

 2005年シーズン最初の航空祭です。残念なことに,直前に静岡県県警のヘリが遭難するという事故があったため,「航空祭」から 「一般公開」へと名称,プログラムを変更しての開催となりました。

朝の空 土曜日,休日出勤でお仕事を片づけ,24時過ぎに出発。 厚木ICからPAで仮眠を挟みながら焼津ICまで。焼津から早朝の市内を抜け,静浜基地方面へ。 4時くらいにまもなく南側駐車場の待機車列の後端に着き,食料調達後再び仮眠。この時点で,雲の切れ間が見えるような状況。 少しは期待できそうだったのだけど。

 7時前,開門。南側駐車場に入る。幸い直前の雨もなかったようで,駐車場は沼地にあらず。一安心。 当日飛来組のヘリが続々とタッチダウンしていく。そして天候調査のT-3があがっていく。そこここに雲が多くて, 小雨もちらつくような状況でとにかく開催。T-3とT-7の新旧機体で編隊飛行。T-7のエンジン音の静かさと, ジェットとは違う小回りのみんなでタキシング?するの図良さ,いかにもな飛行機の動きを楽しむ。派手さはないけれども,やっぱり飛行機。

 T-3九機による静浜名物の大編隊飛行。連続離陸の次に編隊を整える指示が,「*番機,10cm前」てな具合。これにはびっくり。 そんな指示で整えられる編隊は,まさに幾何的な形状となって空を飛んでいくわけで。後で写真を見ると, 模型を置いたような風にも見えてしまうくらい。小回りもきくので,機動はきびきびしていて気持ちいいし, やっぱり出力によって変わるエンジン音が何ともいえず。

 

模型のような大編隊    プロペラの平和な音の後には,小松からの爆音×2。 小松のF-15Jは始めて見ます。こいつはただの航過飛行。ちょっと間を開けて,三沢からの米軍F-16によるデモ飛行は圧巻。 終始A/B炊きっぱなしの爆音をまき散らしながら,F-16らしい小回り機動を魅せてくれました。 ひたすらな爆音に周囲の子供たちもおびえてしまったらしい……。少し雲が多かったのが残念ですが, 最後のまっすぐに上がっていって雲に消えていったのがなんともかっこよかったですな。

晴れた空に映えるスモーク 正午になり,今年航空事故で亡くなった方のご冥福をお祈りすべく,総員黙祷。

 この後,展示飛行はすこし休憩。午後一で岐阜のF-2が機動飛行を魅せてくれるはず,だったのですが, 急激に上空にやってきたエコーのおかげで,基地は土砂降り。機体も基地上空でいったん待機したものの,コントロールの 「エコー改善見込みなし。RTB」の指示で帰投。飛行はキャンセル。F-2の前には静岡県警のヘリのデモが予定されていたのですが, 先日の事故でキャさすがの編隊ンセル。その時間に大雨が降ったのも,なにやら感じさせるものがありました。

 それにしてもエコーはなかなか抜けてくれない。刻一刻と迫るブルーの時間。 激しい雨にF-2のキャンセルの連絡とともに帰途につく人多数。ワタシはケータイでレーダーとにらめっこ。 もうすぐ抜けそうなので車内で休憩。そして,予定時刻直前に基地上空の雨は上がり,北側から青空が広がり始める。 ブルーが浜松を飛び立ったことが連絡され,歓声が上がる。

バーティカル系もありました

 南側にはまだ真っ黒い雲があれども, 基地上空はすかっと青空。とにかくブルーは空域に進入。五機のデルタ編隊で抜け,一機はブレイクして南側の状況調査。 雲の状況を見て, 適宜科目の変更。南の状況が改善されるにつれて第四区分から第一区分へ。 そんな科目の変更もその場その場の隊長機の指示で決まる。 科目を迷って言い直す場面なんかも見られたり。日頃の訓練の成果と, そのプロぶりと, 普段見られないものをたくさん魅せてもらいました。

 垂直系の科目もいくつかあ り,バーティカル・キューピッドもあったけど,四番機がいなかったので矢なし。 なぜ四番機が不在だったのかは不明。追悼の意だったのかもとの話もあるけれども。そんなこんなでフルに三十分楽しませてもらって, 帰投機のローパスを楽しんだ後にのんびりと基地を後に。

 帰りは御殿場で一度降りて,山中湖を経由。紅富士の湯なる日帰り温泉に浸かってから河口湖ICより帰途につく。 温泉は少しぬるめだったけど,とにかく広く富士山もきれいに見えてよいところでした。

 結局帰り着いたのは22時頃。ぐるっと一回り,疲れました。天気も降ったりやんだりの中途半端な天気でしたが, 展示飛行はそれなりに見られたし,なんと言ってもブルーが晴天の中で見られたのは収穫。静浜は狭い基地のおかげで機体との距離が近く, 大迫力。非常に楽しめました。

 さて,次はどこに行けるやら……

2004年07月25日

松島基地航空祭・2nd day

 0400: 矢本緑地公園駐車場で二日目の目覚め。周りを見回せば、やはりお仲間たくさん。緑地公園と言うこともあって、テントを張っている方も見受けられる。確かに、車のなかでシートの上にごろごろするよりは、まだテントの中で寝袋の方がよいのかもしれない。

 0700: 近くのコンビニで朝食を調達。店内のトイレは、おそらく夜を明かした人たちで長蛇の列。やっていることは皆同じ。ワタシはそのまま初の北門より基地へ侵入。誘導路上に車を止める。昨日は、この時間でも立沼門から入って、ランウェイ上かなり奥までいけたんだが、さすがに日曜日、人出が多いようで、結構後ろの方、エプロンまで遠い遠い。

 0800: オープニングフライトの準備中から、エアバンドでは不穏な会話。それもそのはずで、朝の霧はかなり深く、未だ晴れず。昨日と似たような状況。T-4*4とF-2*2がとりあえずタキシーするが、途中でストップ。そのままT-4*1とF-2*1はタキシーアウト。F-2*1が離陸模擬滑走を行って、オープニングフライトは終わり。

 1020: このころには朝の霧も晴れ、若干のシーフォグが残るモノの、比較的綺麗な空になる。ここから怒濤の飛行展示が始まる。まずはF-2の機動飛行。これは昨日と同じ演目(?)でとにかく小回りがよく利く印象。救難ヘリの救助デモの後、三沢からリモートのF-15DJ*2の航過飛行。一回入ってきた後、また戻ってきたけど、戻るまで遅! やっぱりF-15は小回り用ではないんだねぇ。F-2*6による多数機編隊飛行は、とにかく間延びしてしまって。機数が多いので迫力はあるのだけど、なにぶん編隊を整えて戻ってくるまで毎回5分弱。どっちから進入するかもわからず、ただぼーっと待っているだけ。これは正直びみょー。そして最後はAir Rock。昨日はフォグでキャンセルだったけど、今日はフル課目。相変わらず見ていて心臓に悪いパフォーマンスです。

F-15DJ航過飛行
F-15DJの航過飛行・機首引き上げ時

 1320: 怒濤の飛行展示が終わり、ブルーまでしばし休憩。いい加減暑いので、格納庫に避難。少し寝る。格納庫の床は冷たくて気持ちがいいのだ。おもむろに聞こえはじめたT-4*6の甲高い悲鳴のようなエンジン音に誘われて外に。なんだけど、またお空のご機嫌が少しよろしくない。とにかく上がって、航過する。しかし、エアバンドに入電。海上にかなり大規模な雲が出ていてこれから降りますとのこと。結局、もう一度航過して、GCAにて誘導を受けつつ、単機づつで着陸。せっかくの日曜日でかなりの人出だっただけに、キャンセルの報が流れたときのみんなの落胆のため息はすごかったです。

B.I.フライパス
デルタ隊形でのフライパス

 1500: これにて二日間に及ぶ松島基地航空祭も終了。後は、飛来していた外来機のバイバイフライト。今回は初めてF/A-18がいるので、こいつが飛び立つのを見るために待機。したらば、結構な人数が同じ目的で待機。やはりF/A-18は北のほうでは珍しいのだ。残念なことに、ブルー以降急激に天候が悪化し、離陸後になにかパフォーマンスができるような状況でもなかったために、フツーにエンジンかけて、フツーに飛び立ってしまったので、これといった感動もなく。残念。

 見る物見て後、松島基地を退場する。

 この後、長い東北行が始まる……

2004年07月24日

リベンジ・松島基地航空祭

 定時退社後、リーグ戦の最終戦へ。とりあえず、結果は勝ち。個人的にはぼろぼろでした。どうやら自分はAwayには弱いらしい。考えてみると、去年もAwayはダメだったような気がするし。

 いずれにしても、これで夏休み突入。

 試合終了から直接、いざ東北へ。首都高を抜け、浦和の料金所を抜けたのが2230頃。そこから、ちょこちょこと休憩を入れつつ、佐野SAで仮眠をとり、のんびりと仙台へ。仙台南のICを出たのが0400頃になり、寄り道を挟みつつ、勝手知ったる道を松島方面、矢本町へ。結局、基地近くのコンビニに着いたのが明るくなり始めた0500。適当なところに車を止めて、しばしの仮眠。周りにはお仲間たくさん。0700頃に起きると、周りは誰もいない……。あわててゲートに走ったら、もう開門していたご様子。

 エプロンにはT-4ブルーインパルスが予備機含めて7機。百里のF-15とEF-4、米空軍のF-16、米海兵隊のF/A-18、そして去年より本格配備が始まったF-2が大量に。他、50周年記念塗装を施した機体がいくつか。

 天気の方は、晴れ間は見えるが霧が濃いめ。いつもシーフォグに泣かされる松島基地。今回も少し不安。それでもオープニングの0800頃には霧も晴れ、上空多少ガスった程度に。しかし、沖のほうはまだフォグが晴れないようで、オープニングフライトは縮小版。F-2が2機上がって降りてきただけでした。

 もし開催されていれば、去年から土日二日の開催。その分、密度が薄くなったようで、ひっきりなしに展示飛行という感じではなく、散発的。フォグのせいでAir Rockのピッツは途中キャンセル。F-2の編隊飛行や多数機機動飛行もキャンセル。最終的には、F-2単機での機動飛行と救難ヘリのデモ、あとはブルーの展示飛行。

 あの事故以来、ワタシは久しぶりのフル6機での演技。幸い、ピッツの時の妙なフォグは発生せず、蒼穹のソラというわけにも行かないけど、雲はないシチュエーションで、第一区分をフルに魅せてくれました。
 上空の風具合がよかったのか、レインフォールやキューピッド(矢つき)、スタークロスと新科目の「サクラ」等々、スモークの軌跡が非常にきれいでした。
バーティカルキューピッド
久しぶりの矢付きバーティカルキューピッド

?

スタークロス
文句なしのスタークロス

 1300。ブルーが終われば、今日の分は終了。適当に昼食を摂り、複合遊技施設で風呂に浸かり、仮眠して、仙台っ子らーめん食べて、再び松島へ。基地裏の緑地駐車場で、就寝。

 これが長い戦いの第一日目でした。