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2000年07月02日

ふぅ、どきどき


 血も凍るような出来事があった。

 財布を落としたのだ。

 日曜の夜、夕食を食べた後は何となく時間をもてあますので、ぶらりと出かけることがよくある。今日もきょうとて、原付にまたがり、近所の本屋へ。本屋目前の信号でとまったとき、ふとポケットにあるはずの感覚が、ない……(^^; その瞬間、まさに全身から血の気がサーッと。あわてて引き返して、捜索捜索。

 財布の中には考え得るほぼすべてのワタシのIDが入っている。探している最中、どこに紛失届を届ければいいのか、そのことばかり考えていた。免許証、学生証、クレジットカード、キャッシュカード、その他各種カード。あまり現金を持ち歩かない人間だから、そっちの被害はそんなでもないが、カード関係は考えただけでも恐ろしくなった。利便性を考えれば、財布の中にすべて入れて持ち歩くことになるのだが、こういうことがあると、少し考えなくてはいけないかもしれない。

 ちなみに、これらの懸念は現実のものとはならなかった。落としたことに気づいた一つ前の信号の所に、そのまま落ちていた。夜間であり、気づいたのが早かったせいだろう。これが昼間だったら、目も当てられない……。兎に角、捜索中の十数分は本当に悪夢のようであった。

 うん、これからは気をつけよう……。
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2000年07月01日

今年は空梅雨?


 今日は一日むしむしむしむし……。仙台らしからぬ天候でした。普段の夏もこんなにむしむししないモノなんですけどねぇ。しかし、雨少ないですね。このまま梅雨あけたりするんでしょうか? そうするとまた水不足が心配ですけど、早く梅雨が明けてくれると、松島が楽しみになるので、そっちの方がいいかもしれません。なにって、松島基地の航空祭です。ブルーインパルスです。

 一昨年、初めていったときは、ずっと雨模様で、ろくなフライトもなく、おもしろくも何ともなかった航空祭でした。
 去年、少し学習して、早めに行き、何ともきわどい空模様、雲が切れたのをねらっての午前一回目のフライト。午後、これからウォークダウン(フライト前のセレモニーみたいなの)というときになっての突然のスコール(のようなにわか雨)。みんなで屋根の下に避難。ひょっとして中止か……、と思いきや20分もしたらきれいに晴れ上がって、奇跡のような空。そして二回目のフライト。同行者も、喜んでおりました。

 そして今年。どうなることでしょう。航空祭は今月末ですが、東北の梅雨事情から考えるといつもきわどい時期。そして、基地の立地からもなかなか見事な晴天には恵まれにくいという悪条件の中、見られるのでしょうか? 「2000年記念」&「T-4ブルー5周年記念」フライトを。こればっかりはお空に祈るしかありません。
 
 すっかり、飛行機づいてしまったワタシは、おととい、午後に時間があいたので天気も良かったこともあって、ちょっと足を延ばしてドライブへ。目的地は、松島基地。天気がいいから、なんか飛んでるだろう、と甘い気持ちでいったのですけど、3機のヘリが編隊組んで飛んでるのをちらっと見ただけで、飛行機はエプロンに整然と並んでいる練習機を見られただけでした。4時半をすぎると、そのエプロンに駐機してあった機体も、一機、また一機と格納庫に吸い込まれていって、「これじゃ収穫なしかぁ」とあきらめかけたところに、突然の甲高いタービンの音。「ん? エンジンがかかった?」 よくよく見ていると他の練習機とは塗装の違う機体(たぶんT-4だとおもう)がタキシングして滑走路に入った。「飛ぶのかなぁ」と思ってみていると、機体は滑走路の端で止まりスタンディングテイクオフの体勢。「をを!」 エンジンの音が徐々に大きく、響いていく。「ををををっ!」 ヒーン! しかし、エンジン音が小さくなっていく。離陸することなく。そしておもむろに再びタキシングを開始して格納庫前に戻ってしまいました。収穫はこれだけ。エンジン音が聞けたから、良しとしましょうか。また今度、天気のいい日にいってみたいですな。のんびりと。ちょっと遠いけど……。
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2000年06月28日

重い……でも、喉越しすっきり?


 以前に、表紙に惹かれて「おいしいコーヒーの入れ方」なるシリーズを4冊一気に購入、読んだことはここにも書いた。ワタシは新書で買ったのだが、最近、文庫本で再版されているのを知った。何となく悔しい思いをしたモノだが、やっと2巻目が出たばかりだから、それはいい。で、それを見つけた時にこの作者さんの他の本が目に入った。そのときは買わなかったのだけど、先日、久しぶりに一時間ほど電車に揺られる必要が生じたので、ふと思いついて、そのうちの一冊を手に取った。


◇【村山由佳】「天使の卵(エンジェルス・エッグ)」/集英社文庫[book]

 村山由佳さんの「小説すばる」新人賞受賞作品だそうだ。中身はといえば、ばりばりの恋愛小説。でも、その辺にあるような、思わず赤面してしまうような内容でなく、出てくる人物は皆、何かしらの傷を負っていて、その傷故につらい恋を経験するような感じ。重いんですよ、話。でも、読んだ後は、何ともいえない気持ちにさせられてしまうんです。決して気分は悪くありません。のど(心)に突っかかった小骨がとれるような。そんなすっきりした気分になります。何でかよくわかんないんですけど。「天使の卵」は少なくともハッピーエンドではないし、またはっきりと結末が描かれているわけでもない。だけど、なんかこれで十分な感じする。

 一冊読んだ後、他のも読みたくなって、結局本屋へ直行。「君のためにできること」、「もう一度デジャ・ヴ」、「BAD KIDS」と一気に読破。この3冊とも全部、やはり出てくる人物はみんな、何か傷や負い目を持っている。ハッピーエンドもあったけど、結末はやはり言葉足らず。でもなんか、いい。共感しすぎるとちょっと痛いけど。十代、二十代の人間に支持されるのも当然と思えた。なにかしら感じるところがあるだろうから。「恋愛小説」って肩書きがついてしまうと、少し敬遠してしまうけど、ちらっと手に取ってみると少し心に余裕ができる……かもしれない。

 ただ、「おいしいコーヒーの入れ方」に関しては、はっきりと結末まで書いてほしい、というのはワタシ個人の大きな希望です。
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2000年06月20日

その職業に対する適性?!


 今日のバイトは疲れたですぅ。なんでも、厨房さんのミスでご飯が炊けてなかったらしく、オーダーが滞り、結果的に人が裁ききれなくなってしまったわけですな。どうやら数的には普段通りだった臭いんですが、流れが悪かったので、異常に忙しかったのです。こんな時に、非常に精神衛生上良くないのが、短気(もしくは気分屋)の店長。ワタシはこの店長と二人で(日によって違うけど)ホールの担当をしているのだけど、この店長、少し流れが滞るとすぐに機嫌が悪くなる。接客業なのに。ただでさえ聞き取りにくい指示が、不機嫌なせいで早口になってより聞き取りにくい。こっちが聞き返すと、ますます不機嫌になる。典型的な悪循環。しかも、変に人に任せようとする、というか自分が動かないようにする傾向がある。別にすいてるときはいいんですよ。それが人の上に立つ人間の仕事だから。でもねぇ、一人で裁き切れてない仕事をわざわざ任せようとしたって、ねぇ。できないものはできないって……(泣) おかげで、こっちまで不機嫌になっちまって、もう。

 今までのバイトで、ここまで上の人と折り合いがつかないことなかったんですけどね、この人だけはだめですわ。というか、基本的に気分屋は嫌いです、ワタシ。やりようによっては扱いやすいんですけど、基本的に機嫌の悪さを他人にぶつけてきますからねぇ、かなりはた迷惑ですよ、ホントに。こういうのに、動じないのが、ひょっとして接客業に求められる適性、何ですかねぇ……(^^; 愚痴グチになってしまいましたが、まぁ、こんなところで仕事してますよ、ワタシ。でも、来月にはやめちゃる。きっと……(笑)
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2000年06月19日

くー、かっくいぃ


 この間の土曜日は実に久しぶりに、朝早起きして運動してきました。けんきうしつ対抗の野球大会があったんです。ワタシの活躍(?)はともかく、試合は大差で勝利。準決勝に進出です。おかげで、日曜は全身筋肉痛。もう痛い痛い。日頃の運動不足がたたっております。

 そんな体だったので、なにする気も起きず、昨日は久しぶりにビデオなんぞを借りてきてみてました。「Mission Impossible」と「You've got mail」の二本。前者は、ふとみたテレビで二作目の予告をやっていたから(←安直)。後者は、うちの母親がPCさわりたてのころに騒いでいたので何となく気になっていたから。そんなふざけた理由で何となくみてました。「スパイ大作戦」の方は、何となく盛り上がりに欠け、消化不良気味だったけど、トム・クルーズがかっこいいから、それで十分。「メール大作戦」(笑)の方は、典型的な「つごうのいいはなし」ってやつですけど、これまたメグ・ライアンがかわいいからそれで十分。トム・ハンクスもいい味だしてるんだけど。この映画みて、ネットでのやりとりがみんなこんなだとおもう人多かったんだろうなぁ、きっと。変に汚れた部分なんかに詳しかったりすると、ネットでは迂闊なことできないなぁとつくづく思うんですけど、ま、ふつーに過ごしていれば何の問題もないのでしょう。たまに、なにも知らない人がへーきで自分の個人情報をwebページに載せてることもあるそうですけど、変なことに巻き込まれないように、そういうことは控えましょうね。このあたり、IT革命なんかと絡んでくるのかな? 産業だけでなく、早期のネチケット教育ってやつも必要なんでしょうね、今ではもう。文○省なんか、気にもかけてなさそうですけどね(^^;
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2000年06月18日

ルーチン的一週間


 最近の日々。

 月曜日は、昼に起床→3コマ講義→図書館でお勉強の名を借りた睡眠?→集中力が切れたといって帰途につく→と見せかけて古本屋へGO!→22時頃帰宅→ネット徘徊後就寝。
 火曜日は、午前中は講義→図書館で(同上)→けんきうしつへGO!→バイト→帰宅就寝。
 水曜日は、同火曜日。
 木曜日は、一回休み(FREE TIME)。
 金曜日は、2コマ講義→図書館で(以下略)→けんきうしつへGO!→諸々の仕事→帰宅就寝。
 土曜日は、昼に起床→掃除洗濯その他→バイト→帰宅就寝。
 日曜日は、お休み(FREE TIME)。

 こんな感じ。なぜか妙にルーチン的でメリハリがない。デーって感じで気づくと一週間が終わってる。そして手元にはなにも残らず。そんな日々。こんなんでいいのだろうか? よくわからないです。なんか無駄に日々を過ごしている気がする。そんな気だけ。

 うーん、ゴミ更新。
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2000年06月08日

「機甲都市 伯林」川上稔


 前の話題、過去ログみてたら、同じ事書いてましたな。わー、成長していないワタシ(笑)

 今月の文庫の新刊で購入予定だった一冊。最近のお気に入りである川上稔氏の新刊、「機甲都市 伯林 パンツァーポリス1937」を発見したので、即保護。直ちに読破。以下、感想。


◇【川上 稔】「機甲都市 伯林 パンツァーポリス1937」/電撃文庫[book]

 著者本人曰く、「都市シリーズ二期目開始。初心者にもわかる都市シリーズ」とのことだったんですけど、ワタシにはわかりにくかったです。「格闘ゲームやシューティングゲームののり」ということらしいのですけど、勢いだけで、どうも状況が今ひとつ飲み込めず、またイメージもほとんどわかなかったのです。勢いに任せて、しっかりと文章が追えてなかったのかもしれません。理解するには、二度三度読み返さないといけないみたいです。最初から最後までまさに「疾風のごとく」過ぎ去ってしまって、後にはなにも残らずな感じ。次も伯林らしいので、それがでる頃にもう一度読み返すことにしましょう。

 じつは、これを発見したのは別の本を買いに本屋に行った副産物で、本来の目的であるところの1シリーズの真ん中で読んだせいで、よけいにわかりにくかったのかもしれません。だって、話も文体も全然違うモノなんだもの……。


◇【茅田砂胡】「デルフィニア戦記」/中央公論新社Cノベルスファンタジア[book]

 このところ、毎日のように本屋に通っては、馬鹿のように夏目さんをつぎ込んでしまったのは、すべてこのシリーズに手を出してしまったせいである。高校の頃からだから、実は始まった頃からなのか……、そのころから気にはなっていたモノの、表紙の絵柄から対象がワタシとは異なる事を感じ、手をつけずにいたのだけど、書評サイトでの評価数とそのべた褒めな様子から、思わず古本屋を巡って、一巻目を調達。とりあえず、読んでみて、モノの見事にはまってしまった。その後、続刊を仕入れるべく、古本屋を徘徊したが、発見できず、断腸の思いで新品を購入することに。新書版だから高いのにもかかわらず、全18巻。結局一週間で全巻購入、読破してしまいました。まったく、懐の寒いこと寒いこと。というわけで、以下感想。

 このシリーズのなによりの魅力は、主人公およびヒロイン(っちうのか?)、そしてそれを取り巻く人々のやりとりでしょう。ぽんぽんと繰り出されるそのせりふの群からは、どんなにつらい場面でも思わず笑いがこぼれ、そのキャラクターが妙に身近に感じられます。実際にいたら、迷惑千万な連中ですが、人間的な魅力は非常に大きいです。きっと、ふつうに考えればネタ的に大河ロマンとかいわれるような話なのですが、誰もがどたばたコメディーと評することでしょう。なかでも、物語の中心におかれる各独身男性陣の嫁取り物語は、抱腹絶倒ですね。笑いの連続。いろんな個性のキャラクターがでてくるから、きっと一人はお気に入りができるであろう、貴重な小説かもしれません。人気がでるのも頷けます。話としては、生まれに難ありな王様が、何とか王位についてそのあと近隣の二大国と一進一退の合戦をくりかえし……、みたいなシリアスな話なのに、全体を通してみてもそんな雰囲気はほんの少しで、基本的には皮肉の応酬、どつきあい、そんなかんじ。懐に余裕があったら、手に取ってみるとよいでしょう。お気に入りなキャラクター、一人あげるのは、ワタシには無理ですね。みんなお気に入りですよ。
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2000年06月04日

せんきょ・センキョ・占拠?(おちなし)


 最近、一週間の過ぎるのが変に早い。一日の大半を寝て過ごしてしまうからなのだろうか?(笑)

 こーゆーこと書いてると、「あぶねーやつ」になってしまうのだけど、まぁ、ネット上のことだからということで……(ネット上だからかえって悪い……か?)。今日もきょうとておしごとおしごと、というわけでなぁんちゃってアルバイターをやっていたのですが、バイト先では常にテレビがついてるわけです。で、ふつーにCMとかが流れるわけです。普段は気にもとめないんですが、なまじ画面を注視しているわけではないので、ふとした拍子に耳に入ってくる言葉が気になることがあります。何かっていうと、最近声高に叫ばれるようになった「環境問題」ってやつですよ。みんなそれなりに危機感持ってるから、この言葉に弱いんですな。企業もその辺しっかりわかってるから使うわけですよ、CMに。「ちきうにヤサシイ」ってフレーズを。もう、なにさま、なにさま!!っていう気に、なりません? なりませんね、ふつー。なんか、ワタシにはこの言葉、ひどくえっらそうに聞こえるんです。ここまで食いつぶしてきた惑星に対して、「~にヤサシイ」だって。他にもありますな、コーユーのは。「かけがえのないちきう」とか「うちうせんちきうごう」とか(しかし、この辺はまだ許せるか……)。もちっと謙虚になるとか、もしくは完全に開き直ってしまうとか、なんかやりようありそうな気もするんですけど。いや、別にちきうを大事にしないとかそーゆーことじゃなく、この場合、大事にしたいのは「地球」という惑星ではなく、「人類が生存可能、もしくは快適に暮らせる環境」ってことでしょう? どうも、「生態系の頂点にいるんだぞぉ、へへん!!」っていう雰囲気がひしひしと伝わってくるんですよねぇ。きっと、どんなに環境破壊が進もうとも、どんなに人類が馬鹿なことしようとも、「地球」にとっては蚊に刺されるようなモノなんでしょうね。そのうち蚊取り線香でもたかれて、追い出されたりして……(笑) ちょろっと、そんなことも考えてみたり……。

 そーいや、今月末、占拠……、イヤ違う(違ってないかもね、ひょっとすると)、選挙ありますね。どーしよー。一応選挙権を持つ身としては、今回は行かないとまずそーだし。でも、どの政党も違いがわからないし、目先のことしかいわないし。どーしよーねー。

 蛇足ですが、別にワタシ、偏った所に所属してるわけではもないことを、断っておきます。ただの一介の天の邪鬼と思ってくださいませませ(笑)
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2000年05月31日

うひょーはずかしー


 久々の更新ですな。最近、生活が一定のルーチンに陥る傾向にあるので、特に何かネタになるようなこともなくすぎていくので、どうも更新が滞りがち。いいことなのか、悪いことなのか……。はてさて。
 今日、小雨の降る中お仕事に向かうべく歩いていると、ふと目に入ったパン屋の扉にあった文字。「てずくりパン屋 ○○」。うひょー、ハズカシー。「てずくり」だって、「てずくり」。それも手書きならまだ救いようもあったかもしれないけど、しっかりとマーキングされているではないですか。頼まれた業者の人は不思議に思わなかったんでしょうかねぇ。ひょっとすると、お店側としてみれば、ほんのユーモアくらいのつもりかもしれないけど、これはいただけないでしょう。気づいてすらいないなら、これはもう救えないですな(笑)


◇【茅田砂胡】「レディガンナーの冒険」/角川スニーカー文庫[book]

 何となく、前から気になっていたのだけど、手を出さなかった文庫。気が向いたので購入してみました。「レディガンナーの冒険」(角川スニーカー文庫)。著者の茅田砂胡氏は、「デルフィニア戦記」という新書のシリーズの方で有名な人。その本の存在は、ずいぶん昔から知ってはいたものの、何となく雰囲気が少女様向けだったので、手に取ったことはなかったのですけど、こちらの方は、文庫、角川スニーカーということもあって、とりあえず読んでみることにしました。

 世界観はふつうのファンタジーなのだけど、どうも生態系が入り組んでいるご様子。亜人種がしこたま出てきます。その辺の社会問題を絡めつつ、結構濃いキャラクターたちが暴れておりました。キャラクターの端々に少女様向け表現が見受けられるのが少しつらいところですが、なかなかに魅力的な連中という印象。ただ、ドラゴンくんの登場のさせ方は、ちょっと安易な気も……。しかし、話全体の勢いが良いので、一気に読めてしまいました。主人公のキャサリン嬢はこれからもいろいろとやってくれそうな感じなので、是非是非続編を望みます。今度は、噂の「デルフィニア戦記」に手を出してみようかとも思っているのですが、新書のくせに18巻まであって、しかも読み出すと止まらないと言う話がそこら中にあるので、少し後込みしてしまいますな。
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2000年05月17日

ワタシは活字ちゅーどく


 ワタシは活字ちゅーどくである。活字に飢えると、中毒症状が出て死んでしまうのである。……嘘である。それはともかく、実際、無性に活字が読みたくなるときがある。といっても、せいぜい俗に言うYA系しか読まないのだけど。そんな症状に、この週の始めに襲われた。こうなると、もうだめなのでとりあえず、近くの某フランチャイズな古本屋に向かった。最近は、こういうお店が増えたのでワタシのような人間には、非常にありがたい。いっそのこと、マンガ喫茶でなく、文庫喫茶があれば、喜んでいくのだけど……。また、横道にそれましたな。とにかくそこで仕入れたのが、「五霊闘士オーキ伝」(電撃文庫)。全5巻を二日に分けて購入。即読破。というわけで、感想いってみましょうか。


◇【土門弘幸】「五霊闘士オーキ伝」/電撃文庫[book]

「闇能路、かっこよすぎですぅぅぅ!」

 って感じでした。敵さんのかっこよさに涙したのは、これが初めてではないでしょうか。全体を通してみると、ふと頭に浮かぶのが「天地無用!」。どうしても、「護領虹」と「光鷹翼」が重なるし、宇宙艦隊戦も雰囲気が似ている。しかし、この印象が大きくなるのは後半で、前半、特に一巻目はそういうこともなく、さすが大賞作品なのかもしれません。全五巻というのが長すぎたのかもしれないですね。あとは、小難しい漢字が多くて、その辺全部読み飛ばしました(^^; この辺はちょっといただけないかも。まあ、なんのかんのいってみたものの、たくさん出てくるキャラクターみんなが魅力的なのと、挿し絵師よしみるさんの絵のかわいさで、十分でしょう。っていうか、挿し絵がよしみるさんだから買ってみた、というのがホントのところでして(^^; 全体としてみると、「あたり」な作品ではないですね……。
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2000年05月13日

どーも最近、寝ても寝ても……


 どーも最近、寝ても寝ても疲れがとれない。やはり、ディスプレー仕事は目の疲労が大きいらしい。しかし、こればっかりはどーにもならんですな。というわけで、今日も活動を開始したのは結局午後になってから(^^; 昨日、チャットの方で出回っているという情報を得ていたので、起き抜け一番に本屋に向かう。

 回収したのは、「スレイヤーズ15 デモン・スレイヤーズ」(富士見ファンタジア文庫)、「ゴーストエリアQ」(ソノラマ文庫)の二冊。ついでに買ったテイクアウトのジャンクフードを食べながら、とりあえずスレイヤーズ読了。以下、感想。


◇【神坂 一】「スレイヤーズ15 デモン・スレイヤーズ」/富士見ファンタジア文庫[book]

 やっときたきた最終巻、なわけでして。一応の結末ということですが、何となく後半にきて急激に規模が小さくなってしまった感がある。なんか、無理矢理終わらせたみたい。某謎の神官君は、とってつけたようにでてくるし、残り物の腹心お二方も、あれじゃ脇役だ。うーん、消化不良。後はすぺしゃると、ひょっとすると外伝、という話だけど、個人的には放っておかれた氷付けの魔王と、腹心二人をなんとかするべく第三部をやっていただきたいところ。とか文句ばかりたれてはみましたが、ちょっと涙したのも事実でして(笑) 主役お二人には、とりあえずのお疲れさま、ということで。あんまり感想になってないですね。ま、いいか。
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2000年05月12日

ゆめおち?ゆめおち?


 夢を見た。

 時はおそらく夕暮れ時。場所は、実家の近所。妹ともに、親戚のうちからの帰り道のこと(ワタシの妹はいない、ちなみに)、ワタシは徒歩で、妹は原付で自宅へ向かっていた。妹は疲れているのか、酔っぱらっているのか、非常にふらふらと原付を操っていた。それを見かねたワタシは一声かけたのだが、時すでに遅く、妹は派手にカードレールにつっこみ、見事に空中で前転一回。苦笑いしながらワタシはそばに駆け寄る。もちろん(この辺が夢らしい)怪我一つなく、妹も照れくさそうに笑う。しかし、そんな運転をするような人間を、これ以上原付に乗せるわけにもいかず、ワタシが代わりに乗ることにした。いざ乗ろうと原付に向かうと、それはいつの間にか黒い250ccの中型バイクに化けていた。なにを不思議に思うことなく、ワタシはバイクにまたがり、後ろに妹を乗せ、一度、二度ギアの入りを確認した後、「安全運転」で自宅へ向かう(中型免許なし、ちなみに)。特にトラブルにあうこともなく(たいした距離でもない。五分くらい)自宅前の上り坂の手前にきたのだが、そこには多数の警官がおり、なにやら作業をしていた。「どうも事故らしいなぁ。ここ、多いな」などといいながら、仕方ないのでここは迂回し、もう一本の坂から上ろうとするが、まさにその瞬間、後ろから来た警官三人に呼び止められる。「すみません、ちょっとお話を……」と。「こいつぁ、ぴんちだ」と聞こえない振りして上ろうとするが、突然バイクの前輪が浮き今度は見事に後転一回。そのとき、どこからともなく免許がひらひらと。ぱし、と手に取ったのはなぜか警官やってる母親の姿。「あらあら、無免許、二人乗りねぇ。」 偉くにこやかに、のんびりといわれ、がくっと落ちるワタシの頭。その目の前にひらひらと赤切符が舞い落ちる。そこには、「罰金10万5千円」の文字。「そんなぁ、免停で、罰金十万んんん!」 と思って目が覚めた。

 本当に夢落ちで良かったと思った。

 ニコマの授業、遅刻でした、ちなみに。
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2000年05月09日

なんだか最近騒がしい!?


 ウイルス騒ぎがあったり、未成年者の異常事件とか、シューキョー語った詐欺事件とか、どうも最近世間が騒がしいですね。ひょっとすると、これくらい日常茶飯事なのかもしれませんけど。

 ワタシの所属しているけんきうぢょでは、今回のウイルス騒ぎをきっかけに、所内に対するウイルス警報の発令の仕方でもめているご様子。希望としては、所員全員にメールとかで連絡したいところだけど、チェーンメール化する危険性があるからいやなのだそうだ。そんなことする人間はきっと、ウイルス入りのメールもチェーンメールにしてしまうのだろう、と密かに思ってしまったワタシ。そもそも、コンピュータウイルスなんてモノは、メールの添付ファイルを開かなければ感染するモノでもないし、見知らぬ所からきた添付つきファイルを何の疑問も抱かずに開き、実行するような人間は、ネットにふれるな! とかも思ってしまうワタシ。うーん、カゲキ♪ でも、ネット上でのトラブルなんて、基本的に自己責任、自己防衛だから、それくらい勉強しないとだめでしょう。でもきっと、いつまでたっても「コンピュータウイルスにうちの息子は感染したりしませんか?」なんて病院に問い合わせてしまうオバカさんは、なくならないんでしょうねぇ。

 最低限の防衛策として、メールソフトに某OSの標準メーラーを使うのだけはやめましょう。できれば、某OSの標準ブラウザも。だいたい標的になるのはその辺ですから。
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2000年05月07日

殺伐とした黄金週間。


 誰が最初に言ったんだか、「黄金週間」なんて。今年はなんだか殺伐とした話題ばかりで、もう……。こんな所でもふと、「世紀末」を実感してみたり。やっぱりどっかにひずみがでてるんでしょーねー。

 というわけで、ほぼ9連休だった「黄金週間」も明日で終わりです。しかし、有意義に過ごしたのは、一日だけだったような気もする、なんともいえない休みでしたな。緊縮財政をひいているというのに、なんとなくゲームを買ってみたり。「パワードール4」。リアルタイム戦術シミュレーションって言うのでしょうか。要は、兵器でドンパチするゲームなんですが。前作はバランスが今ひとつだったおかげで、意外にさくさく進んだのですが、今回はそうもいかず。MISSION2で早くも苦戦。侮れず。まあ、結構システム的にバランスよくなったみたいなので、リロードを繰り返しながら、ちまちまとやってます。この休み、乗り越えてガッコにちゃんと通うのか、ちょっと自信なかったり(笑)
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2000年05月02日

きんちょーきんちょー

 今日、明日とどうやら空模様はあれ放題のご様子。せっかくの連休なのに、お出かけする人はご愁傷様です。これといってお出かけの予定のないワタシには、あまり関係のない話ですが(泣)
 今日、これからバイト初日のおつとめにいきます。接客業というのは初めてなので、今から緊張しまくりです。メニューの料金とか全然覚えていないのに、何とかなるんでしょうか? 本当に、不安でたまらんです。

 昨日は、月初めだったのですが、いきませんでしたな、映画。密かに映画の日は毎月一本映画を見ようとか、先月あたり誓っていたのですが、なかなかどうして、意志薄弱(^^; 来月は、見に行く余裕があったら、いきましょう。見たい映画はいくつかあるこたあるんですけどね。

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