STS-107・コロンビア墜落
土曜の夜からずっとニュースのトップはコロンビア一色です。緊縮財政を続けていたNASAに対する、来年度予算は一転増額、現行3機の改修と、後継機の開発予算に回されるとのこと。その激しいコストカットには以前から問題点も指摘されていただけに、素早い決断だと思います。……つい、これが日本だったら……と考えてしまいますが。
おそらくどんな報道機関よりも専門的に素早く情報を得られる 宇宙作家クラブ(ここを押して)の方で、 コメント(ここを押して)が出されています。全く持って同意な内容です。春から宇宙開発の一端を担う事を考えれば、生半可な気持ちで仕事はできないな、と。
3月のロシア・ソユーズ、12月にヨーロッパ・アリアンV、そして今回のアメリカ・スペースシャトルコロンビア。飛行機事故と同じで、ロケットの事故も続く傾向があるのかもしれません。来月に予定されているH-IIAF#5、とにかく慎重に作業を進めて打ち上げを成功させて、いやな空気を一掃して頂きたいものです。