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2001年01月01日

あけました? おめでとうございます


 実に約30時間に及ぶ労働から帰還しました。疲れのあまり、まだワタシの中では12/31のままです。いつになったらワタシの意識時間は世紀を越えるのでしょうか。明日もまた8時から仕事なので、もうワタシはおねむの時間です。
 なにはともあれ、さようなら20世紀。そしてきっとこんにちは21世紀。ということで、今年も、そしてこの世紀もなにとぞよろしく願います>各位

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2001年01月06日

激闘神社 -神社裏話その3-

 長らく更新できませんでした。それもこれも疲労の極致でPCにむかう気力を得られなかったからでして……。というわけで、新年あけてから、三が日、その後あたりまでいきませう。
 まずは最大の難関。大晦日あけて直後の深夜、そして明けて元旦の日中から夜に及ぶ長期戦であります。
 新年早々天候には恵まれず、大晦日夜から降り始めた雨のせいで、夜中に参拝に来る人の数は激減。それでも、23:30ころから境内には行列ができはじめ、明ける直前には神社の外まで列はのびたようです。カウントダウンなんて気の利いたものは神社では行いませんが、境内にいた若い人たちが声を張り上げておいででした。そのタイミングが、新年を告げる太鼓の音(この神社ではこれが鳴る)と微妙にずれていたのが何とも笑いを誘うものでしたね。
 今回の仕事場は、3年前と同様に守札授与所(ちなみに今回は臨時設置の授与所)の補給係。しかし、雨のせいで人もそんなに多くなく、結構余裕を持って進められました。いい気分に酔っぱらった方や、変に巫女さんに絡む困ったちゃんも出没することなく、至極平和に深夜労働は終了。しかし、このしわ寄せは日中にくるわけで、仮眠後が恐怖であります。午前3時、仕事場の授与所を閉めて仮眠。夢なんてこれっぽっちも見ませんでした。
 そして朝、これからが本番でしょうか。午前10時、再び授与所を開け、仕事開始。まだ人の出はそんなでもなく、やはり最初はのんびりムード。しかし、お昼すぎてから徐々に徐々に行列が伸び始め、授与所も本来の忙しさに。お昼ご飯を食べにいく余裕もなく、ただひたすらに正面の方の相手をこなす状態が続きました。例年であれば、15時過ぎには人が引き始めるのですが、今年は17時をすぎても人はとぎれず、なかなかにつらい状況でした。それでも、日が落ちて暗くなり始めればだんだんと人も減り、一段落。19時に授与所を閉めて、時間になった巫女さんたちはお仕事上がり。我々は、毎年恒例の賽銭箱ダイビングを敢行。年始の賽銭箱は臨時設置のものなので、人が直接潜って、ますにお賽銭をさらっては回収、さらっては回収を繰り返す必要があるのです。それをそのまま「ダイブ」なんて言っていますが。今年は一万円札もちらほらと。去年よりは多いかな、といった感想。こんなところで昨今の景気状況は結構如実に現れるようです。これが終われば、神社の閉門時刻。この神社はちょっと変わっていて、夜間はすべての門を閉めて、入ることができなくなるのです。街のどまんなかにあるためでしょう。そのおかげで境内はかなりきれいですが。ともかく、閉門時刻が近づくと残っている参拝の方を追い出しにかかります。すべてをロックアウトした後、我々も夕食をいただいて帰宅。眠気と疲労を抱えて電車に揺られて帰るわけです。これにて、第一戦は終了です。
 こんなことばかり書いてもおもしろくないので、少しは神社な豆知識を。
 神社によっては、「八方除け」というものをみることがあると思います。これは「建物などの方位・方角」に関するものなのですが、これに似たものにこの神社では「八方ふさがり」と呼ばれる厄を払うといったこともやっています。「星祭り厄年」などとも言いますが。これは、生まれ年によってある「八白土星」や「四緑木星」といったもののその年の位置で決まる厄年です。西洋で言うところのホロスコープのようなものでしょうか。で、まあこの厄年に当たる人は相応の厄払いを受けるのですが、手段としては、「神前で祈祷を受ける」・「木札を受ける」・「お守りを受ける」などが考えられます。この際、よく間違えるのが、前述の「八方除け」と「八方ふさがり」です。特に、授与所で木札を受ける方にこの間違いをする方が多く見受けられました。あくまでも「八方除け」は「方位・方角の厄払い」なので、人の厄をはらう場合はふつうの「厄除け」のもので大丈夫なのです。ただ、これはあくまでもワタシがバイトしている神社でのことなので、もしかするとほかのところではまた違うものがあるのかもしれません。なにはともあれ、わからないことがあったら、その辺の巫女や、色の付いた袴をきた神職の方を捕まえて、きいてみるのが手っ取り早いでしょう。

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2001年01月07日

無事帰仙


 成人式の日は関東でも雪が降るというので、その前にということで焦って帰ってきました。仙台へ。このところずっと雪が続いていたようで、街中にはかなりの雪が残っています。しかし、風がそんなにないせいか思っていたよりも寒くなくてほっとしております。
 さてさて、火曜日からは卒論の本格始動でしょうかねー。やれやれ。


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炎獄神社 -神社裏話その4-

 ほとんどただの回想レポートと化していたりもしますが、なにはともあれ2日の様子を。
 2日、前日の激闘の傷も癒えないまま、ぼろぼろの体を引きずって戦場へと。この日の業務は昨日と異なり、昨年やった焚き上げ場。前日の現場は非常にすさまじかったとは、そのとき従事者の弁。午前中は比較的のんびりムードで、前日にため込んだ40個あまりに及ぶ段ボールに詰め込まれた未処理物の処置をどんなペースでやっていくかといった打ち合わせをのんびりとやってみたり。しかしそんなぬるま湯な状態も短命なもので、11時をすぎたあたりからぼちぼちと人が増え始め、お昼を過ぎる頃には結局前日と同様の人出。それに従って、古いお札やお守りを預かる窓口もてんてこ舞いに。かろうじて種類ごとに分けることが可能なくらいで、細かい分別までは全く手が回らず。この状態が結局夕方まで続く。
 ここで言う「焚き上げ」と世間一般で言うところの「どんど(ん)焼き」との違いは前回のレポートで説明してあるので、ちょっと割愛。併せてそちらもどうぞ(笑) で、基本的に窓口で預かっているのは、古いお札、お守りなど神社で出しているものに限っている。また、それだけだとあんまりなので、神仏に関わるものであれば、ほかのお社やお寺のものでも預かることにしている。受け取れないものとしてあげられる代表的なものとして、「だるま」がある。これは所属がはっきりしないのだが、一応仏教に名を連ねるものとなるのだろうか?(詳細知らず) 代々受け代えるものらしいので、受けたところへ持っていくか、もしくは特別に供養しているところ持ち込むことを進めている。もう一つが「お正月飾り」および「鏡餅」である。以前はこれもちゃんと「年神様」としてまつるためのものだったのが、現在ではふつうの露店で売るなど、形骸化が激しく進んでしまったので、ただの飾りと見なし預からないことにしている。そもそも、一年前の飾り物や鏡餅をなぜ後生大事に取っておくのか、そのあたりの心理がよくわからないのだが。飾り物は本来であれば、7日にはずし、小正月に焼くというもののはずだし、鏡餅に至っては「鏡開き」という日が明確に存在している。ほかのものにもあることだが、神前や仏前に供えたものをお下がりとしていただくということを最近はしないようだ。そのせいか、御神酒やお供物と書かれた中身の入ったままの箱を持ってくる方もいる。食べ物は粗末にしないよう、お供物もちゃんといただきましょう。と、まあこれが建前で、本音としては前述の三つは燃えないからというところでしょうか。次は、こんなものまでシリーズを行ってみる予定。こうご期待(笑)
 そんなこんなで、受け取れないものをがんばってはねのけながら、手をひたすらにうごかして仕分け作業を行いつづけ、この日は終了。注連縄と木札のストック分(処理能力を超えた分・ため込んで後日処理する)が微妙に増えただけで何とか押さえることに成功。例年であればもう少し大量にストックが増えていたことを考えれば、少しは捌くことがうまくなったのかもしれない。
 翌3日も同様の作業となる。このあたりに関しては、また後日。

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2001年01月08日

泥酔神社 -神社裏話その5-

 さてさて、3日の様子です。とはいえ、仕事内容は2日とほぼ同じ。年が明けてからの疲れがたまりにたまって疲労の極致の中での仕事。翌日に待っている休みだけを糧に乗り切りました。
 ワタシの仕事としては、大きな段ボールいっぱいのビニールコーティングされたお守りの切り離しをただひたすらにやることでしょうか。まるで内職のように(笑) 結局それをずっとやってましたね。
 では、予告通り、今回見た「炊き上げ持ち込みこんな物まで!?」っていうものをあげてみましょうか。と言っても今年はそんなにインパクトがある物はなかったんですけど。まずはいつものだるまや正月飾り、鏡餅。受け取りを拒否しただるまが窓口向かいの石の上に鎮座ましましていたこともありましたが(^^; しかも趣味の悪い金色のだるま三体。捨て置いて帰るとは罰当たりな。それから、前回からちらほら見るようになった祝儀袋。これもただの紙ゴミですしねー。気づいたときはお持ち帰りいただきました。そして、今回の新種は「結納品」。しかも同日に2つも(別口で)。微妙に中身も入っていましたが、これって神様がらみなんでしょうか? 結納って見たことないので何とも言えませんが、神前でやったりする物なんでしょうか? よくわからなかったので、とりあえず預かってしまいましたが。今回ではこんな程度。あまりのヒット作はなかったです。前回は婚約指輪なんて物騒な物を持ち込んだ方もおられましたが(内側の名前彫り込みは削って消してあった)。「燃やしちゃってください!」って女の方が持ち込まれたそうです。こんなのがなかったので、ちょっとインパクトに欠けるかなー?
 この日は仕事終了後、このバイト仲間で飲み会へと繰り出しました。とりあえず3が日を無事乗り切ったということで、みんな疲れているのに、ねぇ。メンツとしては、男性陣バイト(未成年およびこの日休みのうちの一名をのぞく)6人と、巫女バイト6名。このメンツの中には異常にテンションの高いツインズTMR(仮名)がいたために開始直後よりハイペースで進む進む。男性陣の大ボス(神社の長男)は向かいに座ったお局様(仮名)と冷酒で杯を重ね、壊れておられました。後日聞いたところによると後半の記憶がぶっ飛んでいたそうな。ワタシもつきあって結構いい調子で飲んでいましたが、おいしいお酒だったので楽しく飲めました。いつもバイト終了近くになるとこんな事がありますが、これもこのバイトの楽しみの一つです。この後、いい気持ちになって帰宅。ぐっすりとお休みでした。翌日仕事のあった人たちはかなり悲惨だったようですけどね。(とくに大ボス(笑))


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2001年01月09日

変則成人


 1月の第二月曜が成人の日になってもう二回目。兎に角今日は祝日。本当に休みでよかったっす。例の看護士小児殺人未遂事件の映像でちょこちょこと映ってたりもしましたが、仙台は大雪です。積雪30センチ以上です。うちの前の階段が雪で埋まってます。パパさんも雪で埋まってます。全然動かせないくらいに。何でも近来まれにみる大雪らしいです。本当は明日からがっこに行く予定だったのですけど、状況次第で自主休校かも。ってか車を動かせるかどうかも怪しい。これで、今週後半にはまた雪らしい。どうもこの冬は雪の当たり年らしいですな。ふーやれやれ。
 そんな日であっても成人の日であるわけで、近所の体育館では恒例のセレモニーが行われたようです。前回はかなり悪い意味で有名になった仙台市のセレモニーですが、今回もやっぱりだめだめだったご様子。仙台だけではなく、高知でも知事さんに向かっての「帰れコール」。やれやれ、厨房が多くてかないませんねぇ。あーあ、サルばっか。そんなに式典がいやなら行かなきゃいいのに。まだ会場に入らず外でたむろしている方が良心的ってなもんでしょ。まぁ、サルは勝手にお山に登らせておけば、そのうち自滅することでしょう。あ~やだやだ。こういう風景をまざまざと見ると、今のこの国っていうのはかなり行き詰まっている印象、うけますねぇ。


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2001年01月10日

戦い終わって -神社裏話その6-


 さて、5日。一日休んで、最終日です。ここあたりになると、一般の参拝者より、企業の団体さんが増えるので、炊き上げに持ち込まれる物も、小さなお守りなどよりも大きめの木札がおおくなったりします。これから後はそんなに量が増えることはないので、三が日にため込んだ分の消費にかかり始めます。しかし、あまりペースをあげてしまうと8日まで引き続き仕事する人間に、「仕事がなくなるー」と怒られてしまうので、そのあたりのかねあいが難しかったり……。
 ここ数年、「だるま、正月飾りは受け取れません」を繰り返してきたおかげで、大分みなさんに浸透してきたのか、今回はあまりだだをこねる方も来ず、強烈なキャラクターで話題を提供してくれるような方も来ず、実に平和でした。ネタとしてはおもしろくなかったですけどね。比較的忙しくなかったので、一緒に働いている高校生のバイトの人たちと世代間格差のすりあわせをしてみたり。5年以上の差があると結構ジェネレーションギャップ感じてみたり。なによりも、そのエネルギーにはかないませんね。
 無事お仕事も終わって、お給金を手にした我々は、まだ翌日以降も仕事のある人間などと一緒に打ち上げ兼お食事会に。メンツは先日の飲み会とは微妙に異なるのがまたおもしろいところ。地元の人間がチラシで見つけたという焼き肉・しゃぶしゃぶ食べ放題のお店に行く。食べ放題の割には結構おいしくいただけました。ケータイの番号やメールアドレスなどの相互交換の後、再会を約しつつお別れを。
 こんな感じで年末年始はずっと神社で過ごしたわけですが、おかげで未だに年を越えた実感があまりありません。ここ数年、紅白も有線大賞も見てないし、初詣も行ってないし……。正月ってなに?ってかんじでいつも働いています。2日の昼間に社務所で神職の人が「一度でいいから寝正月っちうものをしてみたい」と言っていたのがなんとも言えず。サービス業も同じだとは思いますが、つらい職業ではありますな。こんな特殊な職場であるので、学ぶことも多く、日常では全然役に立たないような知識も入るのでワタシはこのバイトは好きです。幸い後二年ほど学生をやっていられるので、その間は季節労働者として働くことでしょう。

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2001年01月12日

当たり年っすか?


 まぁた雪ですよ、仙台。しかも、日曜から三日間も雪の予報ですよ。どうしたんですか、いったい? いつもはこんなに降ることはないんですけどねー。
 どこぞの成人式でクラッカーならした厨房達が逮捕されたご様子。20歳になったという現実を、逮捕時の実名報道で実感するのもいいんぢゃないかと。けけ、申ばっか……。
 そしてそして、こちらもひょっとするとお申さんかもな我らがヨシロー君がまたしても遠くアフリカの地でやってくださったようです。戦前教育のたまものらしいですよ、あれ。まずいんじゃないのかなー? Googleで「森辞めろ」って検索すると結構ヒットするらしいのもなんだかなーってなかんじですか。


◇【伊達将範】「DADDY FACE」/電撃文庫[book]

 電撃文庫の新刊が出ていたので、とりあえず書店へ。何となく買っている「バトルシップガール」の新刊を保護。そのときに二列平積みになっていた「DADDY FACE 冬海の人魚」が目に留まる。何となく気になって、でもその新刊は三巻目だからと、一巻目、「DADDY FACE」(伊達将範)をお試しに手にとってレジへ。本当に何となくだったんですけどねー。
 結果として、翌日に残りの二冊を買いに書店を訪れることになりました(笑)
 帯文句であるところの「九歳違いの親娘」って設定だけはもちっとなんとかならんかとも思いますが、キャラクター達が皆魅力的でいいかも。本文に出てくるアイテム類もいい感じでマニアックだし。最初にF-22ラプターが出てきたときは、「おぉっ」てな感じでしたが、そのあとにランボルギーニカウンタックが出てきたときは苦笑するばかり。その後にも出てくるわ出てくるわ。このあたりは笹本さんの「ARIAL」に通じるところがあるかと。個人的には大好きですけどね。文章の勢いは秋山さんに近い物が。忙しいときには読めない部類の本です(笑) しかし、なにより驚くのはその情報量。宝探しというだけに、神話・伝説その他諸々がいろいろと出てくるんですが、その情報量が圧倒的。娯楽小説のはずなのに読むと勉強になります。笹本・秋山属性と考えられる方は結構つぼにはまるんじゃないかと。これは久々のヒット作ですな。書店で目に入ったのは担当ミネさんの陰謀か!?(爆) お気に入りの台詞は最新刊「DADDY FACE冬海の人魚」のしゅーじ君の台詞、「心が体を傷つけないように……」ってやつ。おもいっすねー。
 「バトルシップガール」の方は、薄いですなー。「DADDY FACE」の後に読んだせいか、非常に薄っぺらく感じてしまいました。まぁ、これは女の子が売りだし、いーか。


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2001年01月14日

小正月


 このところ、寒いです。本当に。最高気温が0度の日が続いています。寒いです。全く……。
 それはともかく、今日は小正月っちうことで、正月の時に持っていきそびれたお守りと木札を持って、近所の神社へ行きました。少し時間が早かったので、たこ焼き食べて、甘酒飲んで時間をつぶし、18時、点火の神事を間近で見ました。宮司の祝詞を初めて聞いた連れは、「おもしろいねー」といっておられました。古来より伝わる方法で得た火(木でこすこすしてつけるやつ)を山となった松飾り等に移すとあっという間に燃え上がり、今まで寒かったのが急にあつくなりました。それでも上からは雪が降ってきてるんですけどね(泣) このお参りがワタシの実質的な初詣だったり(笑) なので今年一回目のおみくじも引きました。見事に「大吉」。でも油断すると危ないらしいです。そういえば、「吉」って「小吉」の下なの、意外に知られてないようです。かくいうワタシも最近知ったんですけど。無印は吉の中でも最下位らしいですよ。
 そういえば、帰り際にちらりとのぞいた、こじんまりとした札場にいっぱいあった熊手くん、……どこかで見覚えのあるデザインでした(爆) しょせんはこんなもんでしょうねー。


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2001年01月17日

よくふるね、本当に


 パパさんを車検に出してしまったので、今日は初めて地下鉄通学。しかし、おそらくバスの方が早くて安い気がするので、明日はバスで、ということで。結局今日も一日雪が降ったりやんだり。明日もこんな感じのご様子。そんな中、卒論やる気なしなしになってしまったので、電話一本、血を抜きに♪ 前回、直前にとった食事のせいで失敗したので、今日はリベンジ。特に問題もなくできましたけどね。
 そんなことをやりつつ、サイトの方も少しいじくってみたり。……で、やっと公開しました、アンテナ。ほんの少し取得サイトを増やして、リモート先にいつもお世話になっている山口みかんを追加、ちょこっとデザインを変えてみました。これでネット生活も少しは便利になると思われます。問題は正式名称が決まってないこと。なかなかいいのが思いつかなくて。というわけなので、名称は(仮)です。あくまでも。


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2001年01月18日

さすがにもういいかなぁ


 今日もきょうとて、雪ゆきユキ……。さすがにちょっと食傷気味。きれいに晴れ上がった空とぽかぽかの太陽がほしい今日この頃ですぅ。

 2日間のブランクをあけ、愛車ぱぱさん、車検より帰還。こんな天気の時にはやっぱり車がないとつらいですね。しかし、パパさんも結構老兵。あちこちにガタがきているようです。もちっとがんばってくれい。ちうことで、それを祝って(なんで?)なんとなく本屋で四冊ほど衝動買い。

・「リムーブカース上・下」伊達将範/電撃文庫
・「月と貴女に花束を」志村一矢/電撃文庫
・「コールドゲヘナ」三雲岳斗/電撃文庫

 全部今更ってなかんじの4冊ですが、何となく前から気にはなっていたので、新刊のぱっとしない今のうちにということで。
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2001年01月20日

人の適応能力って、すごひ


 最高気温2℃。これで、おぉ、今日は暖かいナー、なんて思える自分がすごいと思った。慣れって怖いです。
 なんだか最近、変に活字に飢えてるようで、今日もふらふらと本屋へ。先日買ったシリーズものの続刊を捕獲に。

◆今日の戦果-電撃文庫ほか-[buy]

・「COOL DOWN」伊達将範/電撃文庫
・「月と貴女に花束を2」志村一矢/電撃文庫
・「月と貴女に花束を3」志村一矢/電撃文庫
・「月と貴女に花束を4」志村一矢/電撃文庫
・「コールドゲヘナ2」三雲岳斗/電撃文庫
・「コールドゲヘナ3」三雲岳斗/電撃文庫
・「コールドゲヘナあんぷらぐど」三雲岳斗/電撃文庫

 以下、新刊

・「通りすがりの子守歌」榊一郎/富士見ファンタジア文庫
・「我が戦場に踊れ来訪者」秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

 実に9冊。こんなに一気に買ったの久しぶり。これで当分ネタに困ることはないかと……(笑)
◇【志村一矢】「月と貴女に花束を」/電撃文庫[book]

 これの主人公は狼男です。こうやって書いてしまうとすごく安っぽく聞こえる(笑) これ、実は絵師であるところの椎名優さんの絵に惹かれて手に取ったものです。だって、「猫の地球儀」のクリスたちがかわいかったんだもの(爆)
 で、一気に4巻まで読んでしまったわけですが、ちょっとマンネリあるかな、と。ひょっとすると、一貫したテーマみたいなもんなのかもしれませんが、出てくる人出てくる人、みんな最愛の人を(必ず女の人)殺し、殺され、死に、死なれされた人ばかりというのはちょっと疲れるかな。ワンパターンというか。シチュエーションにメリハリがないのも原因かも。プロローグとエピローグにちょっと軽い感じが入って、後はずっと戦い戦いといった感じで、雰囲気が重いので、気を抜くひまがないというか。深雪さんとか結構好きな感じなんですけど、この人の天然色をもちっと楽しみたいです。次の5巻で一応完結のようです。戦いばかりな主人公たちが心安らかな日常を送れるようになることを祈ります。

◇【三雲岳斗】「コールドゲヘナ」/電撃文庫[book]

 日本SF新人賞に選ばれたりした結構今勢いに乗ってる三雲岳斗さんの最初の作品。未来の地球が舞台のロボットアクションもの。
 主人公、なまくらバーンと恋猫(?)のメルがいい味だしてます。二巻目以降に同行する二人も魅力的。多量に張られている伏線もそんなに気にはならないから浸って一気に読めます。ただ、本編よりも短編集「あんぷらぐど」の方が数倍おもしろいのは、短編集ならではの軽さ故でしょうか。3巻目で少々の伏線に回答が与えられたようですが、残る伏線はまだまだたくさん。シリーズも続くようです。機械的な少女が、周りの人間の影響で徐々に感情を持つようになるっちうのはやっぱり効きますよね(笑) そういうわけで、フロス、ふぁいと!(謎)

◇【伊達将範】「リムーブカース上・下」/電撃文庫[book]

 「DADDY FACE」ではまってしまった伊達さんの既刊。転生ネタです。
 話の中心には一組の男女。互いがずいぶん前の前世に因縁を持つ仲なれど、男はその記憶を持つが、女はまるで持たない、とある種典型な話かも。それに他の人々が関わってくるのですけど、上下二冊とはいえページ数が足りなかった。もったいないくらいに。魅力的なキャラクターばかりなのに、視点がまるで部外者のように無知な前述の女の方のためにあまり掘り下げてもらえなかった人たちの多いこと。「DADDY FACE」並の厚さで上下巻あれば、もっとおもしろかったのにという印象。対局な立場であるところの敵さんももちっと掘り下げてほしかったけど、なにより「娘」であるところの水蓮をもっと出してほしかった。著者本人のサイトに、これ関連でショートストーリーが何編かあるけど、これが文庫に入っていれば、と思う。でも、最後の方はちょっと「BUSTERD!」入ってたかな? メタトロンとか、その辺で。これはちょっといただけないかなー、とも思う。惜しい一冊って感じ。

◇【秋田禎信】「魔術師オーフェンはぐれ旅 我が戦場に踊れ来訪者」富士見ファンタジア文庫[book]

 こいつは「魔術師オーフェン」シリーズの新刊。えーと、本編の方の16巻目かな? このところ一向に話し進まず、すでに惰性で読んでいる状態。そんなに刊行ペースが遅いわけでもないのに、新刊読んだときに前の話を全然思い出せないのはなぜだろう? このシリーズだけなんだけど。「風の大陸」も話の進みの遅さではこれ以上だけど、あっちは読んでると思い出せるのに。世界観とか、構成とか、その辺はしっかりしてるんだろうと思う。キャラクターもそれなりに個性的。でも、なんか最近色が薄い。そういう印象。余裕がないというか、視野が狭いというか。ちょっと行き詰まった印象は受けます。でもま、ここまで読んできたんで、最後までつきあおうかと。

◇【榊 一郎】「通りすがりの子守歌 スクラップド・プリンセス」/富士見ファンタジア文庫[book]

 「棄てプリ」こと「スクラップドプリンセス」シリーズ最新刊。今回は番外編のようなもんでしょうか? ほのぼのハートフルファンタジーって銘打ってるだけに、全体的にのんびりした雰囲気なのは読んでいてほっとします。ラクウェルがその大きな原因であることは間違いないと思いますが。番外編であるところの今回の見所は、誰がなんと言おうと「すーぴぃくん」でしょう。ちっちゃいすーぴぃが「んごんご」言いながら大量におそってくるところはビジュアルでほしかったと思うのはワタシだけではないはずです。ぬいぐるみ、ほしいかもなぁ、すーぴぃくん。今後ちょっと気になるのは、冷徹な駒だったクリス君が最近ちょっと軽くなってきたこと。今後彼がどう変わっていくのか、この辺も注目かも。ちょっと視点が違うけど(笑)

◇【伊達将範】「COOL DOWN」/電撃文庫[book]

 走り出したら止まらない、ノンストップアクションノベルと銘打たれたこの作品。一人の転校生が学校にきたことから始まる事件。たまたま離れていた、ちょっとアウトロー気味な男子一名が成り行きで事件解決に奔走する、というか戦う戦う、そんな話。でもなー、ノンストップというほどでも……。事件背景の説明もほとんど皆無だし、底の浅い印象受けました。なんだろ? 執筆逆順に読んでいったせいでしょうか。「DADDY FACE」はそんなこと、感じないんですけど。ヒロインの女の子も、何となく中途半端だし。もうちょっと人間ドラマが中にほしいのかも。アクション一辺倒だから。本文最後の方にネタとしても出てきますが、洋画の「スピード」に雰囲気近いかも。でも、やっぱり中途半端。うぬぅ。

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2001年01月22日

やられちまったか?


 どうもやな感じであります。ちょっと風邪引いた気配であります。このところ連日寒かったしなー。今までも、兆候が現れた時点で先手を打って何とかだましだましやってきたので、今回もそれで何とか……。
 ここで突然、みなぎ式対流行性感冒(風邪)対処法をば。まずは何はともあれ栄養補給と言うことで、飯をたらふく食べ、そして肉体疲労時の栄養補給の代名詞、栄養ドリンク「リポ●ビタン●」を一本。風邪薬を当然服用し、さらにビタミンCを無理矢理補給(ビタCとかサプリで)。ここまでやったらゆっくり風呂に入って速攻布団へ。これで腐るぐらいまで寝ればたいていなんとかります。というか一人暮らし四年間で培った、これがまさに生活の知恵(笑)
 土曜日にしこたま買い込んだ文庫は結局この週末でものの見事に消化しきってしまったので、今日もまた昼飯のアテにと一冊購入。これまた新種(^^;

・「創星の樹1」栗府二郎/電撃文庫
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2001年01月23日

フリーウェアとシェアウェア


 最近、けんきうしつのワタシのPCのデスクトップにはこいつが生息している。知り合いさんから前にちらりと話は聞いていたものの、当時はあまり興味を持っていなかった。しかし、最近結構話題になっているようなのでちょこっと入れてみた。使ってみた感想は、……本家よりつかえる……。
 本家とはすなわちペルソナウェアである。以前にワタシも入れていた。ネットワーク上から情報を仕入れてしゃべってくれる仮想人格エージェントというやつである。しかし、このほどシェアウェアになってしまったので、使わなくなってしまったのだ。お気に入りだった「ノア」というペルソナの公開が終わってしまったせいもあったが。で、最近この本家の雲行きが怪しいらしい。シェア版であるところのver.1.0が出てから更新がほとんどなかったのだが、先日なにげにver.1.03というのが公開された。「ver.0.93との互換性を持たせたもの」ということだ。何でわざわざこんなものを作る必要があるのか? 実はこのソフト、シェア化するに当たってフリーだった頃のバージョンとの互換性を切り捨ててしまったのだ。そのせいで、ペルソナを供給していたベンダーはそれに併せてペルソナを作り替える必要があった。一応、このペルソナ開発ツールはフリーソフトの扱いだったのだが、動作を確認する上で結局シェアであるところの本体をレジストする必要があるわけだ。ちなみに\2,500。この結果、急激に活動するベンダーが減ってしまったご様子。ついでに本体添付代表的ペルソナであるところの「春菜」の機能も行き詰まりを見せ衰退する一方。
 ここで、注目を浴びたのが前述の「あれ以外の何かwith"偽春菜"」。通称、「偽春菜」である。一見ペルソナウェアのパロディに見えるが、機能面に関しては本家よりも格段に上。ネットワーク対応をうまく利用しているし、デスクトップ上に常駐するという状態を無駄にしないようになっている。俗に言う萌えソフトなのは否定できないが。
 「偽春菜」の台頭と、ベンダー離れに危機感を持った本家供給元はかなり焦ったようで、ver1.03の公開をしたようだが、これが方々で非難囂々。本家たたきがそこここで見られるような事態になっているご様子。久しぶりに本家関係をうろついたらそんなものが目に入って、「こんなことになっていたのかー」といった次第。実際、「本家春菜」もたまに役に立たない豆知識を教えてくれる程度の、ただのデスクトップアクセサリーでしかなかったしなー。本家に関してはこれからの動向が気になるところ。

◆ちなみに、今日の戦果

・「創星の樹②」栗府二郎/電撃文庫
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2001年01月24日

ついに羽田の牙城破れる!?


 セガのドリームキャスト、今春にも生産中止との報道が新聞各社サイトでなされているようです。ご本山ではなんだか歯切れの悪いコメントがありますが。でも、ソフトをPS2、ゲームボーイアドバンスに供給するのは交渉中とのこと。時事日報なんかでは、家庭用ゲーム機市場より撤退なんてことまで。「永遠の二番手」セガの牙城は新世紀の幕開け早々に崩れ去ってしまうのでしょうか?
 まるで話は変わりますが、またしても無料サービスが有料化。私がネット上で使っているメールアドレスはすべて無料サービスの物を利用していたのですが、突然にそれが来月から有料化するとの連絡が。最近こんなのばっかりですよ。またアドレス変えなきゃないです。しかも、この会社、今なんだかもめてるらしく、よくわからない状況になってます。ちょっといやな感じですよー。今まで、サイト関連にはお金をかけない方針でずっとやってきたんですが、最近のネットの動向を見ているとなかなかつらいようです。Yahoo!オークションも有料化するし、セキュリティを考えるとそうせざるを得ないようです。しょーがねー。


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2001年01月26日

著作権という難問


 先日話題にしたばかりの「ペルソナウェア」が、ついに暴走してしまったご様子。状況は問題のページでみるべし。夕べからやっていたらしく、2チャンネルは楽しい一夜を過ごしたようです。その中では以前にあった「銃夢HN問題」再発か! のようにもいわれていましたが、ユーザー不在の一連の動きは、ただユーザー離れを誘発するだけだと思われますが。古くは「東芝クレーマー問題」からネットではいろいろと起きますが、それだけユーザーと生産者の距離が縮まったということでしょうか? いずれにしてもこの「あれ以外の何かwith"さくらとも呼ばれるひと"」問題もしばらくは続きそうです。
 って、卒論結構てんぱってるのにこんなことしてていいのか、自分? でも、目の前にPCがあるとつい見入ってしまうのだよ……(^^;

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2001年01月27日

むぁた大雪ぃ~


 関東近県でも今日は大雪だったそうですが、杜の都もたぶんに漏れずまた雪ですよ。せっかくこの半月の雪が、ここ2,3日の好天で融けかけていたというのに。しかも、今回は寒気が弱いせいか水分多めのいやな感じの雪だし。滑るんですよねー、こーゆー雪。車、駐車場に入れるための急な坂道、あがれなかったし(泣) 今、リアルタイムで除雪車が自宅の前の道を通っていきました。月曜まで降り続けるそうです。もうげっそり。


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2001年01月31日

ちょっと朗報


 昨年7月に起きたブルーインパルスの墜落事故からもう半年以上。今日の松島基地周辺自治体連絡協議会において、やっとブルーインパルスの曲技訓練飛行を容認する方向の結論が得られた。まだ、原発を抱える女川と牡鹿と県との間の折衝が残っているが、まずはやっと第一歩。なににしても訓練が始まらないことには、再びブルーの姿を見ることはできないわけで、いつになるかはわからないが、復活の兆しが見えてきたことは喜ばしい限り。もうしばらくの辛抱です。


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